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狼と香辛料(ⅩⅦ) の商品レビュー

4.2

48件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

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2024/10/13

経済を扱ったラノベとして一世を風靡した「狼と香辛料」が15年ぶりにアニメ化されると聞いた時、驚きとともに「最初からやり直すのかあ…」と軽い失望を覚えました。元のキャストを維持した以上、あの名作の続きをぜひ観たかったものです。 そんな若干残念なアニメ化にも利点があって、久しく新刊...

経済を扱ったラノベとして一世を風靡した「狼と香辛料」が15年ぶりにアニメ化されると聞いた時、驚きとともに「最初からやり直すのかあ…」と軽い失望を覚えました。元のキャストを維持した以上、あの名作の続きをぜひ観たかったものです。 そんな若干残念なアニメ化にも利点があって、久しく新刊書店で見かけていなかった原作が再びずらりと並ぶようになりました。おかげで、本当に長い間入手できていなかった本編ラストの17巻を、やっと読む事ができました。 本巻自体はタイトルに明示されているようにエピローグでしかないのですが、何せ自分が1巻を読んだのは最初のアニメ開始とほぼ同時期。ちびちびと、本当にスローな読書ペースでしたが、ついにここまで来たかあ、と感じ入るものがありました。ラスト数ページと最後のイラスト。もうこれだけで十分です。お腹いっぱい。長い間ハラハラしたりニヤニヤしたり、本当に楽しませて頂きました。ありがとうございました。 …って、原作まだ続いているのですけどね(笑)

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2022/09/11

作者の趣味と愛が詰まった書き下ろしを収録した、短篇集。 今までの総決算ということだが、話自体は前巻で完結しているので、蛇足ととれなくもない。だが、こういう話は嫌いではない。

Posted byブクログ

2022/04/03

パートナーとこういう結末を迎えたいと思える本。本書は、長い物語のシリーズのエピローグ。主人公:ロレンスとヒロイン:ホロの幸せな様子を読むことができる。登場人物全員がとても良い人たちで、世界の美しさを教えてもらえたような気がした。

Posted byブクログ

2021/12/26

この巻で、本編ストーリーはひとまずの締めくくりとなります。 今回は短編集で、ロレンスとホロがニョッヒラで温泉宿を開くことになり、ホロはこれまで作品中に登場した女性キャラクターたちをお祝いの席に呼びます。他方、そんなホロの意図がわからないロレンスは、疑心暗鬼に駆られることになりま...

この巻で、本編ストーリーはひとまずの締めくくりとなります。 今回は短編集で、ロレンスとホロがニョッヒラで温泉宿を開くことになり、ホロはこれまで作品中に登場した女性キャラクターたちをお祝いの席に呼びます。他方、そんなホロの意図がわからないロレンスは、疑心暗鬼に駆られることになります。 そのほか、ロレンスが長年にわたって砦を守る任務を遂行してきた老騎士と出会う話や、ロレンスとホロのケンカをコルの視点からえがいた話、そして旅の途中で立ち寄った村の人びとに、旅先のエピソードを語ることを求められる話などが収録されています。

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2021/11/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第一部完。経済学の話と、恋愛的な駆け引き(会話のみ)の話の融合。経済学部分はよく練られていて、毎回こういう展開に持ってゆくのか、という感想。一方、恋愛の駆け引きの方は私はロレンス以下で、全然ついていけなかった。。。

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2019/07/15

【内容】 ・大団円の後日談。 ・短編集。 ・ロレンスたちと縁のあった女たちが集う。 ・ロレンスが開く湯屋の祝宴はどうなる? ・ホロの意図は? ・その他。 【感想】 「Epilogue」の2編は前の巻のラストにしてくれたらよかったかも?あとの作品は読者サービスかな。

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2019/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エピローグと短編集。 短編集の後にエピローグが欲しかった。 ホロとともにであった5人の女性たちが合流して、会いに来るまでの話。 会話は色々盛り上がったのだろう。 女司祭のエルサさんは相棒を連れてこなくてよかったのかね。 ロレンスとホロ側は幸せであり続けられているようで何より。 コルの挿絵ははじめの頃よりかは成長性ているけど、それでも線が細すぎて女の子のようじゃないかね。 続編も出ているようで、未読だけどそっちでも幸せであり続けているのだろうと思う。 その他の短編集も悪くはなかったけども、 Epilogueの後に読むのは少し蛇足な感じがしたかな。 続きは多分読まないかなー。

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2016/12/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 後日譚が中心の短編集。  「ロレンス親衛隊」のロレンス評が楽しい。のんびりとした抜け作で、人の心の機微に疎い鈍感野郎なのに、大事なところでの決断力と行動力に魅かれる(大抵はホロ絡みだが)といったところか。

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2016/03/29

エピローグのふさわしいストーリーがいっぱいでした。 素敵に狼と香辛料の世界の幕を閉じた作者さんに拍手!

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2016/01/20

ついにシリーズ読み終わり!この巻はまさにepilogueという感じだったので、お話の面白さというよりはほっこりな感じでした。シリーズ自体は、ご本人もおっしゃってた気がしますが、ファンタジーなのに現実的でシビアというか……よく主人公たちが痛い思いをするというか、それが面白かったです...

ついにシリーズ読み終わり!この巻はまさにepilogueという感じだったので、お話の面白さというよりはほっこりな感じでした。シリーズ自体は、ご本人もおっしゃってた気がしますが、ファンタジーなのに現実的でシビアというか……よく主人公たちが痛い思いをするというか、それが面白かったです。キャラの内面も、情に厚くて好きな相手のためならどんなことも躊躇わず簡単にやってしまう、わけではないからこそとても人間らしくて、でもだからこそ、躊躇ったり怖がったりしながらも勇気を振り絞って行動したときが尊いのだなあとぐっときました。

Posted byブクログ