1,800円以上の注文で送料無料

ちょいな人々 の商品レビュー

3.5

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    5

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    25

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/10/26

久しぶりの萩原作品。今回は「ちょっとぉ!」な人達の観念や価値観で自分が混迷する様子をコミカルに、あるいはシニカルに描いた短編集。中でも『いじめ電話相談室』は、いじめをカウンセリングする主人公自身がいじめに遭う事で、いじめを発生させる現代の日本の歪んだ社会構造そのものを端的に書き出...

久しぶりの萩原作品。今回は「ちょっとぉ!」な人達の観念や価値観で自分が混迷する様子をコミカルに、あるいはシニカルに描いた短編集。中でも『いじめ電話相談室』は、いじめをカウンセリングする主人公自身がいじめに遭う事で、いじめを発生させる現代の日本の歪んだ社会構造そのものを端的に書き出した手腕はさすがです。『犬猫語完全翻訳機』は人間のペットに対するエゴ丸出しな様は前出の『さよならバースディ』に通ずるテーマですが笑える分だけ、読了感は冷笑的でエグい。今回は笑いと冷笑のバランスが実に見事。読んでいて飽きが来ません。

Posted byブクログ

2013/07/13

表紙に惹かれて購入。 トラとウサギ?どんなお話なんだろう? 読みきって納得。 トラとウサギが手を繋いでいるところには思わず頬が緩む。 荻原氏には珍しい(?)7つの短編集。 中でも私のお気に入りは ちょいすぎるというかチョロすぎるリーマンおっさんが何故だか痛可愛く思える「ちょい...

表紙に惹かれて購入。 トラとウサギ?どんなお話なんだろう? 読みきって納得。 トラとウサギが手を繋いでいるところには思わず頬が緩む。 荻原氏には珍しい(?)7つの短編集。 中でも私のお気に入りは ちょいすぎるというかチョロすぎるリーマンおっさんが何故だか痛可愛く思える「ちょいな人々」と、こんな人が私の近くにもいたらなあと思える「いじめ電話相談室」。 実家へ帰省する電車内でスラスラ読めちゃいました。

Posted byブクログ

2013/06/09

突然の社内「カジュアルフライデー」に戸惑いつつも、若い女子社員におだてられて「ちょいワル」を目指しちゃう 中年サラリーマン、とか、 おもちゃ会社が開発した「犬猫語完全翻訳機」を愛犬、愛猫に取り付けたら・・・、とか どこにでもありそうな話や、こんなことがあったら面白いだろう...

突然の社内「カジュアルフライデー」に戸惑いつつも、若い女子社員におだてられて「ちょいワル」を目指しちゃう 中年サラリーマン、とか、 おもちゃ会社が開発した「犬猫語完全翻訳機」を愛犬、愛猫に取り付けたら・・・、とか どこにでもありそうな話や、こんなことがあったら面白いだろうな~ という話など、7つの短編集。 良くも悪くも、毒にも薬にもならない本。笑 深く考えずに楽しめました

Posted byブクログ

2013/03/17

日常のちょいな話達。 小説だから非日常でもありえない設定でも全く構わないけど 日常を笑わせてくれる荻原さんはやっぱりいいな。

Posted byブクログ

2013/02/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

決して大げさに、面白おかしくしているわけでなく、 隣にいる、または自分、そんな人々の話し。 いやあ、笑っているけど、笑えない、そんな短篇集でした。

Posted byブクログ

2012/11/06

「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く表題作、奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった… 「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される人々を描くユーモア短篇...

「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く表題作、奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と「正直メール」阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった… 「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される人々を描くユーモア短篇集。 「いじめ電話相談室」がスカッと気持ちよかった。 「ちょいな人々」 突然のカジュアル・フライデーに翻弄されるサラリーマン 「ガーデンウォーズ」 ガーデニングにハマり、隣の老人とトラブる主婦 「占い師の悪運」 当たらないのに、うっかり流行ってしまった三流占い師 「いじめの電話相談室」 「100%解決します」いじめ電話相談室の相談員 「犬猫完全翻訳機」 もし、ペットの心の声が聞こえたら?と思う飼い主 「正直メール」 ホンネじゃないメールのやり取りに疲れた女子高校生 「くたばれ、タイガーズ」 義理の父(予定)が巨人ファンだった筋金入りの阪神ファン

Posted byブクログ

2012/08/01

ちょっとイタイ人達を描いた7つの短編。ユーモアあふれるお話ばかり、気軽に読めて面白かった…たまにはこんなのもいい。

Posted byブクログ

2012/07/31

最近で一番驚いたことかもしれない。 大好きな作家さん、と言えるレベルだと思っていた 荻原浩なのに今回、作品がすごく、読みづらかった!! なんだろうあれあれあれれ? と、しばし混乱。あんなに大好きだったのに。 ママの狙撃銃、コールドゲーム、噂、押し入れのちよ、ハードボイルド・エ...

最近で一番驚いたことかもしれない。 大好きな作家さん、と言えるレベルだと思っていた 荻原浩なのに今回、作品がすごく、読みづらかった!! なんだろうあれあれあれれ? と、しばし混乱。あんなに大好きだったのに。 ママの狙撃銃、コールドゲーム、噂、押し入れのちよ、ハードボイルド・エッグ、 なかよし小鳩組、誘拐ラプソディー、神様から一言。 いやーんどうしよう、好きな作家さんの作品がこんなにも嫌んなってる。 作風がガッツリ変わったわ、あなたも変わってしまったのねもうお別れよふっ‥ だったら仕方ない。最近の伊坂作品へのあたしの気持ちはまさにコレ。 でも、荻原作品のこれは、そうじゃない。 言ってみれば、昨日まであんなに大好きだったカレ(ハート)が、 いきなり嫌になってしまったみたい。 穏やかで優しい、が、優柔不断でなよなよしい、 人当たりが良くておしゃれ、が、八方美人のナルシスト、 と、こっちの評価ががらりと変わったごとし。 あたしの好きだった荻原節は健在なのに、 あたしの気持ちがそれを、受け容れてない。 いつの間に壊れたんだあたしのレセプター。 いつもの軽妙な言い回しも今のあたしにはノイズに聞こえる。 特に最初の「ちょいな人々」がもう、最悪。 なんかオッサンの独白が痛くてキモイ。 どうしちゃったんだあたし???? 犬猫語完全翻訳機・正直メールはもう、筒井康隆作品に見えて仕方なく、 あやうく途中で脱落しそうだった。 最後の最後、もう息も絶え絶えにたどり着いた「くたばれ、タイガース」だけ、 ようやく少し、好きになれたけど。

Posted byブクログ

2012/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

表紙にひとめぼれして購入。 何となく結末が分かってしまう7つの短編集だったが、 その結末が早く知りたくて一気に読破しました。 電車や喫茶店といった公共の場で読みながら 思わずニマニマしてしまったシュールな笑い。 ・ちょいな人々 ・ガーデンウォーズ ・占い師の悪運 ・いじめ電話相談室 ・犬猫語完全翻訳機 ・正直メール ・くたばれタイガース これが笑えるのは「ちょいな人」だけだと思います

Posted byブクログ

2012/05/10

面白かった。 「ふふ」と笑える一文が盛り込まれていて、すごく温かい気持ちになれる。 どれもこれも後味良く終わるところも最高! 作者は素晴らしい感性をもっているなぁと思います。 荻原さんの別の作品も是非、読んでみようと思います。

Posted byブクログ