蕎麦屋の系図 の商品レビュー
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[ 内容 ] そばは江戸食を代表する粋な食べ物であり、その伝統は江戸前と呼ばれるうなぎや握りずし、天ぷらよりもはるかに長い。 幕末頃、江戸のそば屋の数は四〇〇〇軒近くまで膨れあがったといわれる。 本書では、江戸・明治・大正から連綿と受け継がれる老舗そば屋の系譜を辿り、江戸以来のそば屋の伝統を顧みる。 [ 目次 ] 第1章 そばの文化史 第2章 「砂場」の系図 第3章 「更科」の系図 第4章 「薮」の系図 第5章 「東家」の系図 第6章 「一茶庵」の系図 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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蕎麦が好きなので、読んでみた。 砂場、更科、藪が、名門の系列であることは知っていたけど、 一茶庵も、名門の系列になるとはしらなかった。 これを参考に、行ったことのない蕎麦屋に行ってみようと思います。
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「蕎麦屋の系図」というタイトルから、老舗の蕎麦屋を並べて語られているものかと思えばそれはもちろんですが、 著者が「時代が移れば必ず新規の趣向が顔を出す。その事情はそば屋においてもいささかも変わらない」と肯定してその一端も紹介しています。 蕎麦の文化から主な蕎麦屋の系列の説明、ニュ...
「蕎麦屋の系図」というタイトルから、老舗の蕎麦屋を並べて語られているものかと思えばそれはもちろんですが、 著者が「時代が移れば必ず新規の趣向が顔を出す。その事情はそば屋においてもいささかも変わらない」と肯定してその一端も紹介しています。 蕎麦の文化から主な蕎麦屋の系列の説明、ニューウェーブの蕎麦屋?といった現在の趣向の意見まで、蕎麦全般についてあまり深入りせずに、簡単に見るにはコンパクトで読みやすいと思います。
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