八月からの手紙 の商品レビュー
ひとりの男を絶望から救ったのは野球だった。 野球が希望の光だった。 野球と戦争と人種を越えた友情。 構想十年。 著者、渾身の一作。
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世界の傍流にあった黒人と日系人の友情物語。野球に国境などない。戦争に翻弄された二人の男が、野球を通じて心を通わせあう。人種を超えて認め合うスポーツの素晴らしさを感じることができた。
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第二次世界大戦を挟んだメジャーリーグとニグロリーグと日本のプロ野球。実話ベースのフィクション。時代に翻弄され、時代に泣かされた、たくさんの人たちの思いが今の地代を築いているんだと思わせられる。
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日系2世の野球選手と黒人プレイヤーの間にあった実際の話に基づいた話 野球には興味があまりないので、最初は仕方なく読んでいたが、後半は感動。そんな事があったんだぁという感想
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この作者のスポーツ物は面白い!戦前、戦後の野球物だがどこまでフィクションで、ノンフィクションなのか… 2013.5.21
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普通に面白かった。テーマとか好きじゃないけど、ぐいぐい読めた。久しぶりに読む分にはこういうのもアリなんだな、と思う。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前から読みたかった堂場瞬一の「八月からの手紙」を図書館で借りて読了しました。 この作品は著者の得意なスポーツもの、野球を題材とした作品ですが、舞台が第二次大戦中のアメリカ、大戦後の日本で、実在したアメリカでの日系人強制収容所や人種差別により実力がありながら大リーグでプレーできなかった黒人たちの野球リーグ「ニグロリーグ」、日本のプロ野球が2リーグに分裂する前に1年だけ存在した「国民野球リーグ」などを題材に取り上げているので、非常にリアルな内容で読みごたえがありました。 主人公の日系2世のピッチャー・矢尾と、ニグロリーグの強打者ギブソンが、差別・偏見視されるお互いの身の上に共感して、手紙のやりとりを続けていく中で日系人強制収容所に入れられた矢尾をギブソンが励ましに行くくたりが感動的でした。 強制収容所ですから、軍人たちはギブソンたち部外者が入ることを許しません。しかし、収容所の責任者はあることだけはギブソンに許し、その方法でギブソンは矢尾へのメッセージを送り、そのメッセージは矢尾に伝わります。詳しい内容はネタばれになるので割愛しますが、とてもジーンとくる話でした。 また戦争や差別・偏見の愚かさも改めて感じましたね。 堂場作品はやはり面白いし、読みごたえがありますね。
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#読了。戦後のプロ野球の復興が、戦前に日本でプレーし、戦中はアメリカ本土の収容所ですごした日系2世の主人公の目線で語られる。黒人との友情は熱いものを感じさせたが、いったいどこまでが事実で、モデルとなった選手はいたのだろうか・・・
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堂場さんの 野球小説 いつもの 熱血野球人の 熱い 男たちの物語 と 思いきや きちっと 太平洋戦争を間に挟んだ 表に出ることの無かった 日米野球の史実をもとに 書かれている作品 一番最後の 参考文献に目を通して (中身ではなく、その題名だけでもよろし) 本文に入っていくと ...
堂場さんの 野球小説 いつもの 熱血野球人の 熱い 男たちの物語 と 思いきや きちっと 太平洋戦争を間に挟んだ 表に出ることの無かった 日米野球の史実をもとに 書かれている作品 一番最後の 参考文献に目を通して (中身ではなく、その題名だけでもよろし) 本文に入っていくと いいですね
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いつもの堂場節の本でした。ちょっと収容所に向けて打ち込むシーンはやりすぎ?本当かな。少し飽きてきた。
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