楊令伝(一) の商品レビュー
「そうやって思い出してくれる弟がいて、お前の兄貴は幸せだ」 「ちがうな、思い出してしまう人間を持った俺たちが幸せなんだ」 理屈など男が思うさまに生きた跡をなぞるように、後ろから付いてくるものなのだ。
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梁山泊が陥落してから三年後のお話。 バラバラになった梁山泊メンバーがそれぞれの想いを抱えながら、またひとつになろうとしている。 新しい若い人や、死んでしまった豪傑たちの息子達も出てきて、ああまた梁山泊が始まるというか戦いが始まるのかとわくわくして、ページをめくる手がとまらなくな...
梁山泊が陥落してから三年後のお話。 バラバラになった梁山泊メンバーがそれぞれの想いを抱えながら、またひとつになろうとしている。 新しい若い人や、死んでしまった豪傑たちの息子達も出てきて、ああまた梁山泊が始まるというか戦いが始まるのかとわくわくして、ページをめくる手がとまらなくなりました。 というか、花飛麟が本当に花栄の息子なのかというくらいすれてて可愛いです。秦容はしっかりしてるのに…。 この二人の成長が楽しみでしょうがないです。 続きが早く読みたい。
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水滸伝読了からの続きで読書開始。 登場人物がそれぞれ傷を負っているけれど、それでも前に進んで行こうとする姿は、男として共感せざるを得ない! 1巻だけでも読んでみたらその面白さにハマります!
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水滸伝のラストから三年。 冒頭から、無事に生きていたおなじみの登場人物たちがぽつぽつと登場してきて、一瞬思わず顔がほころぶものの、すぐに厳しい物語世界に引き込まれる。 そして、巻末でついに主人公が、頭領が姿を見せる。いやが上にも次巻以降への期待が高まる。
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水滸伝読み終わって、こんな大作を読んだあとはなに読んだら良いものかと困っていたので、続きが有ると知ってすぐ手に取る。水滸伝その後の話。
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わかってはいたけど、登場の仕方がもう少しかっこよければいのにな~と思わなくもない。 やっと動き出したか…!
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ようやく楊令伝を読み始めました。1巻では、梁山泊の壊滅から3年後の設定から始まるのです。なかなか楊令が登場してきませんでしたが、幻王と名乗って最後にようやく姿を現しました。それ以外では実は呉用が生きていたり、2世がいろいろ登場してきたりとで、楊令伝は楊令を中心に、この2世達が活躍していく構図になっていくのだろうと思います。また、王進の人材育成所?は相変わらず顕在のようです。2巻以降が楽しみになってきました。
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北方水滸伝シリーズ続編。 前作で死んだ楊志の息子である楊令を探す内容。 宿星の半分ほどが前作で死んでいる中、どう進めるかと思っていたら、 続々とその子息が現れて、またそこから面白い展開が広がる予感を思わせる。
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全15卷。 北方水滸伝の続編。 http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/408746086X 前作水滸伝が、 男臭さのバーゲンセールな感じで 若干胸焼けだったことと、 曲がりなりにも水滸伝であった前作と違い、 完全創作であることがあ...
全15卷。 北方水滸伝の続編。 http://booklog.jp/users/bullman/archives/1/408746086X 前作水滸伝が、 男臭さのバーゲンセールな感じで 若干胸焼けだったことと、 曲がりなりにも水滸伝であった前作と違い、 完全創作であることがあって、 あまり読む気はなかった今作。 まあ。 結局読むんだけど。 前作のおさらいも含めて、 水滸伝から全巻一気読み。 両方併せて34卷。 前作は夢を追う、熱血で美しい物語だったのに対し、 今作は夢の形が見えて来てからの、 ニヒルでシビアな現実感が強い物語。 なので、前作ほど単純に燃える感じではなく、 寂しさとか切なさみたいなのが全編を覆ってる。 全体的に少し暗い。 もっとこうして欲しかったとかもあるけれど、 次作、「岳飛伝」が続編としてスタートしてるようなので、 3部作の2作目として考えると、 こんな感じで良いんだろうなって印象。 単体で見ると水滸伝の方が好き。 昔の同士が年とっていろいろ問題出て来るのとか 結構切なくて嫌。 あと、最後。 これは無いわー。 北方先生ー。
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水滸伝の続編。 水滸伝では数多の勇士が死んでいった。けれど彼らが残した種は確かに芽吹いているのだと、新たな登場人物が出るたびに胸が熱くなった。 かつてはどこか子供のような幼さを見せていた史進が成長し、林沖を彷彿させる言動を見せていることに泣きそうになった。林沖が死んでしまったことが、今なおこんなにも哀しい。 全十五巻。時間をかけてじっくりと浸ります。
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