弱虫ペダル(18) の商品レビュー

渡辺航(著者)

2021/04/18

どんな人も過去を背負っている。
重い過去、軽い過去、
今に影響を与えるような過去、今とは全く関係ないような過去。
過去があるからと言って、
何をしてもいいわけでもないけど、
読んでいる側にしたら、そのキャラクタがより感じられるのが過去の話。
この回想場面は、
別に喋っているわけではなく、彼が思い出しているだけなのだから、
他の人たちには全く伝わってない、
見えるのは、ゴールに向かっている姿と姿勢。
そこから何を想像してくか
何を想像したとしても、このゴールに一番に入りたいという気持ちは
みんな変わらない。
その中で順番がついていく、インターハイ二日目。

2021/03/06

御堂筋くんへ、一人で闘うあなたは、孤独に強い。
故に、チーム競技での敗北を味わう事になったけど、正誤であなたを語る事は出来ない。
お母さんへの優しさを持っているあなたは、優しい獣です。

2019/05/13

金城さんと福富さんのエースぶりの描写もとても良かったです。
私は金城さん派ではありますし、正直言えば福富さん面の皮が厚くない…？と思っていたので、
きちんと謝りに来ていたことが描写されたのは良かったです。

これまできちんとそれぞれのキャラの物語を用意し、過去を語ってくれていたストーリー展開。
御堂筋君にもやはり物語がありました。
だからどんなことをしても良いかというとそれはまた別の話ではありますが
多少なりとも読んでいる人たちが御堂筋君へのイメージが少し変わった回なのではないでしょうか。

2017/08/27

【ゴール前での決定的な差を覆すのがエース】
エース。甘美な響きだが、想像を絶するプレッシャーがかかるポジション。事前準備をきっちり行い、プレッシャーを楽しめ、自分の力を100％出し切れる人だけが君臨できるポジション。エースのカッコよさを見れる。

2015/09/28

あああ、これはあかん。御堂筋くんの子供の頃の話はあかん。泣いてしまった。キモいけど目が話せない、そんな御堂筋くん。キモいけど。。。そして、2日目の決着ついたのに御堂筋くんがもってってしまった18巻でした。

2015/06/22

御堂筋の過去だー！来ると思ってた！いや、絶対あると思うけどしかしあえて「なし」というのもアリかもせんなあ……と思っていたけどやっぱりあったぜいえーい！
というわけで２日目終了。今後が実に楽しみだ！

2015/06/21

2日目のクライマックス。
箱学と総北がトップを走る京伏に迫る。
もはや人間ではない御堂筋の、意外と人間味のあるエピソード。
そして福富と金城の一年越しの勝負が決着する。

2014/10/22

【レンタル】御堂筋くんは子供の頃からホラーだったのね……。そして悪役に徹しすぎているからか、過去を覗いても好感度は上がらない。それはそれで不憫な子。インハイ2日目はハコガクが勝利。熱い闘いだった。3日目こそは総北頑張れ。

2014/08/24

総北、箱根学園、京都伏見それぞれのエースがぶつかるラストスパート。4秒の差が勝負を分けるのか。その差を縮めるため金城と福富は最後の力を振り絞る。仲間の想いを背負いゴールへと加速していくエース。トップを走る御堂筋にも譲れぬ勝利への想いがあった。貪欲なまでに勝ちにこだわる御堂筋の根幹には亡き母親との約束があった。それぞれの譲れぬ想いがぶつかり合うゴール前。インターハイ2日目の勝者は誰か。
キモさ爆発の御堂筋にも譲れない確固たる信念があった。それも一つの形。とことん勝ちに追求する彼の生き方。確かにこの巻で御堂筋への見方は変わったけどやっぱりキモい（笑）金城と福富の暑苦しいけど爽やかな闘いに読後の清涼感半端なかった。

2014/06/30

インターハイ2日目ラストスパート！御堂筋くんと金城さんと福富さんの対決。ここでやっと御堂筋くんの過去が出てきた。子供の頃の御堂筋くんは可愛いなあ。純粋だなあ…。勝ちを確信したのに、でも、負けてしまった。