ふむふむ の商品レビュー
様々な職業の働く女性へのインタビュー集。 仕事に誇りとやりがいを感じている方々ばかりで、自分ももっと仕事と真剣に向き合わなきゃなあと反省した。 作者がはしゃぎすぎていて、ノリが寒かったので星は少なめで。もう少し普通のテンションで書いて欲しかった。
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靴職人、ビール職人、染織家など特殊技能をお仕事にしている女性の方々へのしをん流お仕事インタビュー。どの方もプロとしての矜持そして心からその仕事が好きであるということが伝わってくる。しをんさんは何に対してもそしてどんなことにも興味津々なんだな。作家さんってすごいな。
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135:さまざまな分野の「お仕事人」に作家・三浦しをんさんがインタビューするという一冊。この手のインタビューものは、ひとえに聞き手の姿勢と編集がものをいうと思うのですが、三浦さんの気取らない姿勢ゆえか、それともお仕事人の皆さんの心がまえなのか、とても自然体の、生の言葉が綴られてい...
135:さまざまな分野の「お仕事人」に作家・三浦しをんさんがインタビューするという一冊。この手のインタビューものは、ひとえに聞き手の姿勢と編集がものをいうと思うのですが、三浦さんの気取らない姿勢ゆえか、それともお仕事人の皆さんの心がまえなのか、とても自然体の、生の言葉が綴られているように感じました。 仕事と一口に言っても、内容はさまざま。けれど、仕事に対する思いや情熱、真摯さは共通しています。我が身を振り返って「もうちょっと頑張ろう」と決意を新たにした一冊。
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本当にタイトル通り『ふむふむ』という感じ。 物語のない人なんていないし、生きているとそれだけで物語だなあ。
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いろいろな職業の人の事が知れて面白かった。 小説家の方ならではの視点や、ちょっとユーモアのある語り口調がよかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自宅に持ち帰らせていただいたのだが、花籠を眺めながら寝起きをした一週間ほどは、とても幸せな気分だった。ああ、田中さんがおっしゃったとおりだ、と思った。 花には、フラワーガーデンには、だれかの生活を、生きる時間を、輝かせる力がある。うつくしいものを愛し求める魂が、自分にも備わっていたんだなと気づかせてくれる、魔法のような力が。 その力を体得するための、田中さんのたゆまぬ努力。常に新しい世界を開拓しようとする自由な精神のありようは、きっとこれからも、多くのひとの暮らしに幸福と輝きをもたらしつづけるだろう。(p.118) 編集者の仕事は、雑誌や本を作る作業にとどまらず、実に多岐にわたる。たとえば、小説が映画化される際などには、作家の窓口として対外交渉をすることもある。 書き手ごとに、編集者に求める能力や特性はちがってくるだろう。私自身が編集者に一番に求めているものはなにかな、と考えてみると、「読解力」だ。それは、作品に対する読解力という意味だけではない。ひとの感情に対する読解力が高い編集者とは、仕事が非常にやりやすいのだ。(p.246)
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作家・三浦しをんがいろいろな職業の女性にインタビュー。 色んなお仕事があるなあ。「漫画アシスタント」専業の方など、「そういうのがあるんだなー」というかんじ。おもしろい。 みんな色々なきっかけでその仕事をしているわけですね。
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不器用な方が、技術の習得にはいいそう。 たしかに、何でもすぐできちゃうと、飽きる。 下手だとがんばるし、ちょっとできるようになっただけですごくうれしい。
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図書館のHPで紹介されおり読んでみた本。 各分野で働く女性職人から聞いた仕事の話が、会話調にまとめられている。 「おもしろい!」と思った。読んでいて何度もくすっと笑ってしまう。三浦しをんを読むのは初めてだったが、文章が妙にツボにはまってしまった。 出てくる女性たちは、靴職人、...
図書館のHPで紹介されおり読んでみた本。 各分野で働く女性職人から聞いた仕事の話が、会話調にまとめられている。 「おもしろい!」と思った。読んでいて何度もくすっと笑ってしまう。三浦しをんを読むのは初めてだったが、文章が妙にツボにはまってしまった。 出てくる女性たちは、靴職人、染織家、活版技師、女流義太夫三味線、マンガアシスタント、動物園飼育員、大学研究員、フィギュア企画開発、現場監督(トンネル工事)など多岐にわたる。 その分野の話をかじれるのも楽しいのだが、やはりこの作家の感性があるからこそ、面白おかしく読めるのだと思った。
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靴職人、ビール職人、染織家、女流義太夫三味線、ウエイトリフティング選手…。様々な職種の16人の女性に三浦しをんさんがインタビューをしたインタビュー集。しをんさんと一緒にふむふむ。むふふ。
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