平家物語(巻之1) の商品レビュー
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平家物語を基にした ~版平家物語です。 もちろんのこと、あの有名な くだりが出てきます。 そう、いつの時代だって栄光が 続くことはありえないのです。 そう、現代だってそれは同じ。 知らなかったのは、 平氏は初めから地位があるわけではなくて 当時は上級貴族たちに散々田舎物と馬鹿にされ 彼らを追い出そうと無理難題を押し付けたのです。 その最たる被害者は清盛でした。 2回も殿に出る怪物の退治を 依頼させられるのです。 2回目は…なのではありますが 1回目は本当に物の怪との対決がまっています。 清盛は実はこれらの出来事の前に 上級貴族たちに辱めを受けています。 それをものともせずに、彼はこれらの無理難題を 成功させて天皇の寵愛を受けます。 でも、本当に思うのは こういう異端者がいなければ 今はないんですよね。 彼は決して地位に恵まれなかったですが 蓄財ということに関しては、 父親である忠盛が知恵を尽くして 財を成しているのです。 それが後に出会う水軍たちの 施設を作る資金になるわけなんですよね。 地道な蓄財は力になるものです。 これからが楽しみな作品です。
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