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スタータイド・ライジング(下) の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2018/11/12

上を読んでしまっては、もはや、読みやめることはできない。これぞ真正のダブルクラウンだなと思う。面白いです。おすすめです。

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2016/02/03

俳句がいい味をだしている 表紙   8点加藤 直之 展開   8点1983年著作 文章   8点 内容 900点 合計 924点

Posted byブクログ

2015/10/31

敵に包囲された状態からの脱出をするために、いろいろ策を練り行動する。下巻は物語のスピードがギアを一段上げたようにエンディングまで加速しながら一気に進んでいく。場面の切り替えもテンポよく、いいリズムで緊張感を持ちつつ読み進めていける。 クライマックスシーンでは、なんとなく上手くい...

敵に包囲された状態からの脱出をするために、いろいろ策を練り行動する。下巻は物語のスピードがギアを一段上げたようにエンディングまで加速しながら一気に進んでいく。場面の切り替えもテンポよく、いいリズムで緊張感を持ちつつ読み進めていける。 クライマックスシーンでは、なんとなく上手くいきすぎな感はあるものの、登場人物を応援してしまうほど引き込まれていった。スピード感を保ちつつ簡潔な文章でありながら細かい部分も頭に浮かべられるくらい描写がうまい。楽しく読めました。 それにしても、登場人物?はほとんどがイルカなので、緊迫した戦闘シーンでも、戦っているのが、あのつぶらな瞳のイルカたちだと思うと、少し笑えてきた。私が乗組員の一人だったらイルカたちに囲まれている時点で戦意は沸いてこないと思う。

Posted byブクログ

2011/12/24

知性化された「イルカ」がメインクルーな宇宙船って、 と思ったが結構面白かった。 多視点での痛快冒険スペースオペラ? 登場人物が多く、なかなか名前を覚えきれず少し苦労。 他作品にも連なる壮大な背景設定はユニーク。 終盤の話を収束させてゆく流れは、 やや大味だが B 級的なワクワク感...

知性化された「イルカ」がメインクルーな宇宙船って、 と思ったが結構面白かった。 多視点での痛快冒険スペースオペラ? 登場人物が多く、なかなか名前を覚えきれず少し苦労。 他作品にも連なる壮大な背景設定はユニーク。 終盤の話を収束させてゆく流れは、 やや大味だが B 級的なワクワク感を楽しめる。 1983 年 ネビュラ賞長篇小説部門受賞作品。 1984 年 ヒューゴー賞長編小説部門受賞作品。 1984 年 ローカス賞 SF 長篇部門受賞作品。

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2010/11/07

列強諸族の話がもっとあったほうが個人的には良かった。 上巻に較べて下巻は楽しめたし、エンディングも悪くはない。 しかし、上下巻2冊を買うほどおもしろいかと言われれば・・・ 一冊にまとめて話のテンポを早くすれば良いのに。

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2010/03/15

この小説には知性化され人間と言語を共有するイルカが登場するのだが、彼らのうちのオスが人間の女性クルーに欲情する様子が描かれているのが面白い。常時性的に発情=言語的思考という示唆はよくわかる気がする・・・。

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2018/11/10

圧倒的に不利な状況に追い込まれた宇宙船ストリーカー。個性豊かな乗組員それぞれがそれぞれの正義に従って行動し脱出を図るわけであるが、スペースオペラ的なクライマックスシーンは少年の心を取り戻したかのようなワクワク感なくして読むことはできなかった。 この作品を読んで、「知性化」技術を軸...

圧倒的に不利な状況に追い込まれた宇宙船ストリーカー。個性豊かな乗組員それぞれがそれぞれの正義に従って行動し脱出を図るわけであるが、スペースオペラ的なクライマックスシーンは少年の心を取り戻したかのようなワクワク感なくして読むことはできなかった。 この作品を読んで、「知性化」技術を軸としたいくつもの種族から成る銀河文明共同体の中での人類、その1人となった。…このように言っても大袈裟ではないくらい世界観に引き込まれてしまった。こうなったらもう他の作品も読まずにはいられない。

Posted byブクログ

2009/10/04

 ストリーカーの乗組員のほとんどが知性化されたイルカ、ネオドルフィン族なので物語も彼らの視点が中心になっていきます。  列強諸国がストリーカーを手に入れようと大艦隊戦を繰り広げている中、キスラップからいかに脱出するか。物語はそこに収斂していきますが、その過程でまたもストリーカーは...

 ストリーカーの乗組員のほとんどが知性化されたイルカ、ネオドルフィン族なので物語も彼らの視点が中心になっていきます。  列強諸国がストリーカーを手に入れようと大艦隊戦を繰り広げている中、キスラップからいかに脱出するか。物語はそこに収斂していきますが、その過程でまたもストリーカーはある大発見をしてしまいます。とにかく手に汗を握る展開と、どことなく明るいというか、地球の種族に輝かしさを感じさせる展開が非常に読んでいて気持ちいいですね。  ちなみにブリンは日本文化に対しても相当な思い入れがあるらしく、俳句や禅の精神がでてくるのも面白いところ。日本人クルーも乗っていてなかなか活躍してくれるのもたのしいところです^^

Posted byブクログ

2009/10/04

ストリーカーが発見した古代の遺物。そのニュースが流れるや列強の大艦隊がストリーカーを追跡。水の惑星に追いつめる。どうなる、ストリーカーの乗組みイルカ・チンプ、そして人類は。

Posted byブクログ