アインシュタイン(上) の商品レビュー
140ページほどまで読んだ。 どうも、他人が書いた伝記的な物は捗らない。どうしても歴史が重視されて、その人の人となりが見えてこないことが原因か。
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想像力と独創性をどれほど上手に刺激するかによって、その社会の国際競争上の優越性が生まれるのである 私には、ユダヤ教を信仰していることの証拠と言えるようなものは何もないが、しかし、ユダヤ人の1人である事は幸せであると言っている
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最高に面白い。物理にハマった。世界って、物理って、こんなに面白かったのか。人の人生って、端折らないでちゃんとたどると、何と時代に翻弄され、周りにいた人に影響され、時代背景はいかに重要で、意識の強さとは何か。正しい判断とは何か?その時に一般的に正しい判断と、今言う当たり前の正しい事...
最高に面白い。物理にハマった。世界って、物理って、こんなに面白かったのか。人の人生って、端折らないでちゃんとたどると、何と時代に翻弄され、周りにいた人に影響され、時代背景はいかに重要で、意識の強さとは何か。正しい判断とは何か?その時に一般的に正しい判断と、今言う当たり前の正しい事の違い。ヨーロッパの歴史背景の勉強にもなる。なにせものすごく面白い。読む人はある程度の理系の学力が必要だから、読める人自体多分スクリーニングされていて、図書館でずっと借りられるのでラッキー!
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あまりのクソ本ぶりに読後に調べると、問題は出版社の翻訳にあったというもの。編集者のつぶやきで「自動翻訳機を使った」とバレてた。評価は著者アイザックソンではなく、出版社に対する評価。読んでも全く面白くない。
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初めてアインシュタインの本格的な評伝を読んだ。手紙等から彼の生涯を事実に沿って記述。理論の概要にも触れてて,前提知識なくても抵抗感なく読める…はず。 個人的には最高評価の本だけど,それは彼について長く興味をもっていて(伝説の類も含めて)ある程度知ってるのが大きいかも。細かい話...
初めてアインシュタインの本格的な評伝を読んだ。手紙等から彼の生涯を事実に沿って記述。理論の概要にも触れてて,前提知識なくても抵抗感なく読める…はず。 個人的には最高評価の本だけど,それは彼について長く興味をもっていて(伝説の類も含めて)ある程度知ってるのが大きいかも。細かい話も含めて実証的に綴られているので,ああそうか!と膝をうつこと頻り。上巻は,彼の少年時代からエディントンの日蝕観測まで。 少年時代からやはり理数的素質はあって,学校での軍国主義的な教育にはかなりの反感を抱いていたらしい。大学へ入る前年にアーラウで受けた教育は,ものすごく性に合ったよう。これと、特許局時代の私的集まり(オリンピア・アカデミー)での哲学的議論が彼の仕事のバックボーンになってる。特殊相対論には,マッハとヒュームの影響大。 彼が就職に大変苦労したというのはなんだか切ない。結局,友人グロスマンの力添えでスイス特許局の審査官におさまる。ここでは,一日の仕事を二時間で終らせてあとは研究に精を出してたというから,なかなか良い身分だった。ここで,あの奇跡の年(1905)を迎える。 彼は初めの妻ミレーヴァとの間に息子2人を儲けるが,結婚前に娘を授かっていたらしい。これが大きな謎。この娘リーゼルは,その存在がアインシュタインの死後30年以上も発覚しなかった。夫婦の手紙から,娘がいたことは確かなのだが,アインシュタインは一度も会っていないらしい。その後夭逝したのか,養子に出されたのかは歴史に埋没して不明。 アインシュタインは若くして,光量子仮説やブラウン運動,そしてもちろん特殊,一般の相対論構築という大きな業績を成し遂げるのだが,その間には家庭でのごたごたが絶えなかった。ミレーヴァとの関係は修復できずに破綻。悲惨な戦争もあった。そんな中で研究に没頭して結果を出し続けるなんてすごいな…。 結局は離婚していとこのエルザと再婚。ぽっちゃりで家庭的なエルザはバツイチで,アインシュタインとは「いとこ(母方)」かつ「はとこ(父方)」。ミレーヴァは一緒に物理をやってたけど,エルザはごく普通。知的な会話ができる妻に当初は満足していたのだが,違うものを求めるようになってたのか。エルザとの手紙で,ミレーヴァのことを「厄介者」だとか「解雇できない召使いのように扱う」だとか,ひどい言いようだ。 ミレーヴァへの最後通牒には戦慄した。洗濯掃除炊事の要求と,必要不可欠な場合以外の同席の禁止,会話の打切や退去の要求権。そういう契約が交わされた。それでもミレーヴァは離婚を受け入れなかったが,将来のノーベル賞賞金を渡すことを条件に結局は離婚。のち半年でエルザと再婚する。 一般相対論の完成は1915年だが,その8年前にアインシュタインはかなりいいところまで行っていた。友人グロスマンの力添えでリーマン幾何学を勉強し,そこまでたどり着くが,これではだめかと方針転換。この回り道がなければ,もっと早く完成していて,ヒルベルトとの先取権競争もなかったかも。 上巻は1919年まで。一般相対論の重力方程式ができたからといって,それを使った研究はまだまだこれからだった。宇宙全体を扱う宇宙論が可能になって,発展を見た。上巻は,物理の革命家としてのアインシュタインを描いていたが,下巻では,量子論に抵抗する保守的な彼が描かれる。 以下メモ アインシュタイン「数学者が相対性理論をひったくっていったので、私はもはや相対性理論がわからない」 って酷い冗談だな…。自分の数学の先生だったミンコフスキの仕事に関して。p.207 ポアンカレって死ぬまで(1912)エーテルと絶対空間を信じてたんだ…意外。相対性理論にかなり肉薄してた天才なのに。p.210 キュリー夫人は夫の死後,不倫の恋に落ちてるのか(相手は夫の弟子)。スキャンダルになってノーベル賞授賞式に来るなと言われて「私の科学的業績と個人的生活は何の関係もありません」と拒否。かっこええ…。p.259 スキャンダルが報じられたとき,アインシュタインはキュリー夫人とソルベイ会議で一緒だった。後で彼女を支持する手紙を書いたらしい。
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