ぬすまれた宝物 の商品レビュー
「ロバのシルベスターとまほうの小石」もそうだが、スタイグの作品からはとても愛を感じる。読み終わった後、とても暖かい気持ちになる、なかなかいない児童文学作家だと感じる。
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なんとう深い話。 冤罪事件がテーマなのだが、擬人化した動物たちの心理描写が素晴らしい。 児童書らしい、動物のユーモラスさや、暮らしの描写も詩的で、心に響く。 アイロニカルな視点もあり、これは、子どもに理解できるのかな?理解できなくとも、何か残るのだろうか。とにかく深い児童文学。
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無実の罪を背負ったガチョウ・ガーウェインと真犯人のお話。 どこかの本の中でおすすめされた本なのだが、1977年の本とは思えないほど完成されたお話。 それぞれの心理描写が素晴らしく、児童文学の傑作ではなかろうか? 動物同士のお話でオブラートに包まれているが、現代にも通じる価値観が表...
無実の罪を背負ったガチョウ・ガーウェインと真犯人のお話。 どこかの本の中でおすすめされた本なのだが、1977年の本とは思えないほど完成されたお話。 それぞれの心理描写が素晴らしく、児童文学の傑作ではなかろうか? 動物同士のお話でオブラートに包まれているが、現代にも通じる価値観が表現されている。 オチも斬新ながら、よく考えられている。 小学生くらいの子どもから気軽に読める。
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ミステリーだった!! 絵も可愛らしいし、全く古さを感じさせないたします内容に拍手しました。オチも、誰も傷つかない終わり方で、現代の子どもたちも楽しめる内容だと感じました。
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宝物庫の番人のガチョウが主人公。宝石が盗まれた罪をなすりつけられてしまう。本当の犯人は?本当の犯人は反省はしているんだろうけれど、王からの裁きは受けなくてよかったのか?とも思ってしまう。苦しんだのかもしれないけれど、無実の罪を着せられたほうがつらいのでは……。
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ガチョウのガーウィンは、王室の新しい宝物殿の見張り役の主任です。立派な建築家になるのがガーウィンの夢でしたので、こんな、仕事はうんざりしていました。でも、クマのバジル王が誠実で信頼できる性格のガーウィンを見込んで選んだのです。それで王様を大好きなガーウィンは引き受けたのです。長い...
ガチョウのガーウィンは、王室の新しい宝物殿の見張り役の主任です。立派な建築家になるのがガーウィンの夢でしたので、こんな、仕事はうんざりしていました。でも、クマのバジル王が誠実で信頼できる性格のガーウィンを見込んで選んだのです。それで王様を大好きなガーウィンは引き受けたのです。長いこと、退屈で平和でした。しかし、ガーウィンは、宝物殿のルビーの山が小さくなっている事に気がつきました。王様に報告して数えてみると29個なくなっていました。鍵は壊れていませんでした。その後も、金貨や銀の飾物や有名なんダイアモンドがなくなってします。 宝物殿の鍵はガーウィンと王様しかもっていません。 ガーウィンは疑われて、牢屋に入れられて、裁判にかけられました。裁判にガーウィンがかけられることを知った街中の人たちは、ガーウィンが裁判にかけられる事が不満でした。ガーウィンを尊敬していたのです。 裁判では、宝物殿の鍵は、ガーウィンと王様しか持っていないことが明かされました。ガーウィンは無実を訴えました。しかし、傍聴していた街の人たちは、ガーウィンがやったと思って、目を逸らしました。 ガーウィンは、牢屋に入れられることに。ガーウィンは「これっきりみんなとさよならします」と告げて、飛んで逃げ出しました。 ここまでが第一章の「なぞの事件」、二章「ほんとうのどろぼう」三章「終わりは秘密」と続く。 ガーウィンが裁判にかけられたと知った街の人は、あの誠実なガーウィンが盗みなどするはずがないと考えていた。しかし、いざ、裁判での王様の問い詰めを聞くと、ガーウィンがやったのではないかと思う、ガーウィンを信じられなくなってしまう。そして、彼らのその態度はガーウィンに怒りと絶望をもたらす。 私が王様や街の友人だとしても、同じ態度をとるであろう。信頼なんてすぐに揺らいで不信感に変わる。また、社会人の一人として、学校という組織で働くものとして、私に何か疑いがかけられれば、(恐らく確たる証拠がなくて、噂話に過ぎなくともそれが大きく広がれば)職場の人たちはたちまち、私を見捨てるかもしれないと頭の片隅で思っている。 著者のウィリアム、スタングは、「ロバのジルベスターとまほうの小石」で、1970年にコールデコット賞を受賞した。61歳から子どもの本を描くようになった。 小学校2年生からおススメ。
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うたがう気持ちなどなかったのに、人から悪意を吹きこまれてすっかりそちらへなびいてしまう王さま。 ほこりたかきガチョウのガーウェインは、自分が信頼していた王さまがそんなふうになってしまい、また友人たちも自分を見捨てたことにショックをうけ、逃げだして世捨てびととして生きることに……。...
うたがう気持ちなどなかったのに、人から悪意を吹きこまれてすっかりそちらへなびいてしまう王さま。 ほこりたかきガチョウのガーウェインは、自分が信頼していた王さまがそんなふうになってしまい、また友人たちも自分を見捨てたことにショックをうけ、逃げだして世捨てびととして生きることに……。 そのころ「真犯人」であるねずみのデレクもまたこころをいためていた。 それぞれの弱さと、つらさ、贖罪。この物語では、それを法のさばきではなくお互いのこころとこころのぶつかり合いと赦し合いで描いてみせる。 ちょっとぐるぐると話が回るところもあるけど、こころの動きがていねいにえがかれた秀作。
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盗まれた人、盗んだと思われた人、実際に盗んだ人。疑った人、疑われた人、疑われなかった人。全員傷を負った。が、負けなかった。反省し許し許され。 でも罪を犯した人は最後に告白しなくてよかったんだろうか。告白させてもらえず抱えていかなければならないということが罪に対しての罰なのかもしれ...
盗まれた人、盗んだと思われた人、実際に盗んだ人。疑った人、疑われた人、疑われなかった人。全員傷を負った。が、負けなかった。反省し許し許され。 でも罪を犯した人は最後に告白しなくてよかったんだろうか。告白させてもらえず抱えていかなければならないということが罪に対しての罰なのかもしれない。
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短いお話でしたが、 これは大人も楽しめるとてもよい児童書でした。 主役は宝物庫の見張り番のガチョウさん。 見張っても見張っても、どんなにがんばっても宝物が消えていってしまうのです。 犯人は誰なのでしょう。なぜ宝物は消えていってしまうのでしょう。 犯人さがしのミステリーあり、 ...
短いお話でしたが、 これは大人も楽しめるとてもよい児童書でした。 主役は宝物庫の見張り番のガチョウさん。 見張っても見張っても、どんなにがんばっても宝物が消えていってしまうのです。 犯人は誰なのでしょう。なぜ宝物は消えていってしまうのでしょう。 犯人さがしのミステリーあり、 友情あり、道徳的なところもあり。 さて、1番後悔しているのは誰だったでしょうね。 とてもとてもよいお話でした。 むすめにも読みたいと思います。
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王様と自分しか鍵を持っていない宝物殿から宝石がなくなって、盗んだと疑いをかけられたがちょうのガーウェイン、裁判から逃げ出します。本当の犯人は… 意外な結末ですが、信じること、友情も学べるいい話だと思います。
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