刑事の骨 の商品レビュー
元辣腕刑事が冴えない元同期の自殺を機に時効となった、転落の原因となった過去の連続児童殺人事件の捜査を行う。死んだ同期への友情の描き方が憎い。スピード感のある展開、最後も一捻りあって、最後まで一気に読ませる。良作。
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あぁ何かちょっとモヤモヤ〜っとする。 途中から不破の人柄が変わったみたいに感じたんだけど、元刑事としてやる気になったから? 不破は警察学校同期のホイチのことをグズでドン臭くて疎ましく思っていたクセにホイチが死んでから彼に対する思いが変わった。失してから自分の気持ちに気付くってよくあることだけど、亡くなる前にもっと優しくしてあげたらよかったねぇ。 ドンデン返しの連続は全然予測してなかったので、驚いた。
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#読了。幼児殺人事件が連続して起こる。犯人逮捕の失敗により、捜査本部の不破、所轄の田村同期2人の人生が変わる。退官後、既に時効となった事件だったが、田村の死をきっかけに不破は再び真犯人を追う。被害者の奥さんにしろ、元部下にしろ、フェイドアウト感が否めない。
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警察小説なんですけど、うまい具合に人物の紹介が順にされててフーダニット的な要素が大変楽しめました。あと一歩のところで取り逃がした幼児連続殺害事件の犯人を、なんと17年後引退したのちに探し始める元刑事。無理あるなーと思っていたら、当時犯人を特定できなかった理由があったりなかったりしたのですね。。。
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6月-5。3.0点。 1993年に起きた、連続幼児殺人。 捜査に当たった管理官と、同期の巡査。巡査が自殺し、 墜ちた管理官が、再捜査。時効を迎えているが。 遺族の一人、母親との再捜査。 一気読みだったが、疑問が残りまくり。 こんなもんかな。
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連続幼児殺人事件 解決されないまま時効を迎えた事件に 元刑事が命をかけて挑む・・・ かなり堅実な感じの作品 ラストのドンデン返しはちょっとびっくり 結構引き込まれて読みました
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あと一歩で連続幼児殺害犯を取り逃がした不破と田村。17年後、田村がビル屋上から転落死する。当時、犯人の顔を見たのは田村1人と思われていたが、じつはもう1人目撃者がいた。果たして闇に消えた真犯人は誰なのか? 時効になった事件を定年後も追う元刑事の姿を描く作品だから、タイトルは「骨...
あと一歩で連続幼児殺害犯を取り逃がした不破と田村。17年後、田村がビル屋上から転落死する。当時、犯人の顔を見たのは田村1人と思われていたが、じつはもう1人目撃者がいた。果たして闇に消えた真犯人は誰なのか? 時効になった事件を定年後も追う元刑事の姿を描く作品だから、タイトルは「骨の髄まで刑事」という意味なのだろうか。途中まではけっこう惹きつけられて読んだのに、真相が明かされる終盤になって展開が急に雑になった感じで、残念だった。 (C)
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かなり強引で荒い感じがしましたし、 警察組織ってこんななの?というあたりで、 他でも読んだ警察物って感じはしました。 でも、話の展開に引きずられて最後まで ほぼ一気に読みました。
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時効になった殺人事件を定年後の刑事が執念で解き明かす話。ただ、いわゆる爽快感はなく泥臭い人物想定が非常にユニークで、思わずストーリーや登場人物に深入りしてしまう。警察の闇にも入り込み、最後はこんなことになっていいんだろうかと。人物の絡み方が実にうまい。続編ができないのが残念である。
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久々に読んだ永瀬隼介の新刊硬質な(元)刑事小説。事件をお宮入りさせてしまった刑事2人が時効成立後の事件の真相を負う。中盤からは一気読みだった。
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