のこされた日記 の商品レビュー
ドライブ中に遭遇した事故の現場で手にした はねられた少女の残した日記。 そこには、ひとりの少女が家出をしてからの ひと月半の行動と、心の動きが、克明に記されていた。 日本では1981年発行。 子どものころに読んだことがあったわけではなく、 偶然タイトルを目にして、読んでみた...
ドライブ中に遭遇した事故の現場で手にした はねられた少女の残した日記。 そこには、ひとりの少女が家出をしてからの ひと月半の行動と、心の動きが、克明に記されていた。 日本では1981年発行。 子どものころに読んだことがあったわけではなく、 偶然タイトルを目にして、読んでみた。 印象的な言葉や文章も多く、 10代で読んでたら、また、違う心の残り方をしただろうな。 主人公の15歳の少女が、 ぐるぐると思考しながら、自分なりの真実を探していき・・・ 結末にショックを受けたけれど、 生活の中で「生きる」ことに向き合うのはむずかしく、 死を目の前にしたとき、はじめて、真剣に向き合うことが できたりするのだとも、思うのでした。
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図書館でよく借りてたから、という理由で、何故か購入しなかった1冊。そして、気が付けば、入手不可能で、原書すら手に入らないという有様。「買いたい時に買っておけ」という教訓が私の中に根付いた1冊です。 そして、国境を越えるのに、海を渡らなくていいんだ、と大陸続きの国境線に憧れたという...
図書館でよく借りてたから、という理由で、何故か購入しなかった1冊。そして、気が付けば、入手不可能で、原書すら手に入らないという有様。「買いたい時に買っておけ」という教訓が私の中に根付いた1冊です。 そして、国境を越えるのに、海を渡らなくていいんだ、と大陸続きの国境線に憧れたという。 死ぬまでに、もう一度でいいから読みたいですね。自分の本棚にあれば、多分一番手前に常に置いておくと思います。
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文章表現のすごみを一番最初に感じた本 私もこんな道を行くんだと思った 実話だと思っていて、そうでないとわかってからはしばらく絶望した 私は戦場に生まれた 家は見えない
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13歳で出会う。 実話だと思っていた。創作と知った時はショックだった。 放浪嗜好を覚醒させた本かもしれない。 ありきたりだけど、共感、という感覚が一番しっくりくる。 人は、一生に一度はずぶ濡れになって洞窟の中から雨を眺めるべきだ。 ナショナルロードのイメージとも重なる。地平線...
13歳で出会う。 実話だと思っていた。創作と知った時はショックだった。 放浪嗜好を覚醒させた本かもしれない。 ありきたりだけど、共感、という感覚が一番しっくりくる。 人は、一生に一度はずぶ濡れになって洞窟の中から雨を眺めるべきだ。 ナショナルロードのイメージとも重なる。地平線の向こうに家があるの? 私は戦場に生まれた。 間違いなく、私は戦場に生まれたんだ。
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