孫正義 リーダーのための意思決定の極意 の商品レビュー
前半は低調。選択肢が曖昧というか、前程条件がハッキリしていない。 一方、後半は面白い!どのように考えているか、根底の部分が垣間見える。考え抜く事の重要さを解いている事には大いに賛同し、実践した過去のエピソードには感心しきりでした。
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電車の中で読むのは少し恥ずかしい本。 孫さんマンセーの人には役に立つ、というか孫さんに近づきたいという人が読む本かもしれないけど、選択肢の前提があまりにも不明で、なんとも言えないなぁ。そこも含めて自分で考えるんだろうか。 彼の戦略の中で、すぐに実践できそうなのは、リスクや撤退の可...
電車の中で読むのは少し恥ずかしい本。 孫さんマンセーの人には役に立つ、というか孫さんに近づきたいという人が読む本かもしれないけど、選択肢の前提があまりにも不明で、なんとも言えないなぁ。そこも含めて自分で考えるんだろうか。 彼の戦略の中で、すぐに実践できそうなのは、リスクや撤退の可能性は三割のリスクや失敗や損失。損切りできる人間にならないとね。柳井氏もそう言ってた。リスクを取るが、無理そうなら潔く撤退する勇気を持つ事ですね。
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印象に残った言葉は「常に考えること。考え抜くこと。」 理念、ビジョン、事業計画などから、売上計画、営業戦略、パートナーシップ戦略、ファイナンス計画などなど、すべてにおいて考え抜くこと。 20代のとき、1年半の短い期間で、40個のビジネス戦略を立て、個別に各種計画を具体的に立ててシミュレーションして考え抜いて、やるべきビジネスを決めたとのこと。 個別具体的に考えることが非常に重要なんですね。そして初心貫徹。立派です。
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期待通り楽しく読めた。孫社長の『やりましょう』は、自身の仕事のスタイルにも大変重要で、また『孫の二乗の兵法』は25文字全てが仕事だけでなく、生き方にも通ずるものだ。
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前半の事例は、そこそこでした。 後半の持つべき考え方のもとになるものは参考になります ・圧倒的ナンバーワンになる ・三の撤退戦を行う勇気こそ七の勝利を下支えする
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孫の二乗の法則。 「頂」 常に勝ち上がった時のイメージを持つこと、「図らずも」は愚の骨頂。 「略」 絞って、絞って、絞りきること。本当に絞ったか、今一度問い直す。 「七」 七割の勝算が無ければやってはいけない。 「流」 主流にならない傍流は選ぶな。ニッチ戦略は弱者。 時の流れをよんで、将来主流になる戦場を選び勝負する。 そうすることで、将来的にスタンダード、プラットフォーム化していく。 そのためには常に考えなければならない。ビジョン、将来どうなっているか、そして情報を集めなければならない。
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孫正義の意思決定の変遷が、ケーススタディのように解説されている。 孫正義の質問に対する2択の回答、自分はほとんど合ってなかった。前提条件なしで常識的な回答をしたんだが。 思うに、理念とビジョンを自らたて、それを実現するのに最適なかつ実現可能な選択肢をとり、その意思決定が成功に繋がるように死に物狂いで努力されてきたんだと。字面にすると極当たり前。理念とビジョン、夢?意志?、それも超強烈な意志。その実現にここまでかけている経営者にはほとんど出会った事はない。たいていは実現可能性を優先させるが、その意思決定はたてたビジョンに乗っているのかと振り返ってみると、うんーどうかなあ。きちんと検証されているかと言うと、どうかなあと。それを実行するのが、共感してくれた人の金や生活を運用する経営者の責務だなあと。それをフオロー出来る人間になりたい。
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リーダーとしての決断力が素晴らしい。攻めるべきタイミングの見極め、退く勇気がいかに大切か、など自信の経験をもとに書かれています。 後半の「孫の二乗の兵法」の理解を深めるために「孫子の兵法」を読んでみようと思います。
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チェック項目31箇所。裏切った人が成功したためしはあまりない。因果応報。自分を信じてくれたその想いを絶対に裏切りたくない。一時的に非難が集中してもお客様の被害を最小限にするために説明責任を果たす。情報のセキュリティを高めるにはコストよりも働く人たちのロイヤリティの高さを優先する。買収企業の統合・・・負けグセのついた企業であれば、尊重せずに自社のやり方で統合する。リストラは最終手段。会社を生き残らせることが先決。パートナーには条件の厳しい相手、ノウハウやポジションを持っているから。有言実行!公言するからこそやる気が沸く。孫さんは後継者は社外からでも優秀な人材であれば取る。ビジョン、志を後継者は踏襲するべき。「天」・・・タイミング。「地」・・・地の利。「法」・・・方法。ビジョンを持つには山の頂上から見る。自分が登るべき山を決める。それで5割達成。「略」・・・戦略、無駄をはぶく。そぎ落として絞り込む。7割勝負。スピード重視。退却には勇気がいる。潰すよりまし。圧倒的ナンバーワンになる!部下に対して愛情があるのなら、お客様に対して強い責任感があるのなら・・・一番にならなければならない。流れに逆らってはいけない。今はニッチでも将来本流になる分野を見つける。すべての分野で攻撃力を持つ。本当のリーダーになるのなら時として鬼となる。強烈な鬼となる。
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孫氏のこれまでのビジネスの決断を、アカデミアの出席者にケーススタディの設問として投げかけたもの。 同時代の市場を見てきたものとしては、いわゆる‘正解”をほぼ出しながら、懐かしさとともに読み進めた。 ただ、視点としては時として「破壊者」として新たな挑戦をすすめることにウエイトがかか...
孫氏のこれまでのビジネスの決断を、アカデミアの出席者にケーススタディの設問として投げかけたもの。 同時代の市場を見てきたものとしては、いわゆる‘正解”をほぼ出しながら、懐かしさとともに読み進めた。 ただ、視点としては時として「破壊者」として新たな挑戦をすすめることにウエイトがかかるあまり、提供されるサービスの品質はサービスの開始後数年経たないと、安定したものとならないのが、彼のビジネスの常であったと思う。 個人的には彼の提供するサービスは採用せず、彼のおかげで相場が下がり値段を下げた競合他社のサービスを利用してきた。自分としてはそれが正解であった。 「ビジネス」を考える場合、この品質との両輪のバランスが、本書で触れられていないポイントである。彼のやり方は時として「詐欺」にもなりかねない。それを理解したうえで使いべきであることを改めて確認できた本書であった。
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