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赤鬼はもう泣かない の商品レビュー

3.1

18件のお客様レビュー

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2020/10/07

ヒロインのここめと全然会話をしないし、地の分での描写も少ないので人となりが伝わってこない。 感情移入するのは無理だ。

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2018/12/08

ものたりない 主人公やヒロインのキャラクタ描写も前半後半かみ合っていないし お話の展開も単純でよいけれど浅いのはよろしくない 技術的にも題材としても不十分

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2018/08/24

ニヤニヤと笑える軽妙な文章で(後半は一転シリアスですが)一気に読めてしまいました。最終的な着地点が少し力技のような気がしないでもないですが、そこは気にする所じゃあないでしょう。

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2015/09/06

審査員特別賞と知って納得。女子の二の腕を舐めて反省しない反省文を書いた主人公が強制的に転校させられた学校で、指をちゅうちゅうする可愛い女の子と仲良くなる話。こう書くとちょっと変な人たちのラブコメかと思うがとんでもない、ひぐらしとまでは行かないが、前半と後半で日常パートと真実パート...

審査員特別賞と知って納得。女子の二の腕を舐めて反省しない反省文を書いた主人公が強制的に転校させられた学校で、指をちゅうちゅうする可愛い女の子と仲良くなる話。こう書くとちょっと変な人たちのラブコメかと思うがとんでもない、ひぐらしとまでは行かないが、前半と後半で日常パートと真実パートがきっちり分かれる立派な妖怪ものでした。親しみのある、どこかジュヴナイルでもやっていけそうな語り口が馴染みやすく、ヒロインというより子供に懐かれた感じのここめが可愛い。白身魚さんのイラストとも相まって、一つの村の世界を書ききっている。埋もれた良作に出会えた気分。

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2015/07/04
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妖怪の学校での日常生活系の話かと思って読んだら全然違った。 最初はギャグで終盤は結構シリアス。なかなかよかった。 ここめかわいい。指チュパされたい

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2013/11/07

閉鎖された村で鬼をめぐる話。 終わり方がなぜハッピーエンドになっているのかよくわからなかったが、恋愛ものとしては主人公の出番が少なかった。 伏線をいろいろとはっているので、二回読むとまた何か見えてくるのかもしれない。

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2012/10/11

「垢舐め」って言われて手を出さないわけがない…!すげぇかわいかった。びっくりした。ガガガの癖に!ガガガだったけど!最後は「自分たちだけ幸せ系」に持ってってくれてもよかったなぁと思う。まぁでも主人公が主人公だからシリアスにはなれないな…。かわ…

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2012/05/15

つかみで割といいと思い、中盤で失敗したかと思ったら、終盤で落ち着くところに落ちた。 初見よりも2週目以降が面白くなる系統。

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2012/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

おにゃのこペロペロ. そういう話です. 違います? クラスメイトの二の腕をペロペロしたことが原因で 転校させられることになった西遣大豪. 奇妙な担任やクラスメイトに囲まれながらも転校生活を慎重に送ろうとするが 隣の席の女の子・ここめに指を舐められ血を吸われる. 村人からは「垢嘗」という妖怪扱いをされたりなんだり戸惑う大豪. 対するここめは大豪の血を吸った影響なのか徐々に変化していくのだが…. というわけで第5回小学館ライトノベル大賞 審査員特別賞受賞作ですよ. それなりに面白かった. でも大人たちが嫌いだなぁ…. ピンクチラシの裏にメモを取る自称カウンセラーとか特に.

Posted byブクログ

2011/12/25

実は垢舐めの子だった主人公の少年が、羅刹の守役になるお話。 意外と面白くはあったのだが、書き手が若いなあ、っていうのと、脈絡とか必然性がない展開が多くて、少し疲れた。 特に前半がね。やらなくても良い馬鹿をやってどんどん自分を追い込んでいくのが、ガキのやることとはいえ、見ていて辛...

実は垢舐めの子だった主人公の少年が、羅刹の守役になるお話。 意外と面白くはあったのだが、書き手が若いなあ、っていうのと、脈絡とか必然性がない展開が多くて、少し疲れた。 特に前半がね。やらなくても良い馬鹿をやってどんどん自分を追い込んでいくのが、ガキのやることとはいえ、見ていて辛かった。 その情けなさとのギャップで、最後の彼の覚悟が際立つというものではあろうが、その決意の上でやったようなことも、別にやらなくても話はすんだのでないかと思うと、読後に微妙なものが残ってしまった。 いや、生肝を食らうとかの話は、かなりインパクトのある描写を得られるシーンだとは思うのだけれど、前後の展開を考えると、なんとか避けたほうがむらに受け入れてもらうための手段としては良かったのでないかと思うのだ。 重いことなだけに、どうしてもそれをやらなければならない説得力を、もう少し突き詰めて欲しかったと思う。 そうできていなかったのが未熟さ若さだとは思うのだが、全てを振り捨てるかのように疾走する感覚は、これもまた若さ故のものであろうかと思うと、今書けるものを書くのは大切なのだろうと、思う。

Posted byブクログ