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疲れない体をつくる「和」の身体作法 の商品レビュー

3.7

10件のお客様レビュー

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2024/08/20

<目次> 第1章  能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか? 第2章  「和」の視点から知る、体の秘密 第3章  ロルフィングで体をゆるめる 第4章  疲れない体を能の動きから習得する <内容> 原本は2006年刊。著者は、20代後半から能の世界に入った人。それだけに能の世界...

<目次> 第1章  能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか? 第2章  「和」の視点から知る、体の秘密 第3章  ロルフィングで体をゆるめる 第4章  疲れない体を能の動きから習得する <内容> 原本は2006年刊。著者は、20代後半から能の世界に入った人。それだけに能の世界を、第三者的に俯瞰できる人。この本は、能の体の動きを、ロルフィングと絡めながら紹介している。呼吸法やストレッチ的なもの、歩き方などの紹介は、現代人に役立つものだろう。

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2024/02/28

能楽師の体について。 確かに言われてみれば、現役でいる人達の年齢は 結構なものがあります。 滑らかに、緩やかに。 そんな動きは結構筋力を使うのだな、と。 前半はそんな話盛りだくさんで、後ろになると こういう動き、というのが入ってきます。 やっていれば、筋力が強化されて すすっと...

能楽師の体について。 確かに言われてみれば、現役でいる人達の年齢は 結構なものがあります。 滑らかに、緩やかに。 そんな動きは結構筋力を使うのだな、と。 前半はそんな話盛りだくさんで、後ろになると こういう動き、というのが入ってきます。 やっていれば、筋力が強化されて すすっと動ける体を手に入れられる、やも?

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2023/07/16

能の身体操作法と、哲学とが分かりやすく紹介される。80歳を越えても能楽師は現役でいられる。 表層筋ではなく深層筋を鍛えること、年齢を重ねてもしゃんとしていられるとのこと。 まだまだ知らない世界と、身体操作の方法があることを知り、まだまだこれから鍛えられるし、現役でいられることを知...

能の身体操作法と、哲学とが分かりやすく紹介される。80歳を越えても能楽師は現役でいられる。 表層筋ではなく深層筋を鍛えること、年齢を重ねてもしゃんとしていられるとのこと。 まだまだ知らない世界と、身体操作の方法があることを知り、まだまだこれから鍛えられるし、現役でいられることを知る。 ロルフィングも含めて、和の身体操作法も学んでいきたい。

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2018/12/22

 能を舞ったり、謡ったりすることで、自然に自分自身の陰陽が整っていき、そしてそれが天文にもつながる、そのように能がつくられている、ということだけは覚えておいてください。  腕の動きの大部分を決めてしまうのは、この肩胛骨の状態です。肩胛骨こそまさに肩関節のキー・ストーンだというこ...

 能を舞ったり、謡ったりすることで、自然に自分自身の陰陽が整っていき、そしてそれが天文にもつながる、そのように能がつくられている、ということだけは覚えておいてください。  腕の動きの大部分を決めてしまうのは、この肩胛骨の状態です。肩胛骨こそまさに肩関節のキー・ストーンだということができるでしょう。  親指と人差し指 体の柔軟性  小指薬指 運動に大切な指

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2015/09/27

2015/9/20図書館から借りた。 『日本の弓術』(オイゲン・ヘリゲル述/岩波文庫)のなかの阿波研造から和弓を学ぶときの話を例えもして、身体の使い方を説明している。

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2014/05/10

著者は能楽師で「ロルファー」とのこと。 ロルフィングというのは、本書で初めて知った。 アメリカで生まれたボディ・ワーク(身体をいたわる技法)。 この本では身体の深層にある筋肉の凝りをとって、調整することが説かれていた。 読みながら、自分の体幹を意識するようになった。 そうしたら...

著者は能楽師で「ロルファー」とのこと。 ロルフィングというのは、本書で初めて知った。 アメリカで生まれたボディ・ワーク(身体をいたわる技法)。 この本では身体の深層にある筋肉の凝りをとって、調整することが説かれていた。 読みながら、自分の体幹を意識するようになった。 そうしたら、たしかに、自分は骨盤が前傾していて、その結果、腿の前側の筋肉が常に緊張している状態であることに気づいた。 本書では「筋肉の癒着」をほぐしたり、緊張をゆるめたりする具体的なメソッドが書かれていた。 それが能の動きと通じるものがあるという話でもあった。 ただ、なかなか身体技法というのは、本を読んだだけでは実践できるようにはならないわけで・・・。 その辺り、かえってフラストレーションがたまってしまったかも。

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2013/09/06

面白い内容でした。世阿弥の教えである「体(たい)」と「用(ゆう)」を解剖学的な見地から落とし込み、人間の身体の陰陽を表層筋と深層筋の関係で説明しています。エクササイズも掲載されていますが、能という伝統芸能と絡めているアプローチが面白いです。あまり難しい内容でもないと思います。「上...

面白い内容でした。世阿弥の教えである「体(たい)」と「用(ゆう)」を解剖学的な見地から落とし込み、人間の身体の陰陽を表層筋と深層筋の関係で説明しています。エクササイズも掲載されていますが、能という伝統芸能と絡めているアプローチが面白いです。あまり難しい内容でもないと思います。「上虚下実」や「体心捨力」という能で使われる言葉もイメージをつかむのにインパクトのあるものだと思いますし、それらの言葉がきちんと説明されているので理解が深まります。

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2019/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「人間の身体は天を目指すゴシック建築である」というコトバには感動。それから「和」の身体作法の優美さについても自責の念にかられながら納得。とてもためになりました、が、あまり面白くはなかったなぁ…。

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2012/05/02

呼吸をゆったりと。 しなやかで強い体と心。 体と心はつながっている。 背筋、筋肉の緊張。 忘れがちだが、大切なこと。

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2012/03/04

日本のこころを踏まえたうえで、 解剖学的な解説が配されており、 立体的理解ができたと思います。 「風姿花伝」や「易経」などの 原典にあたってみたくなりました。

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