疲れない体をつくる「和」の身体作法 の商品レビュー
<目次> 第1章 能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか? 第2章 「和」の視点から知る、体の秘密 第3章 ロルフィングで体をゆるめる 第4章 疲れない体を能の動きから習得する <内容> 原本は2006年刊。著者は、20代後半から能の世界に入った人。それだけに能の世界...
<目次> 第1章 能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか? 第2章 「和」の視点から知る、体の秘密 第3章 ロルフィングで体をゆるめる 第4章 疲れない体を能の動きから習得する <内容> 原本は2006年刊。著者は、20代後半から能の世界に入った人。それだけに能の世界を、第三者的に俯瞰できる人。この本は、能の体の動きを、ロルフィングと絡めながら紹介している。呼吸法やストレッチ的なもの、歩き方などの紹介は、現代人に役立つものだろう。
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能楽師の体について。 確かに言われてみれば、現役でいる人達の年齢は 結構なものがあります。 滑らかに、緩やかに。 そんな動きは結構筋力を使うのだな、と。 前半はそんな話盛りだくさんで、後ろになると こういう動き、というのが入ってきます。 やっていれば、筋力が強化されて すすっと...
能楽師の体について。 確かに言われてみれば、現役でいる人達の年齢は 結構なものがあります。 滑らかに、緩やかに。 そんな動きは結構筋力を使うのだな、と。 前半はそんな話盛りだくさんで、後ろになると こういう動き、というのが入ってきます。 やっていれば、筋力が強化されて すすっと動ける体を手に入れられる、やも?
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能の身体操作法と、哲学とが分かりやすく紹介される。80歳を越えても能楽師は現役でいられる。 表層筋ではなく深層筋を鍛えること、年齢を重ねてもしゃんとしていられるとのこと。 まだまだ知らない世界と、身体操作の方法があることを知り、まだまだこれから鍛えられるし、現役でいられることを知...
能の身体操作法と、哲学とが分かりやすく紹介される。80歳を越えても能楽師は現役でいられる。 表層筋ではなく深層筋を鍛えること、年齢を重ねてもしゃんとしていられるとのこと。 まだまだ知らない世界と、身体操作の方法があることを知り、まだまだこれから鍛えられるし、現役でいられることを知る。 ロルフィングも含めて、和の身体操作法も学んでいきたい。
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能を舞ったり、謡ったりすることで、自然に自分自身の陰陽が整っていき、そしてそれが天文にもつながる、そのように能がつくられている、ということだけは覚えておいてください。 腕の動きの大部分を決めてしまうのは、この肩胛骨の状態です。肩胛骨こそまさに肩関節のキー・ストーンだというこ...
能を舞ったり、謡ったりすることで、自然に自分自身の陰陽が整っていき、そしてそれが天文にもつながる、そのように能がつくられている、ということだけは覚えておいてください。 腕の動きの大部分を決めてしまうのは、この肩胛骨の状態です。肩胛骨こそまさに肩関節のキー・ストーンだということができるでしょう。 親指と人差し指 体の柔軟性 小指薬指 運動に大切な指
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2015/9/20図書館から借りた。 『日本の弓術』(オイゲン・ヘリゲル述/岩波文庫)のなかの阿波研造から和弓を学ぶときの話を例えもして、身体の使い方を説明している。
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著者は能楽師で「ロルファー」とのこと。 ロルフィングというのは、本書で初めて知った。 アメリカで生まれたボディ・ワーク(身体をいたわる技法)。 この本では身体の深層にある筋肉の凝りをとって、調整することが説かれていた。 読みながら、自分の体幹を意識するようになった。 そうしたら...
著者は能楽師で「ロルファー」とのこと。 ロルフィングというのは、本書で初めて知った。 アメリカで生まれたボディ・ワーク(身体をいたわる技法)。 この本では身体の深層にある筋肉の凝りをとって、調整することが説かれていた。 読みながら、自分の体幹を意識するようになった。 そうしたら、たしかに、自分は骨盤が前傾していて、その結果、腿の前側の筋肉が常に緊張している状態であることに気づいた。 本書では「筋肉の癒着」をほぐしたり、緊張をゆるめたりする具体的なメソッドが書かれていた。 それが能の動きと通じるものがあるという話でもあった。 ただ、なかなか身体技法というのは、本を読んだだけでは実践できるようにはならないわけで・・・。 その辺り、かえってフラストレーションがたまってしまったかも。
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面白い内容でした。世阿弥の教えである「体(たい)」と「用(ゆう)」を解剖学的な見地から落とし込み、人間の身体の陰陽を表層筋と深層筋の関係で説明しています。エクササイズも掲載されていますが、能という伝統芸能と絡めているアプローチが面白いです。あまり難しい内容でもないと思います。「上...
面白い内容でした。世阿弥の教えである「体(たい)」と「用(ゆう)」を解剖学的な見地から落とし込み、人間の身体の陰陽を表層筋と深層筋の関係で説明しています。エクササイズも掲載されていますが、能という伝統芸能と絡めているアプローチが面白いです。あまり難しい内容でもないと思います。「上虚下実」や「体心捨力」という能で使われる言葉もイメージをつかむのにインパクトのあるものだと思いますし、それらの言葉がきちんと説明されているので理解が深まります。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「人間の身体は天を目指すゴシック建築である」というコトバには感動。それから「和」の身体作法の優美さについても自責の念にかられながら納得。とてもためになりました、が、あまり面白くはなかったなぁ…。
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呼吸をゆったりと。 しなやかで強い体と心。 体と心はつながっている。 背筋、筋肉の緊張。 忘れがちだが、大切なこと。
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日本のこころを踏まえたうえで、 解剖学的な解説が配されており、 立体的理解ができたと思います。 「風姿花伝」や「易経」などの 原典にあたってみたくなりました。
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