東京で何してる? の商品レビュー
力のある表現を20年以上続けてきたSSWによる、小説集。 歌を歌っていない人も、実は日々の生活の中で歌にならない歌を歌っている。人が生活の中で生き生きと自分らしく過ごすことは、自分なりの歌を歌うことではないか。歌で表現してきた人の描く人々の暮らしに接して、そう感じた。 全編、繰り...
力のある表現を20年以上続けてきたSSWによる、小説集。 歌を歌っていない人も、実は日々の生活の中で歌にならない歌を歌っている。人が生活の中で生き生きと自分らしく過ごすことは、自分なりの歌を歌うことではないか。歌で表現してきた人の描く人々の暮らしに接して、そう感じた。 全編、繰り返し読んでいるが、特に「犬」がたまらなく好き。
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豊田さんのことは、自伝的なコラムや歌詞集「たった一行だけの詩を、あの人にほめられたい」で知った。事前に音楽を聴いたことがない状態で、本から入った。最初の数ページを読んで、すぐに自分の好きな感じだと直感した。帰りの電車で読みながらグイグイ引き込まれ、あっという間に自駅に着いたのを覚...
豊田さんのことは、自伝的なコラムや歌詞集「たった一行だけの詩を、あの人にほめられたい」で知った。事前に音楽を聴いたことがない状態で、本から入った。最初の数ページを読んで、すぐに自分の好きな感じだと直感した。帰りの電車で読みながらグイグイ引き込まれ、あっという間に自駅に着いたのを覚えている。文体のどこをとっても、濃く、艶めかしい血が通っており、色んな物事をくぐり抜けてきた男だけが出すことのできる気品のようなものを感じた。 小説が出ていることを最近知り、すぐに書店で取り寄せた。 読む前から、期待値はかなり大きかった。 そしてやはりの読み応え。好きです。
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短編6作収録。決して連作ではないものの、本人がそうであるように、どの作品にもミュージシャンが関連しているせいか、なんとなーくつながってるような、まとまりのあるかんぢ。いわゆる文学作品…ではないかな、音があるというか、詩的なかんぢ。
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音楽活動、それも15年以上前の初期の頃しか知らなかったんだけど、表紙の写真に誘われて手にした一冊。正直それほど期待してなかったんだけど、どの話もスッと入ってきて何かしらの記憶を呼び起こされる不思議な感覚を覚えた。それがほぼ同じ年のせいなのか、描かれてる時代のせいなのかは分からない...
音楽活動、それも15年以上前の初期の頃しか知らなかったんだけど、表紙の写真に誘われて手にした一冊。正直それほど期待してなかったんだけど、どの話もスッと入ってきて何かしらの記憶を呼び起こされる不思議な感覚を覚えた。それがほぼ同じ年のせいなのか、描かれてる時代のせいなのかは分からないけど、妙にしっくりとくる世界観であった。この感じのゆったりとした流れの長編も読みたい。
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ご存知、パラダイス・ガラージこと豊田道倫の処女小説集。わが同志田中から、ぼくの今年の誕生日プレゼントとしてもらったもの。こんな書籍をぼくに献上してくれる後輩がいるという事実にまずは感謝。自分に本当の文才があったなら、こんな文章を書きたいし書いていただろう。田中ありがとう。
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豊田道倫初小説集。 読んでいて辛くなりましたが、嫌ではありませんでした。 面白かったです。これからも書いて欲しい。
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