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体育座りで、空を見上げて の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2023/12/24

平々凡々な三年間でもあり、誰にとっても特別な中学三年間。70 年前後 (70 年代ではなく、60 年代末〜 70 年代初頭) の人には共感を呼ぶかもしれないトピックスはいいとして、なるようになったというか全体的に予定調和的。

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2023/08/10

あぁ、わかり過ぎる。 わかり過ぎてしんどいくらいの中学時代。 毎日死にたいと交換日記に書いていた友だち、嫌な先生、誰かれかまわずくそだのムカツクだののたまっていた自分、穴があったら入りたい。 なのに楽しかった思い出も沢山あるのが不思議だ。 音楽も、あの頃聴いた曲はしっかり心に残っ...

あぁ、わかり過ぎる。 わかり過ぎてしんどいくらいの中学時代。 毎日死にたいと交換日記に書いていた友だち、嫌な先生、誰かれかまわずくそだのムカツクだののたまっていた自分、穴があったら入りたい。 なのに楽しかった思い出も沢山あるのが不思議だ。 音楽も、あの頃聴いた曲はしっかり心に残っている。中学生の感受性でしか聴けない 尾崎や浜省やチェッカーズ、ビートルズが。 勉強以外の何にでも興味があったし、仲間以外は皆敵のような気がしたし、たくさんの消したい場面やごめんなさいが浮かぶ。 今の自分はどうかと問えば、やっぱりあの頃をベースに変わってない気がして、もっと大人な大人になるはずだったのに…と思いつつ本を閉じた。

Posted byブクログ

2023/04/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

中学生の女の子が主人公。彼女の成長と内面が描かれた今作。家にあったから読んでみたが、思春期特有のなんとなく誰かを嫌いになったりするところや自分に自信が持てないところとかだったり、先生に猫をかぶっていうると言うか、諦めているふりをしているのがバレているところだったりと、共感できるポイントが多かった。 ただ、時代背景が自分の時とですら違いすぎて、尾崎やチェッカーズ、バレーボール選手の追っかけなど、全くわからないところも多かった。

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2022/08/23

中学生活、懐かしいなーと思いながら読んでた。中学校はほぼ毎日あった部活や初めての上下関係、小学校よりも規模の大きい行事が沢山あって大変だったけどクラスのみんなと過ごす毎日が本当に楽しかったな、

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2021/07/05

ビルボード・ヒットチャート40が懐かしい。出てくる全てがあの頃を思い出させてくれる...。中学校時代の鬱屈した感情。ア・テスト(神奈川県限定)1週間前にドラクエⅡに没頭していた日々...。いい時代だった...。

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2018/10/09

和光妙子の中学校の入学式から卒業式までの日々が濃密で、少し冗長にも思えたけれどリアルで瑞々しく、チェッカーズ他、知らない時代の話ではあるのだけれど、飲み込まれるようだった。教師に中にためずもっと殻を破ったらと柔らかくも一方的に言われ悔しくて泣きそうになる所が昔の自分と重なって、無...

和光妙子の中学校の入学式から卒業式までの日々が濃密で、少し冗長にも思えたけれどリアルで瑞々しく、チェッカーズ他、知らない時代の話ではあるのだけれど、飲み込まれるようだった。教師に中にためずもっと殻を破ったらと柔らかくも一方的に言われ悔しくて泣きそうになる所が昔の自分と重なって、無防備で、切なかった。

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2018/08/24

00年代作品だからかしら、とても時事ネタが・・・時代を感じる・・・ 中学生のときってこんなだったかな・・・ううん覚えてない・・・

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2017/06/03

中学生の等身大が描かれている。 思春期、反抗期の葛藤とか描かれていて、かなり共感できるところとかもある。 自分が中学生のころもこんな態度だったのかなと思うと申し訳なくなる。 でも中学時代が鮮明に蘇ってくる。 時が経つのは早いなぁ

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2017/05/26

ただ無邪気だった小学生の頃。高校はいわばアタマの程度がだいたい同じ者の集まり。その狭間でいちばんビミョーなのが中学生。私にとってはそんな3年間でした。本作の主人公・妙子が過ごす中学3年間に当時の光景が甦ります。なんでもゲーッ。ちょっとしたことで悩む友人関係。些細なことで親にイライ...

ただ無邪気だった小学生の頃。高校はいわばアタマの程度がだいたい同じ者の集まり。その狭間でいちばんビミョーなのが中学生。私にとってはそんな3年間でした。本作の主人公・妙子が過ごす中学3年間に当時の光景が甦ります。なんでもゲーッ。ちょっとしたことで悩む友人関係。些細なことで親にイライラ。部活はそこそこ頑張って、体育祭や文化祭もそれなりに。オフコースだとか『ムー』だとか『アウトサイダー』だとかが出てくるのが懐かしくて楽しい。尾崎豊を聴いても聴かなくても、15の夜は走り出したくなるものなのですね。

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2016/10/19

あの三年間は特別な時間だった…。子供でも大人でもない中学生時代を、瑞々しい筆致で綴る青春長編小説。 思春期というのは実にややこしくて面倒くさい。周りの大人たちが接する苦労以上に、本人の心の葛藤に痛ましささえ感じる。自分がまだ確立されてなく、夢と現実の間をさ迷うのが、この年頃なのだ...

あの三年間は特別な時間だった…。子供でも大人でもない中学生時代を、瑞々しい筆致で綴る青春長編小説。 思春期というのは実にややこしくて面倒くさい。周りの大人たちが接する苦労以上に、本人の心の葛藤に痛ましささえ感じる。自分がまだ確立されてなく、夢と現実の間をさ迷うのが、この年頃なのだろう。と、偉そうに言っても誰もが通る道。大人の階段を上るのはしんどいことなのである。

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