らせん階段のなぞ の商品レビュー
あかね書房の推理・探偵傑作シリーズ。このシリーズを読むのは初めてだ。マンガ風にコマ割りされた挿絵が入っているのが特徴。 夏に田舎暮らしをするためにアームストロング氏の屋敷を借りたレーチェル・イネスが体験する恐怖の体験。 屋敷のらせん階段が主な舞台なのですが、このらせん階段が...
あかね書房の推理・探偵傑作シリーズ。このシリーズを読むのは初めてだ。マンガ風にコマ割りされた挿絵が入っているのが特徴。 夏に田舎暮らしをするためにアームストロング氏の屋敷を借りたレーチェル・イネスが体験する恐怖の体験。 屋敷のらせん階段が主な舞台なのですが、このらせん階段が屋敷の外にあるのか中にあるのか結局分からなかった。 見取り図を見ると家の中のようですが、後の方で家の外にあるような記述が出て来るし。 翻訳は中尾明さん。 私をSFの世界に引きずり込んだ思い出の『怪奇植物トリフィドの侵略』の訳者です。 『トリフィド』では、主人公の語り手は大人の男性で、自然な感じで読めました。 しかし本書の語り手はオールドミスの女性です。ここはやはり女性が訳された方が自然になったのでは? 語尾が「~ました」の連続になるなど、どことなく不自然な語り口でした。 少年少女・ネタバレ談話室(ネタばらし注意!) らせん階段のなぞ ラインハート http://sfclub.sblo.jp/article/180874827.html
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