書物幻戯 の商品レビュー
書物狩人シリーズ、4作目。長編作。 今作では、古代エジプト時代、アレクサンドリア図書館の蔵書であった「災厄の書」を巡って、国際テロ陰謀事件が企てられる。宿敵・ミスタークラウンとのコン・ゲーム対決。何重にも張られたミスタークラウンの罠を、完璧なまでに裏の裏まで先読むル・シャスー...
書物狩人シリーズ、4作目。長編作。 今作では、古代エジプト時代、アレクサンドリア図書館の蔵書であった「災厄の書」を巡って、国際テロ陰謀事件が企てられる。宿敵・ミスタークラウンとのコン・ゲーム対決。何重にも張られたミスタークラウンの罠を、完璧なまでに裏の裏まで先読むル・シャスールに惚れ惚れ。相棒ヒロインのレディ・Bも格好いい。いつもながらの気品と美しさが滲み出ている文章に、長編とは言え、さほど分厚くもないページ数ですが、読みごたえはたっぷり。 序章と終章に出てくる軽井沢の作家さんは赤城先生本人がモデルなのかな。軽井沢の作家センセと言えば、浅見光彦シリーズの内田康夫先生がどうしても思い浮かぶんだけど(笑)
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なんかこの作者さんの文章と相性がいいのか、サクサク読めるこのシリーズ。長編なので心配したけど、そんな必要なかった。宿敵みたいな人が現れてますます展開が、楽しみです。
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書物狩人、今回の舞台は中東。太古エジプト文明時代の「災厄の書」が現代に甦り、中東テロ組織とCIAの暗闘が繰り広げられる。そこには書物狩人の宿敵書物偽造師の罠が。相変わらずの博覧強記。ページを捲る指が止まらない。 個人的には真実に迫る調査の場面や、偽造の方法など細かい描写がもっとほ...
書物狩人、今回の舞台は中東。太古エジプト文明時代の「災厄の書」が現代に甦り、中東テロ組織とCIAの暗闘が繰り広げられる。そこには書物狩人の宿敵書物偽造師の罠が。相変わらずの博覧強記。ページを捲る指が止まらない。 個人的には真実に迫る調査の場面や、偽造の方法など細かい描写がもっとほしかった。
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170ページとノベルスにしては短いのにこの重厚さ。ル・シャスールの自信満々ぶりには毎度ながら惚れ惚れします。
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書物狩人 初の長編。 書物狩人VS書物偽装人の正面きっての対決ですが 何だかこのキャラ達ならではな淡々とした闘いでした。 派手なコトは一切起こりませんが、そこがこの本らしぃ。 長編も面白かったですが どちらかというと短編の方がこのシリーズは好きですな。
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書物狩人シリーズ初の長編。 ちょっとインパクトに欠ける気もするが、面白かった。このシリーズ、「本」や「史料」についての愛着が凄くて、それ自体が気持ちいい。
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書物狩人第4弾。宿敵・書物偽造師との対決。 シリーズ初の長編だけれど、サックリと真相にたどり着いちゃう感じだし、対決もあっさり。 とはいえ、久々に読んだからなのか、妙にハマったかも。
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書物偽造師と書物狩人との闘いは、予想通り面白かった。シリーズ初長編だけど、短編も良いけど、長編も気に入りました。ただ、連作短編としていろいろ絡めていったほうが更に面白くなるかもと思った。なんにせよ、まだまだ続くことが嬉しいですね。
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