トロイメライ 唄う都は雨のち晴れ の商品レビュー

池上永一(著者)

2013/07/05

トロイメライ続編。主人公武太が成長した分、前作よりおとなしめ。相変わらず人情に溢れ、をなり宿の料理は美味しそう。カステラかまぼこ食べたい！そして大貫長老は確実におかしい。

2013/03/27

「トロイメライ」シリーズ。「テンペスト」の庶民版のようで、登場人物が微妙に絡んだりしている。まぁ、庶民と言っても八重山のように人頭税まで課されていたところよりは、人々が活き活きしている。
主人公が前作よりも成長しているのが分かる。
短編集だし、何より著者の文章が活き活きとしているので、まるで短いドラマを見ているかのようにサクサク進められた。謎は謎のままなので、続編(あるよね？)も楽しみ。

2012/11/15

『テンペスト』外伝『トロイメライ』の第２巻。
琉球の皆さんは今巻もハイテンションで日々を生きてらっさいマス。
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前巻では「Ｔｈｅ・怪僧」的だった大貫さんが奥さんを偲ぶシーンとか
最後に収められてる芭蕉布のお話とか
この作者さんは
失くしてしまった『恋愛』を、
愛おしく、切なく、だいじなものに思わせてくれるよねぇ。
ぃや、実際にはそんな大層な恋愛したことないけども。（笑。
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武太くんが成長してってんのか、あんま無茶しなくなってるのが淋しいっちゃ淋しいかも。
その所為かこの巻は　武太＜をなり宿３姉妹　な感じ。
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ところで
『トロイメライ』ったらシューマン・『子供の情景』の曲。
その中のほかの曲のタイトルも
なんとなくこの本をイメージさせちゃわない？
『見知らぬ国と人々について』なんてモロだよね～。
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ところで２
黒マンサージ誰なんやろ？
寧温さんとお互いに正体知ってるっポいし
『テンペスト』読み込めば判るのかシラ？
ぅむむ。
続刊も読まねば。

2013/07/13

引き込まれるような魅力はないのですが、
本の世界に浸っていたい感じ。
読み終えるのが惜しい感じ。

2冊目になると登場人物の行動も見えてきて
おっ！出たな～(^^)っていうのが楽しい。

堆錦（ついきん）ってどんな感じだったかな？
あとで調べてみよう。
首里天加那志がお召しになりそうな芭蕉布も(´∀｀*)

テンペストでは、思戸が好きなんです。
次作で登場を期待したいなっ。
良い子の？役でね。

2012/05/07

今作は、筑佐事の武太よりも、をなり宿の３姉妹の方が主役のように感じられました。
彼女たちが作り出す沖縄料理がやっぱり美味しそうで！

実はゴーヤーが苦手なのですが、夏場の効能とかいろいろ書かれているのを読んでいるうちに、何だか食べたくなってきました。

６編の物語の中で印象的だったのは、「雨後の子守唄」。
こちらは、幽霊がをなり宿に特注料理を買いに来るというお話。
あと、「那覇ヌ市」では、前作でその後が気になっていた虎寿の元気な姿が見られたのが嬉しかったです。

2012/02/06

続編が出ました！

『テンペスト』と同時期の設定です。

そのせいでしょうかテンペストのキャラクターがチラホラと顔をだしたりしています。

作風はガラリと違いますが…そこは主役のキャラの違いのせいでしょうね。

2013/01/14

前作よりも町の人々に焦点を当てた感じかな。
明るくおどけた人情話が多い中で、最後はちょっと切なく。

沖縄の姿はなんと美しいと惜しげもなく自慢するから、
相変わらず沖縄に行きたい。
あとカステラかまぼこ食べたい。

3作目も出る感じなので、一度最終回を迎えた大好きなドラマがまだ続いてくれる感じで嬉しい。

2012/01/30

「テンペスト」と同じ時期の琉球での出来事。テンペストの登場人物もチラチラ出てくるのがうれしい。またしてもシリーズものの一作目じゃないやつから読んじゃったよ。

2012/01/08

「テンペスト」の番外編である「トロイメライ」の続編。
筑佐事の武太が活躍し，ときどき「テンペスト」のキャラクターも登場する。

琉球の雰囲気が楽しい。

2012/01/03

『テンペスト』のスピンオフ『トロイメライ』の第2弾。
前作と同様、歌と三線は至上の響きだがいかんせんお調子者の筑佐事（＝おかっぴき）の武太や、をなり宿の料理の天才三姉妹鍋・竈・甕などが活躍します。
私は「第二夜　職人の意地」が気に入った。
孫寧温や聞得大君がちょっとだけ出て来る話もあり。ほんとにちょっとですが。
聞得大君がいい役になってるのは人気があるってことなんですかね？　確かにいいキャラだが。