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トーキョー・ストレンジャー の商品レビュー

3.8

17件のお客様レビュー

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2015/11/27

あるサンクチュアリの中でソフィスティケートされてきました。なんやそれは! 日記みたいな感じでぐっとくるやつがなかった

Posted byブクログ

2015/01/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いろいろと考えさせられることがある本。 東京についての深い教養を養ってくれる本、 <メモ> ・絵画というものは、見る人の精神的な世界と混じりあうと、一瞬にして火花が散るようなことがある。視覚を通じて、直感的なひらめきがおこる。

Posted byブクログ

2013/07/28

アイデンティティとは、簡単に言うと自分は何者であるかということ。 大切なことはステレオタイプ化された幸福感ではなくて、自分が肯定できる人生の意味を見出すこと。そしてそれにはやはり悩む力が必要。 社会における大学の役割が変化したことも大学の在り方を変えた。即戦力を求める流に従って...

アイデンティティとは、簡単に言うと自分は何者であるかということ。 大切なことはステレオタイプ化された幸福感ではなくて、自分が肯定できる人生の意味を見出すこと。そしてそれにはやはり悩む力が必要。 社会における大学の役割が変化したことも大学の在り方を変えた。即戦力を求める流に従って、大学の学問はすぐに役立つ実学を重んじるようになった。具体的には高額、エンジニアリング、土木工学、応用技術化学など。 そもそも生きる目的や目指す社会が名になのかわからなければ、豊な社会は築けない。だから広い意味での教養、人文学のしっかりした土台が必要。たとえ正解にたどりつけなくても、意味や目的について関gなえる思考回路を学ぶことは非常に重要。そしてそれこそが智の共同体であるUniversityの本来の役目。 文学を読んだら知性が高まるとか人間性がよくなるというわけではない。むしろ文学を読まば読むほど悩んでしまうところがある。ではなぜ文学を読むのか。それはおそらく本と対話することで、肥大化した自己から、もう一人の自己を発見していくことができるからでしょう。自分の抱え込んでいる両義性について考えたり、自分の存在理由について思索を深めることで、幾重にも自分を発見することができる。そのきっかけを文学は与えてくれる。

Posted byブクログ

2013/06/09

だいすきな姜尚中さんの東京探訪記。 これが雑誌BAILAの連載だったとは。意外。 そういえば以前、女性誌で悩み相談の連載を 持たれていたのを読んで、姜さんに好感をもった んだった。 文章だけの読み物とは趣が違ってよかった。 取材後記みたいなのからも姜さんの人となりが 伝わってきて...

だいすきな姜尚中さんの東京探訪記。 これが雑誌BAILAの連載だったとは。意外。 そういえば以前、女性誌で悩み相談の連載を 持たれていたのを読んで、姜さんに好感をもった んだった。 文章だけの読み物とは趣が違ってよかった。 取材後記みたいなのからも姜さんの人となりが 伝わってきて。 それにしても姜尚中さんてフォトジェニック!

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2013/01/14

ミーハー根性で姜尚中のサイン本ゲット。 女性誌のバイラに連載されていたコラムとあって、現代思想のバックグランドがない人にも簡単に読める。 なぜ東京は人を集めるのか? という直球のクエスチョンに、姜尚中が実際に各エリアを訪れ、ポストモダニズム的観点から分析。

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2012/08/25

著者は本当に社会を深く分析する人である。 彼のように冷静に客観的に、しかし暖かい目でもって社会を見つめられる人が日本で活躍しているというのは、とてもいいことだと思う。 本にも書かれているが、今は、多くの人が物事を損得で見ようとする時代であるが、それだけではとても寂しい社会になっ...

著者は本当に社会を深く分析する人である。 彼のように冷静に客観的に、しかし暖かい目でもって社会を見つめられる人が日本で活躍しているというのは、とてもいいことだと思う。 本にも書かれているが、今は、多くの人が物事を損得で見ようとする時代であるが、それだけではとても寂しい社会になってしまう。そして長い目で見ると未来もない。 少し日常に疲れたら、読んでみたい本である。

Posted byブクログ

2012/03/24

姜さんが東京の街を探訪しながら思索するエッセイ。 国会議事堂を訪れての、「家業を継ぐはずだった長男(自民党)がダメになったから、急に次男(民主党)に・・・といっても、今まで何の訓練もしていなかったら難しいのと同じようなもの」「新しい政権を育てていくという胆力が、国民にも必要」との...

姜さんが東京の街を探訪しながら思索するエッセイ。 国会議事堂を訪れての、「家業を継ぐはずだった長男(自民党)がダメになったから、急に次男(民主党)に・・・といっても、今まで何の訓練もしていなかったら難しいのと同じようなもの」「新しい政権を育てていくという胆力が、国民にも必要」との指摘には、全く同感。 (ただし、これが書かれたのは1、2年前のことなので、現在はもう少し逼迫した状況ではあると思うが) どこぞの市長が大人気だけど、「強い力を持った指導者が、一気に何もかも変えてくれる」と思うのは幻想であり、また非常に危険なことでもあると思う。 猫カフェを訪れた姜さんの周りに、猫たちがぞろぞろと集まっている写真が、何とも微笑ましい。 猫は「甲高い声」より、「低い声」が好きなんだそうで。納得。

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2012/03/13

東京の町々を舞台に話題を展開。東京に住んでいる方。東京に住んでいた方、必読です。でも、なかなか言葉が難しい・・・。

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2011/11/26

東京について独特な視点で語られている点が面白かった。 東京の明るい部分、暗い部分。イキイキした部分、そうでない部分。いろいろ見えてくる。 いろいろ問題点に鋭い指摘が気持ちよかった。 ・みんなが自信をもちたいはみんなが不安を抱えていること ・これほど情報化による消費社会化が進む...

東京について独特な視点で語られている点が面白かった。 東京の明るい部分、暗い部分。イキイキした部分、そうでない部分。いろいろ見えてくる。 いろいろ問題点に鋭い指摘が気持ちよかった。 ・みんなが自信をもちたいはみんなが不安を抱えていること ・これほど情報化による消費社会化が進むとハレとケの区別というものが曖昧になる ・かつて私たちは世界がグローバル化すればいろいろな制約を超えられてみんながハッピーになれると信じてました。 ・すでに物質的に満たされているし、文化的にも出尽くしてしまって、それを焼きなおしするか反復するだけ。 ・今までの生き方やライフスタイルに多くの人が疑問を持っている

Posted byブクログ

2011/11/09

姜尚中が好きなので買いました。 ちょうど東京に進出して日が浅かった自分には興味のある一冊でした。 姜尚中の世界観で東京を捉えられていて新鮮でした。 昔から東京に住んでいる方が読まれても、新しい東京が見えてきて面白いと思います。

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