陰陽師 醍醐ノ巻 の商品レビュー
もう熟年夫婦の域に入ってきていますな、この二人。 でも、仲良し。 晴明じゃありませんが、 生涯の間にこんな友人とこんな時間が持てたら、 ほかの何もいらんでしょうねぇ。 羨ましい限りです。 他の皆様のレビューによれば、 人気なのは「夜光杯の女」でしょうか。 私のお気に入りは「白...
もう熟年夫婦の域に入ってきていますな、この二人。 でも、仲良し。 晴明じゃありませんが、 生涯の間にこんな友人とこんな時間が持てたら、 ほかの何もいらんでしょうねぇ。 羨ましい限りです。 他の皆様のレビューによれば、 人気なのは「夜光杯の女」でしょうか。 私のお気に入りは「白蛇伝」です。 あの落としどころが気に入りました。
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今巻は短編集。 「はるかなるもろこしまでも」が、しっとり切なくて、でも可愛らしくて好き(´∀`*)
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偉大なるマンネリ。 『サザエさん』でも『ドラえもん』でも、長く親しまれる作品ってそういうものなのかも。 晴明と博雅の変わらない雰囲気にホッとする。 でもちゃんと物語の中では季節も移ろっていて、季節季節の庭の風情も気持ちがいい。
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これをマンネリとかワンパターンという人も多くいると思うが、よくぞ、これだけ同じ時代の同じ人物で別の話を創生できるという観点からすると、実に偉大なるマンネリであり、どこまで続かせていただけるかが、楽しみになるシリーズであり、大往生まで是非、続けていただきたい。 また、多種多様の物語...
これをマンネリとかワンパターンという人も多くいると思うが、よくぞ、これだけ同じ時代の同じ人物で別の話を創生できるという観点からすると、実に偉大なるマンネリであり、どこまで続かせていただけるかが、楽しみになるシリーズであり、大往生まで是非、続けていただきたい。 また、多種多様の物語を紡ぎだす作者が、残された時間が少ないことを自覚しながらも、書き続けているという意味を読者としては汲んでいただいて読んでいただきたい。
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2011-69 もう少し面白いと思ったんだが、なんか軽くて渋い話をわざと狙っているのかもしれないが、夢枕獏に私が期待しているものとはかけ離れている。手抜き、技で凌いでいるという風にしか思えなくて残念
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マンネリという人もいるかもしれないけれど、私は安心できる安定と言いたいです。晴明が柱にもたれて酒を飲む姿が美しいなあ。ウーン、来た、来た~!と言う感じ。その後の「ゆこう」「ゆこう」で、行け、行け~!と言う感じです。 はるかなるもろこしまでも、この切なさ、秀逸。 きがかり道人、老人...
マンネリという人もいるかもしれないけれど、私は安心できる安定と言いたいです。晴明が柱にもたれて酒を飲む姿が美しいなあ。ウーン、来た、来た~!と言う感じ。その後の「ゆこう」「ゆこう」で、行け、行け~!と言う感じです。 はるかなるもろこしまでも、この切なさ、秀逸。 きがかり道人、老人がむーん、むーんと唸っているのは、獏さん、遊んでますね。 夜光杯の女、映画にしましょう。 すべてが良い雰囲気です。いつまでも、このシリーズ、続いてほしいです。
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ご存知、獏ちゃんの陰陽師シリーズ第…何作目だったっけ? すっかりマンネリ化しておりますが、もはやそのマンネリが何とも心地よいリズムとなっております(笑)近頃は獏ちゃんといえば、このシリーズしか読んでないなぁ^^; 月が梅の木の枝先に引っかかる話は可愛いと思いますw
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安倍晴明と源博雅が活躍する陰陽師シリーズの最新刊。2009~2010年にオール讀物に掲載された9編を収録。個人的には「はるかなるもろこしまでも」の読後感が良かったです。話のスケールが大きいのは「夜行杯の女」でしょうか。いずれもショートミステリーのような展開になっていて、気軽に楽し...
安倍晴明と源博雅が活躍する陰陽師シリーズの最新刊。2009~2010年にオール讀物に掲載された9編を収録。個人的には「はるかなるもろこしまでも」の読後感が良かったです。話のスケールが大きいのは「夜行杯の女」でしょうか。いずれもショートミステリーのような展開になっていて、気軽に楽しめる作品ばかりです。
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雅な平安の世界、ゆったりと四季を感じられる短編でとても読みやすかった。 京の都で庭で、時の流れを見ながら、親しい友とお酒を飲む。いつもながらの物語の始まりが大好き。いいなー 「ゆこう」 「ゆこう」 のやりとりもお馴染みだった(笑
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あ〜いつ読んでもいいですね。この方の陰陽師。忘れてる頃に新刊がでる、というのも良いです。季節は梅雨明けから、初冬にかけてその季節に見合った庭でその季節に見合った酒を、安倍晴明と源博雅が酌み交わしながら過ごす時間たるやこの世の物とは思えませぬ。今回は、ムカデ、犬、白ヘビ、ネズミなど...
あ〜いつ読んでもいいですね。この方の陰陽師。忘れてる頃に新刊がでる、というのも良いです。季節は梅雨明けから、初冬にかけてその季節に見合った庭でその季節に見合った酒を、安倍晴明と源博雅が酌み交わしながら過ごす時間たるやこの世の物とは思えませぬ。今回は、ムカデ、犬、白ヘビ、ネズミなど動物が多く登場します。まあ動物といえば何かの化身やもしれませんわなぁ。そうして今回は、清明さまにはどれも問題が簡単すぎたのではないでしょうか。あっさり解決してしまうのです。危うし清明!とか妖怪達との手に汗握るバトルというものがございませなんだ。ちょっとネタ切れ?でしょうか。このシリーズも長く続いて欲しいひとつなので、夢枕先生には是非ともがんばっていただきたいものです。
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