伯爵と妖精 情熱の花は秘せない の商品レビュー
フォックスグローブってどんな花だろうと検索したらジギタリスとの情報が 妖精国に次巻こそは辿り着くか?
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メロってきた リディアに関わる人はみんな更正していくんだねー やっと!二人が一緒に!正しい道だ どんどん信頼しあって、強くなって、並んで歩こうとしてる 守りっぱなし、守られっぱなしじゃなくて、補い合うのが夫婦なのだよねえ
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ちょっとダレていたのが、しゃきっとした気が。 初期の、「胡散臭く口説いてくる美形貴族」を「歯牙にも欠けずつんけんしてるふりをして、内心どぎまぎさせられている少女」という構図が好きだった私としては、結婚してから、リディアがなにかというと、貴婦人として振舞わなくてはとか、気品がうんち...
ちょっとダレていたのが、しゃきっとした気が。 初期の、「胡散臭く口説いてくる美形貴族」を「歯牙にも欠けずつんけんしてるふりをして、内心どぎまぎさせられている少女」という構図が好きだった私としては、結婚してから、リディアがなにかというと、貴婦人として振舞わなくてはとか、気品がうんちゃらかんちゃらいうのが正直面白くなく。リディアって、もともと気品のない下衆い女性ではないと思うのですが。身分がちょこっと低いだけで、そもそも、出自ですべてが決まる世界に身をおくのなら、あきらめて自分らしく振舞えば良いじゃん。ていうか、あなたのバックにはエドガーがついてるんだから、何があっても大丈夫だってば。 というイライラを完全に払拭させてくれる、リディア節。そうそう、彼女はこういう強さを持った女性なんだった。だからこそ、エドガーは彼女に惹かれたし、依存しているし執着しているし、リディアはエドガーの弱さを受け止められるんだった。と、ふたりの絆の深さを再確認できる巻でした。特に、挿絵つきのエドガーの寝室でのシーンは、まだ事態はなにも好転していないにも関わらずホッとしました。 少しずつ佳境に向けて進み始めた気のする巻でもあります。リディアとエドガーだけでなく、ロタとポール、ケリーとレイヴン、ニコとリディア、ニコとレイヴン、ケルピーとアーミン、レイヴンとアーミン、と出てくるキャラクターたち各々の関係性が深まったように思います。ニコという友達を見つけ、ケリーという人間とも仲良くなり始めたレイヴンと違い、孤独感が強くなっていくアーミンにも、彼女なりのハッピーエンドを、と願っていたので、ケルピーとの距離が縮んでいくのは大歓迎です。どうかこのまま、彼女も笑顔でこのシリーズを迎えられますように。
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そして組織を出て、リディアと共にいることを決めたエドガー。 やっぱりふたりは一緒にいるべきだ。 それに……キヤァ(*ノノ) ラノベなのにっ! 前巻のエドガーの、リディアに対する冷徹な態度は(今までが甘々だっただけに)単なる一読者のはずのわたしにもかなりのダメージだった。 わたし...
そして組織を出て、リディアと共にいることを決めたエドガー。 やっぱりふたりは一緒にいるべきだ。 それに……キヤァ(*ノノ) ラノベなのにっ! 前巻のエドガーの、リディアに対する冷徹な態度は(今までが甘々だっただけに)単なる一読者のはずのわたしにもかなりのダメージだった。 わたしがリディアだったなら。 いつの間にかリディアに感情移入していたから、エドガーの裏切り(に見える行動)は本当につらくて。 ふぃー。本当に良かった!(これで安心して読み進められる) 起承転結、でいえば前巻は間違いなく「転」 そしてこの巻は、「結」の導入部か。 ハッピーエンドになることを願って次の巻を手に取ろう。
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シリーズ第25巻。やっぱりエドガーとリディアには二人一緒にいてもらいたい。出会いを振り返ってるシーンが懐かしい。不安は多いけれど、とりあえず今は行動を共にできるようでうれしい。
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表紙のリディアの髪、すでに赤錆色でもなんでもなくただの栗色に見えます…w 本文はようやく最初からずっとエドガーとリディアが一緒。 エドガーの言葉は一生懸命無関心を装ってるんだけど、行動がまったくともなってなくて、そこがせつなくていいかんじにきゅんとする。 エドガーが組織を出るときの鬼畜っぷりもいいかんじです。 リディアに現状も把握してもらえて、次はふたり一緒に妖精国へ。 全巻のあとがきでは、目的地が終着地とは限らないってことだったので、妖精国から英国へ戻ってからが正念場なのかなーやっぱり。
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やっとエドガーとリディアが再会! いろいろあったけど、最後にはエドガーが正直に現状をリディアに伝えられて、二人でいることが出来るようになってよかった! エドリディがどんな困難にも逃げずに、二人で立ち向かっていく姿が好き もちろん周りのサポートがあってなんぼなとこがあっても、根源に相手が居るから頑張れるっていうのがいい 今回はエドガーの立場もあって、前回に引き続いて、いやそれ以上に怖い描写もあったけど、逆に今までで一番甘いというか、描写があれなのもあってびっくりした でも、何があっても、どんな障害が間にあろうと、求め合うことに躊躇しない二人が、その絆というか結びつきが強くて素敵だなと まぁ同時に思わずこの前読んだあらすじでの妊娠疑惑の原因はこの日かとかと思ってしまったよ;; フランシスとダイアナの子供だけじゃなく、他の子供たちが眠るあの地でなら、予言者がとかプリンスがとかそんなの薄まってるんじゃないかと期待! 二人も反発し合う小さな痛みは特に感じないって言ってたし むしろ二人の愛がそれに打ち勝つ気がして仕方ない むしろ打ち勝って!! そしてレイブンとケリーも気になるところです レイブンはニコとケリーとの交流を通して人間らしさはどんどん増してるよね フォックスグローブを云々のシーンは微笑ましかったー 今回は二人の忠誠心もいつになく素敵だったな 特にケリーね 勇敢すぎるわ ケルピーとアーミンも相変わらず気になるところだし でも多分二人はくっつかないんだろうな 似てないようで似た者同士で、一番は常にそれぞれリディアとエドガーだろうし で、忘れちゃいけないポールとロタ 今回は出番少なかったけど、ポールは相変わらず紳士&優しい! あと、フランシスが意図するところが分からなくて船がどうなるか不安 彼はエドリディに妖精国に行ってほしいんだよね? さて、結局帰国から一ヶ月もしないうちにここまで読破! 一日多いときで3冊?4冊くらい読んでたからあっという間だったな こんな生活贅沢すぎるわ でもまだまだ積読状態の本があるんだ・・・ 続きも気になるけど、溜まってる方も消化しないと
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ようやく、エドガーとリディアが合流。 この先のことを思うと、不安は尽きないけど、とりあえずは一緒に居られることを寿ぎたいです。 にしても、谷ワールドなので一筋縄ではいかないのは覚悟済み。 まずフランシスの行動がどういう意味なのか、それが気になるなぁ。 ネッドが案外いい人だった...
ようやく、エドガーとリディアが合流。 この先のことを思うと、不安は尽きないけど、とりあえずは一緒に居られることを寿ぎたいです。 にしても、谷ワールドなので一筋縄ではいかないのは覚悟済み。 まずフランシスの行動がどういう意味なのか、それが気になるなぁ。 ネッドが案外いい人だったのが、ちょっと意外でもあり、納得した巻もあり。ネッドとフロルの絆は良かったなぁ。 エドガーとリディアの二人に被る部分があるから、余計にそう思うのかも。 ネッドの側でなら、フロルも傷を負いながらでも、徐々に立ち上がって行けると思います。 そして何となくレイヴンとケリーの間も変わってきているのかも。 レイヴンは本当に人間っぽくなりました。 今回、久々に姉弟の再会もありましたが、アーミンはそんなレイヴンをどう見たのかなぁ。 いや、そんな暇がなかったっちゃー、なかったですが。 ヘンな話、エドガーとリディアは最終的には幸せになることを疑っていないのでいいのですが、アーミンとレイヴンはちょっと心配だ。 レイヴンはたぶん、ケリーが陽の光側にいるから大丈夫だと思うけど。 でもまあ、リディア大事のケルピーが、あれだけアーミンのことは気にかけているから大丈夫とは思うけど。 しかし手にした籠の中で寝られるほどの奥方から、雲を跨ぐような赤ん坊が生まれるとは…妖精の世界、奥が深い(爆) そして今、改めて数えたら「伯爵と妖精」25巻だった。 長い、長すぎるっ!いや、願ったりですが。 これを読み返そうとすると、一大決心だなぁ。 ……とか言っていたのに読み返しました(爆) しかも三か月経っていない(笑) ああ、「魔女の結婚」全11巻を読み返したいけど時間がないと言っていたのが、どこの誰の話、と言いたい(笑) そしてここまで来ると、さすがに前回読んだいろいろが覚えています。 しかし一番はやっぱり、フォックスグローブ咲く小屋での一夜ではないかと。 互いに求め合うことに躊躇しない二人の結びつきが、すごく胸に響いた。 互いを守りたい二人の想いが、予言者の力となるだろうブラッドストーンも、プリンスの力も鎮めたとも言えるけれど、それだけでない何かは感じます。 でも現在出ている巻でリディアの妊娠説が浮上していますが、本当に妊娠しているとしたら、この一夜以外有り得ないんじゃないだろうか。 妖精の産婆だった彼女の家で、ダイアナとフランシスの子供が、そして多くの子供たちが眠るあの赤いフォックスグローブの咲く地で。 リディアにある予言者の許嫁の宿命が一時だけでも薄まるとしたら、この時以外にはないんじゃないかと。 そしてそのことが、二人の間の宿命を揺らがしてくれる鍵になるんじゃないかと期待しているんだけど。 本当に赤ちゃんだったらいいなー。 またティルを可愛がっていた時のようなエドガーパパを見たいものである。 そういう意味では貴族らしくないよね、エドガーは。 リディアとお似合い(どちらもいい意味で)
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本来これの前に読んでおくべき1冊をすっ飛ばしてしまいました(T_T) が…まあなんとなくお話の流れは分かったので、前後して読もうかなと。 妖精国に向かったリディアは、どうやら前作でプリンスの 組織に捕らえられエドガーと同じ屋敷にいるようです。 但し、彼女は虜囚。彼は君臨する者として。 そしてリディアの代わりとして、キャスリーンが婚約者として 幅を利かせ、リディアはエドガーの子を宿していると偽って どうにか命を長らえている状況です。 微妙な妻妾同席の図が展開されるわけですが…。 プリンスとして振舞うしか今は仕方のないエドガー。 思い切りブラックになってみせます。 リディアの本気の怒りも、それに対するエドガーの反応も なかなか緊張感のあるところ。 結局ふたりは、憎悪でプリンスを抑えるのではなく それを超える愛情で心が凪いでいるほうが 魔術や詐術より、ずっと強いと確信して 共に組織を脱出し、妖精国を目指します。 今回珍しく、ふたりの結ばれる場面が書かれていましたが やはり女性にとって、そういうことってすごく精神的な行為 なんだなって思わせる書き方だったのが印象的でした。 まあ少女小説なので、変に色っぽい書き方は しないほうが正道だと思いますが…。 夫婦というありかたの幻想とかロマンスの極みのような ラブシーンで、リディアがちょっと羨ましかったかな。 逃げずに、苦難に立ち向かうのが夫婦だよということを 書いてる辺り、谷瑞恵さん、偉いと思うんですけれどね。 私にとっては、恐ろしかったり、苦しかったりする、 あるいは幸福感の向こうに辛い思いがにじむ行為なので そういう場面は綺麗な夢で…いやいや、女としてそれは…。 その断定はダメだろ、とか悩ましいのですけれども。 ガラスの夢のゆりかごのような少女時代なら こんなラブシーンもいいのかな。 ハッピーエンドに向かsって、お話はじっくりと進行中。 もうかなり先まで出版されているので、お読みの方は どうなってるかご存知なのですよね。 早く女王陛下のところに、ふたりが凱旋出来ますように。 それにしても、ここにきてアーミンが一番、何かを 脱ぎ捨てたように綺麗になって、楽になってるのが 印象的です。 まあ、ここまでで泣いてきたもんね。 当然といえば当然ですかね。 次は一冊戻っての感想になりますw http://ameblo.jp/sweetviolt/entry-11175615583.html
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“機嫌をよくしたニコとは裏腹に、レイヴンはにらむようにじっとケリーを見ている。 ライバル視されている?だからレイヴンは、ケリーを追い出そうと、敵地へ乗り込むことを賛成したのだろうか。 などとケリーは疑心暗鬼になるが、レイヴンは突飛なことを言った。 「あなたとは、似ている気がする」...
“機嫌をよくしたニコとは裏腹に、レイヴンはにらむようにじっとケリーを見ている。 ライバル視されている?だからレイヴンは、ケリーを追い出そうと、敵地へ乗り込むことを賛成したのだろうか。 などとケリーは疑心暗鬼になるが、レイヴンは突飛なことを言った。 「あなたとは、似ている気がする」 えっ、似てないわ! 話の流れが見えない。レイヴンとの共通点はニコが好きだということだけではないか。それに、今のは嫉妬の視線ではなかったのか。 「あの、レイヴンさん......。ニコさんのことは誰だって好きでしょう?」 「すみません。似ているというのは失礼ですね。私は他人を理解したことがないのですけど、あなたのことは、少しだけ理解できそうな気がしたんです。侍女として、勇気と誇りを持っていて、ニコさんが好きだから」 レイヴンの言葉は、わかるようなわからないような。ケリーは困惑させられたが、同時に勇気づけられるような気もしたのだった。 レイヴンに認められたなら、何だってできそうだ。 「つまり、武器がなくても大丈夫です。何かあったら、必ず助けにいきます」 何がつまりなんだろう。わからないけれどケリーは頷く。” 一緒に行動出来るようになったと思ったのに未だに悲愛感漂うとはどういうこと。 ハッピーエンド来てよお願い。 “「エドガーさま、人でなしに磨きがかかりましたね」 まったくだ。 「プリンスの悪影響かもね」 つぶやきながらエドガーは、内ポケットに手を入れる。必ずそこに入れているものがある。指先に触れて安心する。 結婚をして間もなく、そうすることにした。 もしもの場合、リディアに危害を加えることがないように。常にそのことを考えてきた。 リディアの願いを踏みにじることになるかもしれないと思うと、自決するための毒薬を持っていることに迷いを感じていたが、今となっては、最後の手段というよりはお守りのようなものかもしれないと思う。 これがあれば、最後まで踏ん張れるだろう。 「レイヴン、レディアと宝剣を取り戻しに行くよ」”
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