グッバイ・ヒーロー の商品レビュー
困った人がいたら放って置けない、ロッカーでピザ屋でバイトしている男の子。 どんどんトラブルに巻き込まれていくが、機転を利かせて、ギリギリでかわしていく。
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困っている人がいたら助けなければいけない。それが俺のルールなんだ…。ピザと音楽を愛する人気配達人“亮太”と、立てこもり事件の人質“おっさん”が運び届ける、謎と絆の物語。 細かい突っ込みどころは結構ありそうだけれど、そんなことは気にせずに読み進められる…横関大らしい軽快な作品だっ...
困っている人がいたら助けなければいけない。それが俺のルールなんだ…。ピザと音楽を愛する人気配達人“亮太”と、立てこもり事件の人質“おっさん”が運び届ける、謎と絆の物語。 細かい突っ込みどころは結構ありそうだけれど、そんなことは気にせずに読み進められる…横関大らしい軽快な作品だった。ロックバンドのことはよくわからないけれど、宅配ピザが食べたくなることは必至。 (B)
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横関さん3冊目。今回も一気読み。根性座りすぎた亮太の大活躍&サクセスストーリー。有希の言葉遣いと、割りと自分勝手な性格に時折イラっと笑 おっさん?ジロー?おじさん?何しか「彼」もまたなかなかの役者であり、悲しい存在でもあり。彼の罪は消えないけれど、それでも生きる道を選んで欲しいと思えるキャラでした。消えた大金の行方が最後分かった時、偶然の出会いでも心を固く結ぶ絆になることがあるんだ、と嬉しくなりました。おっさんは死なないし、その歌は届いているし、コレからも届くからね!ラストは分からないけれどそう信じます。
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「ピザ・アルバトロス」の宅配バイトの伊庭亮太は、店のホームページに『今月の顔』として紹介されたために、犯罪に巻き込まれる。 そして、立てこもり犯人に人質になっているおじさんの言葉を信じ、さらに事件に深く巻き込まれていく。 途中で、何度も危ないからおじさんに関わるのはやめた方がいいって思うんだけど、それでも亮太は「困っている人がいたら助ける。」という信念でどんどん巻き込まれていく。 でも、それがラストでどんな形で相手の思いとなって返ってきたか?わかった時にすごく感動した。 悪いことをしたんだけど、恩を返したいという気持ちが痛いほどわかった。 「グッバイ ヒーロー」という曲が聴いてみたい。
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困っている人がいたら助けなければいけない。それが俺のルールなんだ…。ピザと音楽を愛する人気配達人“亮太”と、立てこもり事件の人質“おっさん”が運び届ける、謎と絆の物語。
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一気に読み終えた。 この作者が描くキャラクターは本当に魅力的で、この本に登場する人物も実に魅力的に描かれている。内容も面白いのだが、キャラ作りが上手く、読者を一気に読ませてしまうのだろう。 さて、物語はアマチュアバンドを組んでいる人気のピザ配達人である亮太が指名を受けて届けた先が...
一気に読み終えた。 この作者が描くキャラクターは本当に魅力的で、この本に登場する人物も実に魅力的に描かれている。内容も面白いのだが、キャラ作りが上手く、読者を一気に読ませてしまうのだろう。 さて、物語はアマチュアバンドを組んでいる人気のピザ配達人である亮太が指名を受けて届けた先が立てこもり犯がいる店だったところから始まる。その店には人質であるおっさんがいて、亮太にメモを渡すのだが、そこから亮太とおっさんの物語が展開されていく。 実は、おっさんは闇の世界の運び屋で、立てこもり犯は依頼人でもあったのだが、おっさんにはどうしても逃げ出して行かなければならない場所があった。 この作品を一言で言うなら絆の物語。一気に読んでしまうこと間違いなし。
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★2015年11月20日読了『グッバイ・ヒーロー』横関大著 評価B+ 2010年「再会」で江戸川乱歩賞を獲ってからの第一作。受賞で肩に力が入っているせいか、とっても力みが感じられて、最近作で感じられる筋書きのわざとらしさを吹き飛ばしてしまう爽快なスピード感は、やや影を潜めている...
★2015年11月20日読了『グッバイ・ヒーロー』横関大著 評価B+ 2010年「再会」で江戸川乱歩賞を獲ってからの第一作。受賞で肩に力が入っているせいか、とっても力みが感じられて、最近作で感じられる筋書きのわざとらしさを吹き飛ばしてしまう爽快なスピード感は、やや影を潜めている印象がある。まあ、近々の作品が良い出来だから、大目に見るとしますか?(笑) 宅配ピザ配達人の伊庭亮太は、多少の出来事には動じないで対応できる度胸の据わったアルバイター。夜は同じピザ屋ピザ・アルバトロスで働く仲間とロックバンド<チキン・ランナウェイ>を作り、プロを目指して、ライブハウスにも出ている。そんな亮太が、ピザ・アルバトロスのホームページに今月の、、、で紹介されたところから、やっかいな事件に巻き込まれ、目立たない普通の中年おっさんを助けることから、運命が大きく変わっていくことになる。
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(2015/7/24読了) 星4つはおまけ。第一部の中盤まで気持ちが乗らなかったけど、思わぬ方向にどんどん話が進んで行き、それからは一気に読んでしまった。 ピザ屋さんが主人公という設定に、興味をそそられて、図書館の書架から選んで借りました。 横関大さんの作品は多分、アンソロジーを...
(2015/7/24読了) 星4つはおまけ。第一部の中盤まで気持ちが乗らなかったけど、思わぬ方向にどんどん話が進んで行き、それからは一気に読んでしまった。 ピザ屋さんが主人公という設定に、興味をそそられて、図書館の書架から選んで借りました。 横関大さんの作品は多分、アンソロジーを含め、数作しか読んだことがないと思う。 小さなどんでん返しがコロコロ転がって、第二部もピザ屋の配達に関わる話だと思っていたのに裏切られ、そっち行くんか〜い状態で始まった話も、最後はお涙頂戴っぽくなり。ラストがはっきりしてないから、続編も可能だな。 (内容) 「困っている人がいたら助けなければいけない。それが俺のルールなんだ」―ピザと音楽を愛する人気配達人“亮太”と、立てこもり事件の人質“おっさん”が運び届ける、謎と絆の物語。
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ピザの配達員が事件に巻き込まれ、 ピザだけでなく人も運びます。 展開に引き込まれて一気に読んでしまいました。 主人公のキャラクターもわかりやすくてイイ感じです。
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主人公は同じだが、2部構成となっており軽いタッチで書かれていてさらっと読めた。但しトリックはしっかりしているので、読後感も良かった。
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