テッドがおばあちゃんを見つけた夜 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
テッドはバスケの好きな普通の中学1年生。両親と、アルツハイマー病のおばあちゃんと一緒に小さな町に住んでいる。 平和なその町で、強盗事件が起きた。 犯人は銀行員を殺して、銃を持ったまま逃走中。 ところがその夜、両親の外出中、テッドとおばあちゃんが留守番をしている時に、銀行強盗とそっくりの怪しい男と出会ってしまい、テッドは男に連れさらわれてしまう。 テッドは、おばあちゃんが大好きだったし、実際にすばらしいおばあちゃんだった。ブロディに連れ回されている間も、テッドはおばあちゃんの教えを思い出して、勇気ある行動を取る。 スピード感あるストーリー展開の中に、テッドの悩みと優しさやが描かれていていい。
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テッドは中学1年、バスケ部。大好きなおばあちゃんがアルツハイマー病になったことを受け入れられずにいた。テッドの住む小さな町ではこのごろ放火事件が相次ぎ、今日はなんと強盗が銀行員を射殺し逃走。皆が不安な思いで過ごしていた夜、おばあちゃんと二人きりで留守番していたテッドは、見知らぬ男...
テッドは中学1年、バスケ部。大好きなおばあちゃんがアルツハイマー病になったことを受け入れられずにいた。テッドの住む小さな町ではこのごろ放火事件が相次ぎ、今日はなんと強盗が銀行員を射殺し逃走。皆が不安な思いで過ごしていた夜、おばあちゃんと二人きりで留守番していたテッドは、見知らぬ男に遭遇、連れ去られてしまう。この男は銀行強盗なのか? 手に汗握る展開で一気に読ませる。おばあちゃんとテッドの絆を軸に暖かいものが残る物語。
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認知症のおばあさんと孫のテッドがるすばんすることになったことから、話は展開を始める。同じ讃美歌ばかりをくちずさむおばあさんが目に浮かんでくるようだった。 最後まで楽しんで読めた。
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なんとなく児童書が読みたくなって読みました。 アメリカらしい設定だなぁ。(笑) 途中で怪しい男は絶対銀行強盗犯じゃないなと気付いたので スリルはなくなってしまったけど、 放火犯の気持ちとかもきちんと書いてあって、 これはこれでよかったと思います。 あと、ニュースとか学...
なんとなく児童書が読みたくなって読みました。 アメリカらしい設定だなぁ。(笑) 途中で怪しい男は絶対銀行強盗犯じゃないなと気付いたので スリルはなくなってしまったけど、 放火犯の気持ちとかもきちんと書いてあって、 これはこれでよかったと思います。 あと、ニュースとか学校の友達とか 元気だった頃のおばあちゃんとの思い出とかが 全然伏線になってなくて、 作者としては伏線のつもりなのかよくわからん。 まぁ、ミステリーじゃないから気にしないけど。 最後、嫌がってたアルツハイマーのおばあちゃんを 認める(受け入れられる)場面はとてもよかった。 肉親が呆け始めると元気だった頃を知っているだけに 他人より見ていて辛いものがあると思います。
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中1のテッドは、両親が保護者会に出かけた夜、アルツハイマー病のおばあちゃんと留守番をすることになる。両親が出がけに見たTVニュースで、近くの銀行で強盗があったことを伝えていた。犯人は逃走中。最近は、放火も続いていて心配しながらも両親は出かける。 テッドは、旅行中の隣人に頼まれて...
中1のテッドは、両親が保護者会に出かけた夜、アルツハイマー病のおばあちゃんと留守番をすることになる。両親が出がけに見たTVニュースで、近くの銀行で強盗があったことを伝えていた。犯人は逃走中。最近は、放火も続いていて心配しながらも両親は出かける。 テッドは、旅行中の隣人に頼まれている犬の世話をしに、おばあちゃんを連れて隣の物置小屋へ行く。そこで、TVで報道していた逃走中の強盗犯そっくりの男と遭遇してしまう。 記憶が混乱しているおばあちゃんを残し、犯人らしき男に連れられて行くテッド。テッドはうまく逃げられるのか。一人残されたおばあちゃんは、大丈夫なのか。 テッドの学校の友達や、ニュース番組・元気だったころのおばあちゃんとテッドの思い出など、伏線がうまて張られている。最後にテッドがおばあちゃんを見つける場面も、ただ現実として見つけただけでなく、精神的な意味でおばあちゃんを見つけられた(受け入れられるようになった)てっどの成長があり、安心できる読後感でした。
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