こうして彼は屋上を燃やすことにした の商品レビュー
さくさくよめて面白かったけど… セカイ系に違和感あり。 悪いことをしても、己が正しければ 正解になるセカイ。 この若さにはさすがについていけない部分 があった。
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ドロシー・カカシ・ブリキ・ライオンという役を演じるまるで舞台を見ているかのようなお話。練りこまれた見事なプロット。オズの魔法使いは読んだことないがこの作品を見て読んでみようと思った。
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いいお話。うーん。青春だなぁ。 伏線もあったし、熱かったし、ところどころに感動もあったのでとりたてて文句のない、素晴らしい出来ではないでしょうか。 ただ、なんだろうな。可もなく不可もなくともいえるかもしれないなと思わせるこの読後感。すこしアクが弱いせいか。 なので評価は★3...
いいお話。うーん。青春だなぁ。 伏線もあったし、熱かったし、ところどころに感動もあったのでとりたてて文句のない、素晴らしい出来ではないでしょうか。 ただ、なんだろうな。可もなく不可もなくともいえるかもしれないなと思わせるこの読後感。すこしアクが弱いせいか。 なので評価は★3つでお願いします。
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細かい誤字は少し気になったけど、さすが大賞。ガガガ文庫は、最近レベル上がったよな。 心臓に銀のナイフを当てられたような、全身の毛が逆立つような、緊縛する文章。素晴らしい。
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どんなとんでもかと思いきや、迷いながらも進んでいく少年少女の話。文倉十さんの絵がぴったりマッチしている。
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古典「オズの魔法使い」を模した登場キャラクターによる群像劇。 彼氏にふられた主人公の女の子の自殺シーンから始まるのはインパクトが大きい。内容はそれぞれ悩みを抱える登場人物達の悩みを解決していく青春モノ。読後感は悪くないけど、良くも悪くも普通レベルでした。ガガガらしいとがった作品を...
古典「オズの魔法使い」を模した登場キャラクターによる群像劇。 彼氏にふられた主人公の女の子の自殺シーンから始まるのはインパクトが大きい。内容はそれぞれ悩みを抱える登場人物達の悩みを解決していく青春モノ。読後感は悪くないけど、良くも悪くも普通レベルでした。ガガガらしいとがった作品を期待していただけに少し残念。
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「オズの魔法使い」に沿ったストーリー展開なのか、それとも言葉だけ使っているのか「オズの魔法使い」をちゃんと読んだことのない自分には判断しかねるが、絶望からの立ち直りというのがメインテーマなのだろう。 それぞれの独特な屋上へと足を運ぶキャラクターの繋がりがソラをめぐるひとつの事件に起因しており、事件の主犯グループごとタイトル通りに屋上を燃やそうと画策し、実行していく最中に出てくるためらいや善意というのがドロシーを立ち直らせるきっかけになった。 最後の部分に「探そうとしていたものは元々持っていた」というフレーズはあるものの、どちらかというと成長物語的な感じがする。各編通してみてもライオン・カカシ・ブリキ・ドロシーは肉体的な成長ではないものの精神的には前進しているとうけとれる。これが元から持っていたかどうかの話であるか?と言われると確かに一部その面はあるのかもしれないけれど、大多数は新たに見せたことなのではないだろうか?・・・というのは判断しかねるが。 題材になっている原本を読んでみたくなる一冊。
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小学館ライトノベル大賞 大賞受賞作ですよ. まずこの本で驚いたのは カラーページが一番最後に付いてたと言う事かな. そう,巻頭カラーじゃなくてまさかの巻末カラー. 裏表紙をめくると「もくじ」ページが…. これはワザとなのか? それとも事故なのか? そんなわけで大賞受賞作です. 彼氏に振られて失意の加奈ちゃんが自殺をしようと 校舎の屋上に上ったらば ライオン,ブリキ,カカシと名乗る3人に話しかけられて…. 加奈はドロシーになった…. というわけで「オズの魔法使い」のような話です. 勇気が欲しいライオンと 脳ミソが欲しいカカシと 心が欲しいブリキと カンザスへ帰りたいドロシー. 面白かったよ! カカシちゃん可愛いよカカシちゃん.
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だーまえ絶賛ということで想いが自分を、環境を変えられるという苦味はあるが後味すっきりな少女マンガ的青春童話物語だった。舞台上(屋上)に集まるキャラの相関図ができるシーンは読み応えがあった。萌えも幻想世界も特になし。ただ、ブリキのような自虐的ニヒリストが好きな女子には堪らないかも。TODのリオン思い出したよ。
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2011 5/25読了。WonderGooで購入。 こんなタイトルとこんなあらすじならばきっとそれに反して中身はお気楽なんじゃないか、とかわけのわからない予想は当然ながら裏切られるわけで。 けっこうけっこう、がっつりきた。 表紙のイメージそのまんまのような小説。 非現実的なことはそれほど起こらないし実際のところご都合主義的なことすらあんまり起きていない気もする、しいて言えばドロシーの性格でどうして飛び降りようなんて思ったんだってくらいだけど、でもこのドロシーをしてもそう思ってしまうくらい本気で恋してたってことなんだろうな。
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