魔女は甦る の商品レビュー
まさかの結末。いやいや、お前の敵はそっちじゃないだろ。 展開が斬新だけどカタルシスがなかったなー。
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この作品はサイコミステリーの要素を駆使した意欲作だ。 渡瀬シリーズだが、主役は槇畑刑事で彼の部下。 幾つかのトラウマに再悩まされている敏腕の刑事。 麻薬と新薬開発をキーワードにして物語構成が有るが、アメリカのセスペンスドラマ風仕立てで強引に事件が展開する。他の作品とは趣が異なる。...
この作品はサイコミステリーの要素を駆使した意欲作だ。 渡瀬シリーズだが、主役は槇畑刑事で彼の部下。 幾つかのトラウマに再悩まされている敏腕の刑事。 麻薬と新薬開発をキーワードにして物語構成が有るが、アメリカのセスペンスドラマ風仕立てで強引に事件が展開する。他の作品とは趣が異なる。 後味の良い作品ではない。
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。被害者は現場近くにある製薬会社・スタンバーグ製薬に勤めていた桐生隆。仕事ぶりも勤勉で質素な暮らしを送っていた青年は、なぜ殺されなければならなかったのか?...
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 埼玉県の長閑な田園地帯で、肉片と骨の屑のようなバラバラ死体が発見された。被害者は現場近くにある製薬会社・スタンバーグ製薬に勤めていた桐生隆。仕事ぶりも勤勉で質素な暮らしを送っていた青年は、なぜ殺されなければならなかったのか?埼玉県警捜査一課・槙畑啓介は捜査を続ける過程で、桐生が開発研究に携わっていた“ヒート”と呼ばれる薬物の存在を知る。それは数ヶ月前、少年達が次々に凶悪事件を起こす原因となった麻薬だった。事件の真相に迫るほど、押し隠してきた槙畑の心の傷がえぐり出されていく。過去の忌まわしい記憶を克服し、槙畑は桐生を葬った犯人に辿り着けるのか。 読む順番まちがえた。 ちょっとそれが残念。 製薬会社って実は恐ろしいことしてる?とか 野生動物って結構恐ろしい?とか思いながら読了。 薬を作るの、魔女のお仕事だものね。
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穏やかな田舎町で発見された惨殺死体。 過去の過ちをずっと心に抱く刑事たち。 被害者となった男の地獄のような過去。 彼が、勤務していた製薬会社の裏の顔。 即効性なのに依存症がほとんどない、そして、攻撃本能を増大させる、ヒートという薬物。 怖い話だった。そして、グロい。 人間が意...
穏やかな田舎町で発見された惨殺死体。 過去の過ちをずっと心に抱く刑事たち。 被害者となった男の地獄のような過去。 彼が、勤務していた製薬会社の裏の顔。 即効性なのに依存症がほとんどない、そして、攻撃本能を増大させる、ヒートという薬物。 怖い話だった。そして、グロい。 人間が意識している悪。無意識の悪。 化学の脅威。 最後まで読んで、結局、誰が殺されたとか誰が犯人だとかどうでもよくて、人間ってものが本当に嫌になる。 これには、続編があるらしいけれど、どうなるのか気になった。 もう、拡散されたヒートはどうにもならないだろうし、バイオハザードの世界しか思い浮かばないけれど…。 本当に闘うべきなのはそいつじゃないんじゃ…と思ったラストだった。
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なんだかいまいち、現実的なのかどうか、なんにもわからないまま終わり、かくれんぼみたいで、不完全燃焼。
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製薬会社の社員がバラバラ死体で発見された。彼はある薬物の開発に携わっていたが、それは数ケ月前、少年達が凶悪事件を起こす原因となった麻薬だった。捜査一課の槇畑は、過去の忌まわしい記憶を抱えつつ事件の真相に迫る。 最近、現実の世界でも薬の臨床試験のデータ改竄が発覚した。本作は2年以...
製薬会社の社員がバラバラ死体で発見された。彼はある薬物の開発に携わっていたが、それは数ケ月前、少年達が凶悪事件を起こす原因となった麻薬だった。捜査一課の槇畑は、過去の忌まわしい記憶を抱えつつ事件の真相に迫る。 最近、現実の世界でも薬の臨床試験のデータ改竄が発覚した。本作は2年以上前に書かれたものだが、製薬会社の灰色の部分に着目している。とはいえ、中盤以降で明らかになる猟奇殺人事件の真相は、いくら小説とはいえ荒唐無稽過ぎないだろうか。ま、面白く読めたからいいけれど。 (B)
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#読了。製薬会社の元社員が、肉片と骨だけの姿で発見される。既に会社を閉じていたこの製薬会社と、東京で使用された新種の麻薬「ヒート」の関連が疑われるが。 先に「ヒート」を読むことをお勧め。しかしながら、ホラー小説?といった感じがぬぐえない。
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グロい描写はともかく、ミステリーだと思って読んでたら、途中から完全にホラーものになっていた。一気読みするほどの勢いはあるものの、映像モノを見ているかのように具体的な描写なので、苦手な人には相当辛そう。元々好きじゃないけど、これを読んだ後は当分の間、あの黒いものには近づけなさそうデ...
グロい描写はともかく、ミステリーだと思って読んでたら、途中から完全にホラーものになっていた。一気読みするほどの勢いはあるものの、映像モノを見ているかのように具体的な描写なので、苦手な人には相当辛そう。元々好きじゃないけど、これを読んだ後は当分の間、あの黒いものには近づけなさそうデス。 「カエル男」等に出てきた渡瀬さんや小手川さんも登場。小手川さんが新人も新人の刑事だったけど、こんなんだったかな?
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
動物パニックサスペンスですね。 確かに意外すぎる犯人(?)ですが、ミステリを期待しても 読後感はスッキリしません。後味も悪いし・・・・・。 これに叙述トリックを絡ませてくれたら、もっと面白かったな。
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