きみに出会うとき の商品レビュー
YAの洋ものでは良くあるのだけれど、ラストの盛り上がりにくるまでが、しんどい。 なんだか読みづらいのだなあ。 サルとの関係に悩んでいるようで、覚めているというか。 他の子とのやり取りもあまり共感ができないのだよな。 テレビ番組の件も、わざとらしいというか、その必要があるのか?と感...
YAの洋ものでは良くあるのだけれど、ラストの盛り上がりにくるまでが、しんどい。 なんだか読みづらいのだなあ。 サルとの関係に悩んでいるようで、覚めているというか。 他の子とのやり取りもあまり共感ができないのだよな。 テレビ番組の件も、わざとらしいというか、その必要があるのか?と感じてしまう。 謎が解き明かされていくところは、壮快ではある。
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優しいストーリーの中に社会情勢、アメリカが抱えるもの、色々絡んでいて読み応えがある。大人でも十分に、むしろ大人の方が色々わかる分楽しめると思います。
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邦訳版で再読。原書読んだときは結構サラッと読んじゃったって印象だったんだけど(ついでに、なんか読み落としてそうな感じ)、当時のレビュー見てみたら、思うところはあったみたい(笑) 登場人物がみんな温かいとこが好き。どちらかっていうと謎のピースがカチカチっと合うっていうより、やんわり...
邦訳版で再読。原書読んだときは結構サラッと読んじゃったって印象だったんだけど(ついでに、なんか読み落としてそうな感じ)、当時のレビュー見てみたら、思うところはあったみたい(笑) 登場人物がみんな温かいとこが好き。どちらかっていうと謎のピースがカチカチっと合うっていうより、やんわりとまとまってく感じかな。
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洋書で最初読んでみて、SFで一つ一つのピースがうまくつなげられなかったので翻訳本でもう一度読んでみました。確かに、へー!こんな意図があったのね!というところもあって、読んでいてよかった。でも、やはりSFなので現実主義の自分としては、??なところも翻訳本で読んだ後も感じた。全体的に...
洋書で最初読んでみて、SFで一つ一つのピースがうまくつなげられなかったので翻訳本でもう一度読んでみました。確かに、へー!こんな意図があったのね!というところもあって、読んでいてよかった。でも、やはりSFなので現実主義の自分としては、??なところも翻訳本で読んだ後も感じた。全体的には、洋書で上手くキャッチできてなかったところが、翻訳本で分かった部分もあったので、二重読みをおすすめします!
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レベッカ・ステッド 著 ないとう ふみこ 訳 東京創元社 (2011/4/21) 後半になるほど面白くて夢中で読んだ タイムトラベルといっても 1970年代、ニューヨークに住む少女の家族友だちなど日常をやさしいタッチで綴る 最初ちょっと分かりにくかったので再読し...
レベッカ・ステッド 著 ないとう ふみこ 訳 東京創元社 (2011/4/21) 後半になるほど面白くて夢中で読んだ タイムトラベルといっても 1970年代、ニューヨークに住む少女の家族友だちなど日常をやさしいタッチで綴る 最初ちょっと分かりにくかったので再読した お~こんなところに伏線ね 楽しいそれでいていろんな問題が詰め込まれた素敵な本です ≪ 未来から 来ても苦悩は かわらずに ≫
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2010年ニューベリー賞受賞作品。「われわれの体験できるもっとも美しいことがらは、「謎」である」という冒頭の言葉の通り、この作品はずっと謎に包まれて進んでいきます。12歳の女の子ミランダのもとに次々に届く謎の手紙は彼女の未来を予想していました。「わたしは君の友達と自分の命を救いに...
2010年ニューベリー賞受賞作品。「われわれの体験できるもっとも美しいことがらは、「謎」である」という冒頭の言葉の通り、この作品はずっと謎に包まれて進んでいきます。12歳の女の子ミランダのもとに次々に届く謎の手紙は彼女の未来を予想していました。「わたしは君の友達と自分の命を救いに行く」「私に手紙を書いてほしい」。ミランダに起こったある事件を辿りながら見えてくる答えとは。ママのチャレンジクイズと魔法の糸とヴェール。サルとマーカス。「五次元世界の冒ぼうけん」とタイムトラベル。バイトと恋と友情。そしてけとばし屋。ミランダに起こる色々な変化が同時に進んでいき、最後に全てがぴたりと合う。ストーリーがよくできていて最後までひきつけられました。節が短くて読みやすく、小タイトルもチャレンジクイズに合わせて「○○のもの」と洒落ているのが好きでした。装丁が可愛らしいですが、少しSFのような話で意外でした。
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原題は"When you reach me"。 久々の児童文学、扱う内容はタイムトラベル。とてもワクワクしながら読みました。 読む以前は、主人公である12歳の少女・ミランダ自身がタイムトラベルをするのかな? と思っていたのですが、そうではありませんでし...
原題は"When you reach me"。 久々の児童文学、扱う内容はタイムトラベル。とてもワクワクしながら読みました。 読む以前は、主人公である12歳の少女・ミランダ自身がタイムトラベルをするのかな? と思っていたのですが、そうではありませんでした。 12歳のミランダが「あなた」と称する人物のタイムラベル、その謎と理由を知るまでの話。 「あなた」から届くメモの謎は最後、あともう少しで読み終わるところまで謎のままですが、そこから一気にいろいろなピースが噛み合って一気に氷解していきます。 そして海外の児童文学で欠かせない(と個人的に思っている)、10代の子供たちの人間関係。 ミランダの幼なじみで互いに欠かせないような存在「だった」男の子・サル、一緒にサンドウィッチ店で働くことになったアンヌマリーとコリン、お金持ちのお嬢様で鼻持ちならない、けれど実は……なジュリアなどなど、その人間関係の変遷やミランダ自身の成長にページの多くが費やされており、また、もっとも引き込まれた部分でもあります。 さらにそれだけでなく、大人との関係。 ママが人権意識の強いシングルマザーであったり、物語のところどころで大人を通してリアルな社会が見られるところも、面白さを助長させています。 些細な言動の一つひとつでも、そこに少しでも疑問の余地があるなら、それは後々、答えが提示されるべきものでしょう。 タイムトラベルやタイムパラドックスといった大風呂敷を広げたのに、最後はすべて明瞭に答えを提示して終わらせる(しかも、小難しい理屈を抜きに)、とても素敵な作品だと感じました。 そして、久々に読んだ児童文学ということもあり、わたしの物語を読むことに対する姿勢が初心に戻ったような気がしました。 わたしはなかなか児童文学から卒業できない子供でしたが、やっぱり、わたしが「面白い」と感じる原点はここにあるのだと強く思いました。
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ミランダはママと二人暮らし。親友で幼なじみの男の子・サルから避けられるようになったこと、新しい友だちができたこと、ママがクイズ番組に出場することになったこと…。そんな日常の中で、謎のメモが届き始める。「私に手紙をかいてほしい」「きみの家の鍵の置き場所を明記してほしい」不気味で不可...
ミランダはママと二人暮らし。親友で幼なじみの男の子・サルから避けられるようになったこと、新しい友だちができたこと、ママがクイズ番組に出場することになったこと…。そんな日常の中で、謎のメモが届き始める。「私に手紙をかいてほしい」「きみの家の鍵の置き場所を明記してほしい」不気味で不可解なメッセージ。すべてがここから始まった。 生き生きとしたミランダの日常に入り込んで読んでいると、これがSFだとはほとんど気づかない。ラスト近くですべての登場人物がパズルのように見事にはまっていく。タイムトラベルものをこれほど軽快に描いた物語も珍しい。でもちゃんとSFなんだなあ。
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ママと二人暮らしのミランダのもとに不思議なメッセージがとどく。まるで、ミランダと友達の未来を予言するようなメッセージ。いったい誰が?親友とケンカをしたり、新しい友人ができたり、ミランダの日々の生活とともに徐々にメッセージの意味と、誰が届けたものなのかの謎が明かされていく。 タ...
ママと二人暮らしのミランダのもとに不思議なメッセージがとどく。まるで、ミランダと友達の未来を予言するようなメッセージ。いったい誰が?親友とケンカをしたり、新しい友人ができたり、ミランダの日々の生活とともに徐々にメッセージの意味と、誰が届けたものなのかの謎が明かされていく。 タイムトラベルものというとSFとおもわれがちですが、ミランダの精神的な成長物語とった感じです。
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読み終わるともう一度はじめから読みたくなります。ちょっと違うけれど、児童版「きみがぼくを見つけた日」?
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