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「キャリアアップ」のバカヤロー の商品レビュー

3.4

32件のお客様レビュー

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2011/07/10

転職すると年収が落ちる可能性があってしかもそれは人材派遣会社のビジネスに他ならない。そんなところは就職前の自分にはタメにのりました

Posted byブクログ

2011/06/23

キャリアアップ、自己啓発にとらわれず、目の前の仕事に本気で取り組めという趣旨。 僕自身は自己啓発・転職・キャリアアップに希望を抱くことで何とか日々の苦行に耐えているので、これらをあまり否定したくはないけど、泥沼状態にならないように気をつけようと思った。 転職の罠にはまらないため...

キャリアアップ、自己啓発にとらわれず、目の前の仕事に本気で取り組めという趣旨。 僕自身は自己啓発・転職・キャリアアップに希望を抱くことで何とか日々の苦行に耐えているので、これらをあまり否定したくはないけど、泥沼状態にならないように気をつけようと思った。 転職の罠にはまらないための注意喚起とともに、筆者自身の知識、経験から転職市場の現状も知ることができる。

Posted byブクログ

2011/06/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

著書の要旨は「はじめに」と「おわりに」に結ばれていることで、『まずはキャリアアップという幻想を捨てることから始めよう。キャリアにはアップもダウンもない』ってこと。浅い見方だけで言ってしまえばホントにそれだけ。 前半章では、「転職を繰り返すほど年収は下がる」(リクルートエージェンシーの紹介傾向調査)といった転職やキャリアップにまつわる幻想を取り払う項目に字数が割かれ、人材育成や企業論理に是正を求められる問題点があげつらわれているが、無論、社会批判が目的ではない。 全般的には、自己啓発が無意味でだったり、むしろ害悪であったり、セルフブランディングや自分磨きの痛い人たちの例が多々引用される。「ツイッターは馬鹿の可視化」とか。読み方によってはけっこうカチンと来たり、ツッコミを入れたくなる部分もあるんだけど、これは人材コンサルとしての視点の内から発する所見であって、キャリア育成の現場におけるリアルな観察事象であることは間違いないわけで、批判しにくいところです。趣旨には反するんだろうけども、いちおう転職するにあたって知っとかないと致命的というか半死にしてしまうテクニックなんかも言及されてます。そこへんはさすがに人事のプロだけあって目から鱗が2、3枚は落ちます。 終章に「20代のときに私が知りたかった12のルール」なる結びがある。1.広い視野を持て、2.謙虚であれ・・・やらのありきたりな顛末で、普通であればツマンネーで終わってしまう類なんだろうけども、序章でひねり出された展開から一貫性を持って読み込むと、とっても心に突き刺さる読了感になるからまぁ不思議。「明日も頑張って仕事しよっと」って日記に書きたくなりました。 スキルアップして社会に貢献したいとか、ここではないどこかに野心を持っているとか、何か試みたい思っている人がいたら、読んで絶対に損はないです。文体が粗雑だったり軽快過ぎたりするんだけれども、著者自身の転職変遷にみる経験談というか身の上話から紡ぎ出される警句なんかは、むしろ誠実な書き手の印象をもつに至ると思われます。 かしこ

Posted byブクログ

2011/06/18

「キャリアアップ」のウソや罠について書かれた本。 むやみに「キャリアアップしなくては」という強迫観念に駆られて動いても良いことはないと教えてくれる。 資格取得や自己啓発書や異業種交流会は盲目的にやっていても意味がないことや冷静な転職先の選び方など、筆者の実体験から書かれているため...

「キャリアアップ」のウソや罠について書かれた本。 むやみに「キャリアアップしなくては」という強迫観念に駆られて動いても良いことはないと教えてくれる。 資格取得や自己啓発書や異業種交流会は盲目的にやっていても意味がないことや冷静な転職先の選び方など、筆者の実体験から書かれているため、とても説得力があった。 ビジネス雑誌に出てくる「会社のエース」のインタビュー記事には裏があること等も書かれており、非常に興味深い内容だった。

Posted byブクログ

2011/06/16

終始「愚痴」と「不平不満」しか感じない 人によって評価が分かれるのでしょうが自分には受け入れられませんでした

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2011/06/03

「はじめに」の冒頭、 「キャリアアップ」という言葉を疑ってほしい という言葉が目に飛びこんでくる。 キャリアには、アップもダウンもない。 だから、いたずらに、キャリアアップ漂流をするのではなく、 具体的な夢と希望を持ち、 環境の変化に適応しつつ、 目の前のことをマジ...

「はじめに」の冒頭、 「キャリアアップ」という言葉を疑ってほしい という言葉が目に飛びこんでくる。 キャリアには、アップもダウンもない。 だから、いたずらに、キャリアアップ漂流をするのではなく、 具体的な夢と希望を持ち、 環境の変化に適応しつつ、 目の前のことをマジでやり、 謙虚で、反省すべきときはするが、 必要以上に悩まないことが大切だ というのが、常見陽平さんが本書を通して熱く語っていること。 雇用不安に悩む人たちをあおってさらに不安に陥れるのではなく、 地に足のついた努力をしようね、ということで、 読んでいて、背筋がピンと伸びる感じ。 第1章では、「新・就職氷河期」と呼ばれる現代の新卒採用の状況について、 実に鋭い分析がされているので、少しここでご紹介。 第1章 なぜ、「キャリアアップ」に脅迫されるのか? 現代は壮絶な後出しジャンケン社会。 世の中の変化、そしてそれと連動した企業の変化が激しく、企業から期待されることがどんどん高度化している。 企業が求める人材は、「神様スペック化」していると言われるほどだ。 「ゼロからイチを生み出す人材がほしい」 「グローバル人材ではなく、新興国対応人材がほしい」 「語学力だけでなく、環境適応能力、ビジネスセンスが必要」 など、企業側の条件は高くなるばかり。 しかし、企業側は望む人材を採用できていない。 そもそも、企業側に面接で適性を測定する能力がない。 面接には、数々の落とし穴があって、 ・第一印象で評価してしまう ・面接官が理解できないこと・苦手なことを評価しない ・ひとつのポイントで全体を判断してしまう ・自分と類似している点を高く評価する ・悪い点のみに目がいく ・前に会った人と比較してしまう など。 かつては、企業側に育てる力があったので、そこそこの人材でも化けさせることができたが、 最近では企業の育てる力が失われてしまったこともあって、 ますます、独習できる人材が求められている。 ・・・ 常見陽平さんの分析は、この後もますます鋭さを増し、 時代の変化から取り残された企業が、 てっとり早く、即戦力になりそうな人材を確保することで、 苦境を脱出しようとするあまり、 求める人材の理想と現実のギャップで、 企業側にとっても、また、就活をする学生側にとっても、 悲劇としかいいようのない「就活合戦」が繰り広げられているという・・・ ホント、いつから働くってことが、 こんなにメンドクサイものになっちゃったのかしら・・・ この後、 第2章 転職のバカヤロー 第3章 私の「キャリアアップ」漂流記 第4章 自分磨きのバカヤロー 第5章 20代のとき私が知りたかった12のルール と続きます。 やりがいを求めて転職を繰り返したり、 資格をとったり、自己啓発本を読んだりすることが、 必ずしも問題の解決にはならない。 本気で現状を変えたいのなら、 なにかアクションを起こさなければならない。 会社はあなたを裏切るかもしれないが、 仕事はあなたを裏切らない。 だから、まずは、目の前のことをマジでやろう、 という熱いメッセージがあふれた本。 自分の将来に不安があって、 勉強したり、資格取ったりして、 転職を考えているんだけど、 それでも、不安が消えない・・・という方。 この本にヒントがあるかも。

Posted byブクログ

2011/05/17

就活を始めだしたころに就活生向けの『就活のバカヤロー』を読み、社会人になってすぐにこの若手社員向けの『「キャリアアップ」のバカヤロー』を見つけたので思わず手に取って買ってしまった。 内容は転職はしないほうがいいということや自己啓発本に踊らされるなということだ。 とはいっても、著者...

就活を始めだしたころに就活生向けの『就活のバカヤロー』を読み、社会人になってすぐにこの若手社員向けの『「キャリアアップ」のバカヤロー』を見つけたので思わず手に取って買ってしまった。 内容は転職はしないほうがいいということや自己啓発本に踊らされるなということだ。 とはいっても、著者自身はその経験である程度うまくいってるほうな気がするのだけれども・・・。

Posted byブクログ

2013/01/06

主に、転職やキャリアアップについて書かれているが、第4・5章(特に最後の部分)は社会人、転職を考えている以外の学生などにもぜひ読んで欲しい。 今年の4月から社会人になった自分にとっては「働くとはどういうことか」、「仕事とは何か」を考えさせられた。 また仕事に対するモチベーションも...

主に、転職やキャリアアップについて書かれているが、第4・5章(特に最後の部分)は社会人、転職を考えている以外の学生などにもぜひ読んで欲しい。 今年の4月から社会人になった自分にとっては「働くとはどういうことか」、「仕事とは何か」を考えさせられた。 また仕事に対するモチベーションも高まり、将来の仕事に対して少しワクワクとした期待を持つことができた。

Posted byブクログ

2011/05/14

 キャリアアップ、自己啓発、転職と言う言葉に踊らされてはいないか?そういうことに気を取られて本業がおろそかになっていないか。  「若者には諦めることを教えねばならない。なぜならば、諦めを教えても諦めない奴はあきらめないのだから」  現在の私の状況は諦め中。だってどうしようもな...

 キャリアアップ、自己啓発、転職と言う言葉に踊らされてはいないか?そういうことに気を取られて本業がおろそかになっていないか。  「若者には諦めることを教えねばならない。なぜならば、諦めを教えても諦めない奴はあきらめないのだから」  現在の私の状況は諦め中。だってどうしようもないでしょ。

Posted byブクログ

2011/05/12

(2011/5/11読了)一言でいうと、キャリアアップとか仕事術とかの言葉に踊らされずに、目の前の職務をコツコツこなせ!という指南。熱い人だった。ただ、もともと正社員になることができた人がどうすべきかというだけしか書いてないので、現在が単純作業の時給仕事の人がどうやって正社員に這...

(2011/5/11読了)一言でいうと、キャリアアップとか仕事術とかの言葉に踊らされずに、目の前の職務をコツコツこなせ!という指南。熱い人だった。ただ、もともと正社員になることができた人がどうすべきかというだけしか書いてないので、現在が単純作業の時給仕事の人がどうやって正社員に這い上がれば良いのかは書いてない。ご本人は大変熱く、良書だったが、これ読んで改めて、私にとって仕事は二の次であり趣味に生きる人種だと自覚した(笑)

Posted byブクログ