幻想郵便局 の商品レビュー
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少し前の読メ読みたい本1位のホラーファンタジー作品。就職浪人中のアズサは、特技欄に“探し物”と書いて学校の就職課に、提出していた履歴書のおかげでアルバイトが決定。職場は山の上の不思議な郵便局、その山の上はアズサが幼稚園の遠足で狗山神社が有ったはず?。そこで次々と不思議な人々に出会う…。アズサの近辺で不思議な事が頻繁におこり、過去に放火殺人で殺され怨霊となった真理子さんの事件を解き明かす構成になってます。不思議な郵便局で記帳する《功徳通帳》日常の善行と悪行をこと細かに印字…興味が有りますね!
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GW休暇に読む本切らしたので、売れ筋ランキングの上のほうにあったこの本を買ってみた。 けど、設定が分かり辛く、キャラクターもあまり目立たず、お話も何となくメリハリがなくて、さしたる面白みを感じなかった。
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こういうジャンル、ものすごく好きです。 あっちの世界とこっちの世界が繋がる感じ!! あー 登天郵便局で働きたい・・。 素敵な児童書! (・・・児童書だと思って読んでいたけれど 児童書じゃないの・・ね・・? でも、小学生でも読めると思います(^-^) )
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わーごめんちょっと期待しすぎた。民放の深夜ドラマみたいな雰囲気。ただし玄人向けにはなりきれず、視聴率がふるわないまま終わるドラマのような、そんな中途半端さ。 この世とあの世をつなぐ登天郵便局のおはなし。 すごく面白い文章を書く人だなあ、と思い中盤まではとても楽しく読めたのだけど、ミステリー要素が入ってきたり潰した神社のたたりに遭ったりし始めたりすると、ストーリーが散漫になってしまったように思う。伏線の細かさとか辻褄あわせみたいなことにとらわれず、のびのび書いたほうが面白い作品になったんじゃないかと思うけどなあ。それか、ほのぼのしててちょっと泣けるホラー連作短編集みたいな感じでまとまってたほうがよかった。 ただ、この人の文章はとても気に入ったので、わたしきっと続編とか他の作品とかにも手を出しちゃうと思うわ。 装丁は文句なしにキレイです。本文のフォントがいい感じだった。
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古本屋で文庫版を目にして、帯や返し部分をチラッと見て気になり、図書館のHPで検索してみて、あらすじ紹介みたいな文を見て面白そうだな、と予約したのです。『風町通信/竹下文子』チックな不思議なファンタジーを想像してたんですがね。なんか違いました。 思ってたんと違うーーー! って言...
古本屋で文庫版を目にして、帯や返し部分をチラッと見て気になり、図書館のHPで検索してみて、あらすじ紹介みたいな文を見て面白そうだな、と予約したのです。『風町通信/竹下文子』チックな不思議なファンタジーを想像してたんですがね。なんか違いました。 思ってたんと違うーーー! って言うのか。 個人的に、私には合わないな、と感じました。本当にフィーリング的な部分なので、作品自体の良い悪いとは関係ありません。私はこう言う文体、内容が合わんと言うだけ。 小説内に現実世界の具体的なものが登場するのがあまり好きじゃないのです。リアルに感じられるのだろうけど。商標名とかね。ボカしてあれば割と平気だったりするのだけれど。これは自分でもどうしてかよくわかりません。 あとはそうですね、ちょっと、文章が稚拙に感じてしまったのです。同人誌とか、処女作とか、そんな風に感じました。 展開の仕方がなあ。 そう言う作風と言えば、やはり私と合わないだけなんでしょうけれど、何に焦点をあてているのかわからず。登場人物にも移入しきれず。伏線はあからさま過ぎて、まさかな、と思うとそのまさかだったり。 うーん… 郵便局の設定自体は面白いけれど、それも過去に読んだ気がするし… 呆気ない。 ってことです。 あのエピローグはまだ無い方が良いのではないか。うーん…しっくりこない作品でした。鬼塚さんは結局何だったんだろう。ああ、よくわからん。
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お花が咲き乱れる表紙と『幻想郵便局』というタイトルに ふんわりやさしいファンタジーを思い描いて読み始めた人は 「ええっ?!」とのけぞってしまうかも。 『幻想郵便局』というよりは、『登天郵便局ラプソディー』と名付けたい ミステリ、ホラー、民話、ファンタジー、お仕事小説・・・などな...
お花が咲き乱れる表紙と『幻想郵便局』というタイトルに ふんわりやさしいファンタジーを思い描いて読み始めた人は 「ええっ?!」とのけぞってしまうかも。 『幻想郵便局』というよりは、『登天郵便局ラプソディー』と名付けたい ミステリ、ホラー、民話、ファンタジー、お仕事小説・・・などなど、 いろんな要素が賑やかにひしめき合う物語です。 例えるなら、おせちの重箱に、黒豆やお煮しめと一緒に、 何が入ってるかわからない混沌としたカレーや、血の滴るようなステーキや カラフルなマカロンや、コンビニで買ってきたうまい棒やチロルチョコを 好きなようにぎゅうぎゅうと詰め込んだような。 履歴書の特技欄に「探し物」と書いたばかりに、 狗山の頂上にあるという登天郵便局でアルバイトする破目になるアズサ。 なんだか怪しいゲートへと続く、お花畑の手入れに余念のない赤井局長。 どこにでもいそうな中年のおじさんなのに、おネエ言葉で毒舌を吐く青木さん。 託された郵便物を「魔法の鼎」にくべて、ニコニコしながら燃やしてしまう登天さん。 熊を狩るのが大好きな超武闘派、登天郵便局保安要員の鬼塚さん。 なぜかアズサに懐いてしまった、髪も服も焦げた幽霊の真理子さん。 あまりにもユニークな登場人物たちは、たった200頁余りの物語の中で わずかなエピソードを切り貼りして終わってしまうにはもったいない。 もう少しひとりひとりの背景を丁寧に描いた上でお話を組み立てて アニメ化でもしたら、とても楽しい作品になりそうなのになぁ、と思ったりして。 そして、アニメ化の暁には、鬼塚さんの声はぜひ、中村悠一さんで♪ と、またまた妄想は拡がるのでした。
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☆4に近い☆3。 文章のテンポや言い回しは結構好み。 特に、緊張感を走らせる表現はいい線だと思う。 「あ、こんな表現あったかー」ってなった。 ただ、話の終着点が「そこ?そこいっちゃう?」。 とまぁ、少しにんまりしながら終わりました。 とりあえず、主人公が変わった郵便局で働く...
☆4に近い☆3。 文章のテンポや言い回しは結構好み。 特に、緊張感を走らせる表現はいい線だと思う。 「あ、こんな表現あったかー」ってなった。 ただ、話の終着点が「そこ?そこいっちゃう?」。 とまぁ、少しにんまりしながら終わりました。 とりあえず、主人公が変わった郵便局で働く話。です。
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人情ほかほか系かと勝手に勘違い。これは、想像と全く違う内容で、ちょっと失敗。 郵便局で働くことになったアズサ。そこは死者と生者が行き交う、不思議な場所だったー。 成仏できない真理子さんが良いキャラクター。郵便局が建つことで、潰された神社の神様が怒って、郵便局員に襲いかかる。妖アパとイメージ似てるかも。
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明るい物語だけれど、ちょっぴり怖くて、ちょっぴりせつない…。 就職浪人のアズサが学校の就職課から話をきいた郵便局でのアルバイト。アズサの特技、「探し物」の才能を買われてアルバイトに抜擢されたこの郵便局、とてもふしぎなひみつがありました。 たくさんの人と出会い、たくさんの生者と死者...
明るい物語だけれど、ちょっぴり怖くて、ちょっぴりせつない…。 就職浪人のアズサが学校の就職課から話をきいた郵便局でのアルバイト。アズサの特技、「探し物」の才能を買われてアルバイトに抜擢されたこの郵便局、とてもふしぎなひみつがありました。 たくさんの人と出会い、たくさんの生者と死者と触れ合って、アズサは強くなっていきます。アズサを強くしたものは何か?死とは何か?死んだあと、ひとはなにを思うのか?? 人生における深い永遠のテーマについて、明るく描かれています。装丁も素敵でオススメ。
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ファンタジーっぽいかな。こういう雰囲気は好きです。 温かい気分になった。実在すればいいのに。働きたいです。(笑)
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