ダレン・シャン前史 クレプスリー伝説(1) の商品レビュー
小学生の頃に読んでから『ダレンシャン』が大好きで、大人になってからダレンシャンシリーズが他にもあると知った。クレプスリーは『ダレンシャン』の登場人物の中で一番好きなキャラなので、クレプスリーの過去を知ることができ、『ダレンシャン』に描かれているクレプスリーにより愛着が沸いた。
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貧乏な大家族に生まれ、劣悪な工場で、親を亡くし引き取られたバーと共に働くクレプスリー。2人の仲の良さが微笑ましいが、工場長のトラズが異常な暴力を振るい子供らを脅し、皆が奴隷のようにびくびくしながら働く。 クレプスリーの母親は肝っ玉母さんだが、父親は優しいようだ。やせ細ったバーに手...
貧乏な大家族に生まれ、劣悪な工場で、親を亡くし引き取られたバーと共に働くクレプスリー。2人の仲の良さが微笑ましいが、工場長のトラズが異常な暴力を振るい子供らを脅し、皆が奴隷のようにびくびくしながら働く。 クレプスリーの母親は肝っ玉母さんだが、父親は優しいようだ。やせ細ったバーに手をあげないし、父親も同じ工場で運搬係として働いていたが、子供たちには行かせたくないくらい恨みがあり、クレプスリーら以外には他の仕事を見つけたものの、不景気で、クレプスリーらにはそこしかめぼしい雇先が無かった。 クレプスリーにとってバンパイアになるのは救いの手だった。 バンパイアになるのは友人を助けるためではあったが、きっかけとしては蜘蛛が好きすぎて盗もうとしたダレン・シャンと比較すると、えらい違いである。 独特な口調をして気取った、成長したクレプスリーを知っているだけに、素直にシーバーに従って行動を共にするクレプスリーが微笑ましい。 まさかクレプスリーにとっても初めてのバンパニーズはマーロックだったとは。クレプスリーがバンパイアになることも運命の仕業であるとミスタートールは呟く。 ウェスターがあっさりと、クレプスリーと共にシーバーの弟子になりバンパイアになっていくのが、ダレン・シャンの友人らを思うと呆気なかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
少しだけこの年齢の本には相応しくない描写があります。 どういうことかはくれぐれもよいこのみんなは 聞いてはダメだよ。 多分その年齢の子でははぐらかしてしまうことでしょう。 まあ似た様な描写は本編終盤に あるんですけれどもね… クレプスリーの物語。 彼は劣悪な環境下に育ち 望まぬ労働でしか未来を紡げませんでした。 しかしながら、気の立った上司に 自分の兄弟同然の子を殺され 怒りに任せてクレプスリーはそいつを 殺してしまったのです。 逃げた先で彼はバンパイアと 出会うことになったのです。 ダレンと違うのは急激に修業はしていないこと 時間こそかかったもののバンパイアにすでに なっていることかな。 最後が意味深。 登場人物にその人は出ていなかったよね? となると…?
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生まれ変わり生きる世界は。 先に殺しをしたのは相手だが、話し方を変えれば過剰防衛の末の悲しい出来事にすり替えられるのだろう。 プライドを捨て1から学べば違ったのだろうが、これもまた運命なのかも。
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借りてきたからには、返す前にって感じで読んでます。 以前はまったので、続きは読んでおこうかと。 まだ、記憶の底から上がってこないなぁ。
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クレプスリーも最初はダレン・シャンと変わらなかったんだと思わずにんまり!それにしても、劣悪な工場と貧乏な家族。
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ハマると厄介だから読まないよ~。と、言っていたのに長男が借りてきた(^^; 最初、もう止めようかと思う程、嫌~な感じで… でも、ダレンシャンに繋がるクレスプリーの過去が、やっぱ堪らんっ! 知った名前とかが沢山出てきて、おぉ~う、こんな繋がりだったのか~と。 …相方は本編にいな...
ハマると厄介だから読まないよ~。と、言っていたのに長男が借りてきた(^^; 最初、もう止めようかと思う程、嫌~な感じで… でも、ダレンシャンに繋がるクレスプリーの過去が、やっぱ堪らんっ! 知った名前とかが沢山出てきて、おぉ~う、こんな繋がりだったのか~と。 …相方は本編にいなかったから、悲しい事が起こるんだろうな…。
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ダレンシャンの作品の中で主人公の次に大活躍のクレプスリー。その生い立ちからバンパイアになるまで、いかにして本編に繋がるかという王道の外伝。副題の殺人者の誕生というので、もう不幸の香りがプンプンしてくるし、もちろんバンパイアに幸福のうちになる人がいるなんてことも無いだろうから、本編...
ダレンシャンの作品の中で主人公の次に大活躍のクレプスリー。その生い立ちからバンパイアになるまで、いかにして本編に繋がるかという王道の外伝。副題の殺人者の誕生というので、もう不幸の香りがプンプンしてくるし、もちろんバンパイアに幸福のうちになる人がいるなんてことも無いだろうから、本編に連なる全4巻楽しみに読むことにしよう。それにしても、まだ物語は三冊残っているので、クレプスリーにどんな不幸が降りかかるのか心配でしょうがない
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『ダレン・シャン』シリーズの前史、ラーテン・クレブスリーのスピンオフ作品。 この1巻では、ラーテンが人間の生活に決別するきっかけとなるシーンから始まる。『ダレン・シャン』シリーズで好んで使われていた人間の名前バー・ホーストンはラーテンのいとこで親友で、そしてバーが殺されてし...
『ダレン・シャン』シリーズの前史、ラーテン・クレブスリーのスピンオフ作品。 この1巻では、ラーテンが人間の生活に決別するきっかけとなるシーンから始まる。『ダレン・シャン』シリーズで好んで使われていた人間の名前バー・ホーストンはラーテンのいとこで親友で、そしてバーが殺されてしまったことが皮肉にもラーテンが復讐の殺人者となるきっかけとなってしまった。しかし以外とあっさりと「バー・ホーストンの名前の謎」が冒頭で流されるように書かれていました。 オレンジ色の髪の秘密もね。どちからかというと赤好きの一環かと思っていたけれど、望んだ色ではなく呪いのような染料だったというのは意外だったけれど。バンパイアになっても排泄しきれない毒って…設定不可能域な気が。 そして、逃げた霊廟で出会ったバンパイアのシバー・ナイル。弟子入りし、修行を積み、その過程でシルク・ド・フリークに出会い、ミスター・トールと仲良くなり、ダレンの時代にはいなかったフリークたちとの交流があり、事件に巻き込まれてマーロックとの因縁ができ、新しい親友にして同じ師に仕えるバンパイアとなるウェスターと出会い。バンパイア・マウンテンに行き敗北を知り、バンチャもすでに出て来ていて、バリス元帥はこの頃からすでに元帥で。山を下り師のもとを一時的に去った時ミスター・タイニーと出会い1巻はここまで。 ダレンよりだらしないんじゃないですか?若かりし日のラーテンくん(笑。 次々と過去の因縁が明らかになっていく反面、まだまだ解決されていない謎が残っているのは楽しみだし、ダレンシリーズで名前を聞かなかった人たちの運命が気になるところ。彼らの名前が未来に記されていないのはもしかもてこの外伝で命を…?などとやや不吉なことを考えてしまうけれど。まだまだ続きがあるようなので、楽しみに読み進めて行きましょう、若き日、過ちを繰り返した我らがクレプスリーの冒険譚を!
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読んでる間中ずっと懐かしい感覚が離れなかった。 言葉ひとつひとつがみんな懐かしい。 知ってるキャラが出てくるとテンションが上がる(笑)
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