マンガ旧約聖書(1) の商品レビュー

里中満智子(著者)

2016/11/30

旧約聖書の創世記がまんがでわかりやすくシンプルに描かれていました。

西洋の美術や文学を楽しむのに聖書の知識は不可欠なので、このシリーズはとても助かります。

本来ドロドロした部分も多いところをサバっと描いているところも良かったです。

ロトの娘たちが父親以外に男性がいなくて子供が産めないのでどうしよう…ってところとか。

2014/12/27

おすすめ度：80点

第9章「イサクの犠牲」までは淡々として感情移入もできずに、里中満智子の作品がこんなはずではないと思いながら読んでいたが、第10章「イサクとベリカ」から最終章「イスラエル」までのヤコブの物語で一気に面白くなった。（手塚治虫「旧約聖書」で描かれなかった物語だ。）
章の合間に里中氏のエッセイ風マンガが挿入されているが、旧約聖書そのものの解説になっており、とてもわかり易いガイドの役割を果たしている。

2014/01/12

全３巻。図書館で借りました。
旧約聖書の中身については、まともに触れたことがなかったのですが、どこかで聞いたことのあるエピソードなんかも出てきて、楽しく読めました。いきなり旧約聖書について知ろうと思うとハードルが高いですが、なんとなく興味がある、さくっと知的好奇心を満たしたいという当初の目的を見事に果たしてくれました。

ただ、個人的な集中力のなさのためか、３巻を読む頃には少しダレてきた感がありました。

2013/05/20

図書館で借りました。
宗教系の本は名前先行で、その内容がどういったものなのか
知らないことが多々あるのですが、漫画版の本書はとても
読みやすく、物語として１つ１つのエピソードを通して読んで
行くと、とても面白く興味深い内容ばかりでした。

2012/10/09

どうも、聖書を読もうとする気がおきなかった。なぜって、なんとなく、昔の言葉での語り口が、延々と続きそうな気がしているから。

でも、この本はマンガだ。しかも、里中満智子！　これだけで読もうという気になるというもの。新約聖書のマンガとあわせて買ってみた。（衝動買い・笑）

内容は、よく知っている話しも、知らなかった話しもある。また、当然のことながらすべてを網羅しているわけでもない。だけど、いっきに読めたことはマンガの力だと思う。（あと、里中満智子の力）

いま気がついたけど、これって第１巻なんですね。あれ、あと２冊（２巻、３巻）があるよ。買わなきゃ！