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ふらり。(1) の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

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2023/08/06

江戸版の「歩くひと」、伊能忠敬をモチーフに江戸の街を歩いたり、時に飛んだり、時に跳ね回ったり。花見や潮干狩り等、活気溢れる江戸の風景が魅力的だ。

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2019/03/15

とても良かった。江戸時代にタイムスリップさせてもらいました。騒めく江戸の町で、主人公の周りにはゆっくりとした空気が流れている。うちの母もこれ好きそうだ。漫画を読まない人だけどこれは絶対気にいると思う。帰省した時に勧めてみます。谷口ジローさんの漫画にはまりそう。読んで良かった。

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2019/01/12

2018/11/26 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1103.html   すごく面白くて、一気に読めてしまったけれど、何度でもその絵を味わいたい!...

2018/11/26 詳細は、こちらをご覧ください。 『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1103.html   すごく面白くて、一気に読めてしまったけれど、何度でもその絵を味わいたい! 江戸の景色、人々の暮らしが 情感豊かに描かれています。 江戸の町をふらりと歩く主人公。 その歩幅がだんだんと定まっていく一方、空想は空をかけめぐる〜。 人の視線だけでなく、虫の視線、鳥の視線と、さまざまなアングルからえがかれる江戸の町は、 つい自分がそこを見、動き回っている錯覚に陥りそう! 思いがけない人との出会い。俳句と旨い酒とすてきな奥さま。 これから遠く蝦夷への旅が始まる。

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2018/10/12

毎日、歩幅で測量しながら歩く隠居の男。江戸の風情、四季折々の行事など美しく楽しげな描写が、随筆のようにのびのびとして心地よい。時に虫や猫の目線になるのがユーモラス。そして男は、蝦夷地を目指す。

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2016/05/04

予備知識なしで読みだした。 レンタルコミックで借りた。 だから最初は広重の浮世絵が意識的に画面に再現されているから広重なのかこのひと?なんて思って読みだした。 読み進むうちに、ははぁんとぼやぁとわかってきた。 あとがきか何か解説あるのかなと後のページをめくってもそれは無い。 この...

予備知識なしで読みだした。 レンタルコミックで借りた。 だから最初は広重の浮世絵が意識的に画面に再現されているから広重なのかこのひと?なんて思って読みだした。 読み進むうちに、ははぁんとぼやぁとわかってきた。 あとがきか何か解説あるのかなと後のページをめくってもそれは無い。 この方は、たしか作家の井上ひさしさんも書かれた事がある、あの方なんだろうな。 そのぐらいのぼやっとした題名しか思い出せない。 井上ひさしさんの書かれた小説のほうも読んだ事ない。 みんなのこの本に対するレビューを見て、ふむふむと思った、こんな書き進め方は、ワタクシは今まで無かった。 いいの、ただ(こんな書き方して)たかをくくったような・・・

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2013/02/01

久しぶりの漫画。谷口ジローを読むのは『坊ちゃんの時代』以来だ。古くてすいません。江戸が舞台の短編集。主人公が誰なのかは読んでからのお楽しみ。有名人物ともちょこっとすれ違う。江戸って場所が時代の交差点なのかもしれませぬ。情景描写が見事。

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2012/05/06

初の日本地図を完成させた伊能忠敬が旅に出るまでの日々を描いた作品。登場するエピソードはフィクションだろうけれど、黙々と歩数から距離を測ろうとしている忠敬の人となりが描かれています。・・が、谷口ジローというので手を出してはみたものの、特に面白くはなかったというのが本音。

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2012/05/02

伊能忠敬、蝦夷へ出立する前の江戸での日々を詩情豊かに描き出す。鳶、猫、桜、蛍、月、雨…一章ずつのテーマに沿って、ゆるゆるり、これは漫画というよりも…なんだろう、グラフィックポエジー? 一歩=二尺三寸、この歩幅を安定させ、歩測で一歩一歩、あらゆる距離を測る。どこに行くにも、つい歩数...

伊能忠敬、蝦夷へ出立する前の江戸での日々を詩情豊かに描き出す。鳶、猫、桜、蛍、月、雨…一章ずつのテーマに沿って、ゆるゆるり、これは漫画というよりも…なんだろう、グラフィックポエジー? 一歩=二尺三寸、この歩幅を安定させ、歩測で一歩一歩、あらゆる距離を測る。どこに行くにも、つい歩数を数えてしまう。 足下に目を凝らし、蟻や亀の視界を得たと思うと、天を仰いで星を見て、蜻蛉になって江戸を見下ろす…。その異能を見せるがごとく。 読み終わるのが惜しいような一冊だった。

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2012/02/26

谷口ジロー氏を知ったのは関川夏生原作の坊っちゃんの時代だった。明治の町並みや作家達が魅力的に描かれていた。あれから二十数年。もう、この漫画家の技量はタダごとじゃない。 水槽の中の魚を覗くと水があることが判るように、コマの中に空気が見えるよう。背景のない登場人物のみのコマでもそう感...

谷口ジロー氏を知ったのは関川夏生原作の坊っちゃんの時代だった。明治の町並みや作家達が魅力的に描かれていた。あれから二十数年。もう、この漫画家の技量はタダごとじゃない。 水槽の中の魚を覗くと水があることが判るように、コマの中に空気が見えるよう。背景のない登場人物のみのコマでもそう感じる。では、背景があったら。それはもう、風が動く感触や香りまで立ちのぼる。 伊能忠敬の出発前の日々。江戸を毎日てくてくと歩く。出掛けた先で蕎麦やハマグリを食したり。時に亀や蜻蛉や鳥の目になり、江戸を眺める。 週刊モーニングに掲載時に読んでいるが、こうしてまとめて読んで、改めてその素晴らしさに感嘆した。 急ぐ必要はないのだから、ゆっくり何度も読みなおそうと思う。 追記。 深川の八幡富士や三十三元堂は今は無くなっているんですね。 ちょと溜息。

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2012/01/09

まさにふらり。 ちょっと退屈感を感じてしまったのは、読み手のせいかな。 途中から飛ばし読み。 これを読んで何も感じられない自分にがっかり・・。

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