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ぼくたちの春と夏と秋と冬 の商品レビュー

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2022/06/25

男の子たちが、四季を思いっきり楽しんでいる。 わんぱくさが、ほほえましい。 自然の中で体験したことを絵と俳句のかたちで描いている。 春〜凧とつなひき。バッタを逃す。川の流れを石でとめる。ホットドッグをえさにつり。 夏〜松の木に登りたい。蚊にさされる。星空を見上げて、点をむすぶ...

男の子たちが、四季を思いっきり楽しんでいる。 わんぱくさが、ほほえましい。 自然の中で体験したことを絵と俳句のかたちで描いている。 春〜凧とつなひき。バッタを逃す。川の流れを石でとめる。ホットドッグをえさにつり。 夏〜松の木に登りたい。蚊にさされる。星空を見上げて、点をむすぶ。石投げで水の輪を作る。 秋〜セミの声を消したのは誰?心はまだ夏。鹿の足跡を追う。石ころを蹴り。葉っぱの山が笑う。ガマのほわたを打ちつける。 冬〜口をあけるとふあふあと冬。雪の一日をつくりだす。黒い木に投げる雪玉。つららがしゃべる。真っ白な松の木の中で冬眠のクマのきもちになる。 あっ、雪だるまの具合が悪いみたい。 絵を見ているとおもいっきり季節を楽しんでいる様子が、よくわかる。 そう、子どものころは、暑さ寒さも関係なく外でおもいっきり遊んでいた。 今は、紫外線もキツくて熱中症対策も必要で、この辺りでは雪が降ることも積もることもない。 昔を懐かしみながらしばらく絵本を眺めていた。

Posted byブクログ