江戸の卵は1個400円! の商品レビュー
全般的に食品の値段が現代よりもはるかに高かった。 タイトルはそのことを簡単に示していて秀逸だと思う。 生産力の上昇が価格低下に繋がったのだろうか。
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金銀銭の換算がきちんとできないままに読み始め、結局できないままに読み終わりました。 理屈はわかる、けど、日常使わないとなると覚え難い… もちろん、全てを網羅することはできないのだけれど、江戸の物価の概略はつかめたような気がします。 というより、今以上に物価が行ったり来たりしていた...
金銀銭の換算がきちんとできないままに読み始め、結局できないままに読み終わりました。 理屈はわかる、けど、日常使わないとなると覚え難い… もちろん、全てを網羅することはできないのだけれど、江戸の物価の概略はつかめたような気がします。 というより、今以上に物価が行ったり来たりしていた当時、400年のうち「この時代!」と定めでもしなければ、実質きちんとは理解できないんじゃないかなぁ… 個人的には、旅にかかるお金を知りたかったので、もっとそこを掘り下げてほしかったです(たとえば、木賃宿で自炊諦めて頼んだらいくらなのか)。
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若干強引な「時価換算」があるが、おおむね納得できる内容だった。しかし、江戸時代ってそんなに物価が安定したのか。
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ゆで卵が1個400円、たくあん1本300円、マグロ1尾4,000円、握り寿司1貫160円、蕎麦320円、しるこ320円、居酒屋の飲み代700円〜1,400円、いなり寿司1個80円、鰻の蒲焼1皿4,000円、カステラ9,000円、桜餅80円
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100両っていくらかいまいちピンとこなかったけど、1280万円って考えたら結構な金額。食い詰め浪人なら悪事にも手を染めるよなあ・・。
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『守貞漫原稿』を始めとした近世期の文献を用いて、江戸の諸物価が、それこそ卵1個の値段から大夫の揚代にいたるまで、巧みに紹介されている。 そうした資料的な良さはあるのだが、読み物としては今一つ面白みには欠けるようだ。
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江戸時代の時代小説を読むときに便利! 本書の構成で最初に三貨制度(金・銀・銭)と 現代の物価換算がなされています。 最初に基準がはっきりしているので ここさえ押さえていれば、 後はどこを読んでもすぐ分かるようになっているのが嬉しい♪ 後々、時代小説読むときに便利なので、 等...
江戸時代の時代小説を読むときに便利! 本書の構成で最初に三貨制度(金・銀・銭)と 現代の物価換算がなされています。 最初に基準がはっきりしているので ここさえ押さえていれば、 後はどこを読んでもすぐ分かるようになっているのが嬉しい♪ 後々、時代小説読むときに便利なので、 等価価値を書いておきます 1両=6400文=銀65匁 1両=4分=16朱 銀1貫=1000匁 銀1匁=10分 1文=20円 1両=128,000円 1分=32,000円 1朱=8,000円 銀1匁=2,000円 以上の価値は19世紀の文化文政期のものです。 考え方はいろいろあると思いますが、 米以外の商品経済が発達してきたことを考慮すると 適当であると考えます。 江戸時代における貨幣の四進法については知っていましたが、 秤量制度についての等価価値は知らなかったので、 本書は大変重宝します。
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私の近い祖先は、江戸時代人であるという事を再認識しました。 物の価値を通じて、歴史を具体的に学べ、現代に活かせる知恵を見つける事が出来ました。
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その400円は屋台で売っている値段でした。 1文20円相当で換算した時のお話。当然現在と江戸時代後期とでは時代が違うので単純比較はできない。収入のお米に占める割合が23%頃の時代とされ、食費に占める割合が非常に高い。 今では慣用的に使っている、「下らない」「二束三文」はこの頃に使...
その400円は屋台で売っている値段でした。 1文20円相当で換算した時のお話。当然現在と江戸時代後期とでは時代が違うので単純比較はできない。収入のお米に占める割合が23%頃の時代とされ、食費に占める割合が非常に高い。 今では慣用的に使っている、「下らない」「二束三文」はこの頃に使われ始めた言葉。そのうち、淘汰されていくかもしれない。例えば、「ベータ」とかに。
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≪目次≫ 第1章 江戸っ子の稼ぎ 第2章 裏長屋・庶民の暮らし 第3章 繁盛店のうまい物 第4章 江戸のエンタメは盛りだくさん 第5章 一度は行きたい伊勢参り ≪内容≫ タイトルの通り、江戸時代の様々なものの値段を詳細に記した本。 ただし、江戸時代は265年間と長いので、基本的...
≪目次≫ 第1章 江戸っ子の稼ぎ 第2章 裏長屋・庶民の暮らし 第3章 繁盛店のうまい物 第4章 江戸のエンタメは盛りだくさん 第5章 一度は行きたい伊勢参り ≪内容≫ タイトルの通り、江戸時代の様々なものの値段を詳細に記した本。 ただし、江戸時代は265年間と長いので、基本的には19世紀初頭 の時代をベースとしている。 江戸時代の物価については、単純に今の時代と比較しにくいのは 生産性の差や需要、考え方の違い(宗教的なものや健康面など)、 インフラの整備の差などあるが、基本的な部分では納得のいく内容。
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