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佐藤可士和の超整理術 の商品レビュー

3.8

147件のお客様レビュー

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    30

  2. 4つ

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2022/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常に学びのある本だった。 学んだことは ・空間の整理…整理するためにはプライオリティをつける ・情報の整理…プライオリティをつけるためには、視点の導入が不可欠 ・思考の整理…視点を導入するためには、思考の情報化をする必要がある。 ことである。 身近な身の回りの整理、そして思考や情報といった目に見えないものの整理の2つに分かれるが、特に目に見えないものの整理は今までできていない部分が多かった。 ・他人事を自分事化する ・本当に関係のない第三者目線で見る ・具体的なシーンを想像する ・仮説を立てたうえで相手にぶつけてみて、課題を抽出する ・無意識を意識化する すべてをいっぺんに実行するのは難しいかもしれないが、一つずつ自分の仕事の中に取り入れていきたいと思う。

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2022/03/21

楽しく、速く、いい仕事をして、人に喜んでもらって、自分もハッピーになりたい。どうせやるなら、楽しくやりたい。 ①整理をすることで、頭もスッキリするし、それこそが良い仕事のリズムをうむ。食べチョクの秋元さんが、「リスクを可視化することがエンジンになる」とおっしゃっていたが、それと...

楽しく、速く、いい仕事をして、人に喜んでもらって、自分もハッピーになりたい。どうせやるなら、楽しくやりたい。 ①整理をすることで、頭もスッキリするし、それこそが良い仕事のリズムをうむ。食べチョクの秋元さんが、「リスクを可視化することがエンジンになる」とおっしゃっていたが、それと近しいことかもしれない。週に2時間全て整理する時間をとる。仕事の初め20分、整理する。 ②軸をつくる、という観点 毎日体の軸をつくるトレーニングをする様になったら仕事の集中度が上がったいうのを、佐藤さんが言っているのが、頭に残った。私も軸を作るトレーニングは忘れずにやろう。

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2022/01/23

デザインそのものが整理術だという言及に共感。 デザインに限らず、問題解決(⇐それってすなわち広い意味でのデザインなのだが)とは、課題を診断して整理することが前提なのだ。 整理は、佐藤も言う通り一見面倒だけど、すれば本質を掴むための仕事の精度も能率も違うと。 これをしないと、物事...

デザインそのものが整理術だという言及に共感。 デザインに限らず、問題解決(⇐それってすなわち広い意味でのデザインなのだが)とは、課題を診断して整理することが前提なのだ。 整理は、佐藤も言う通り一見面倒だけど、すれば本質を掴むための仕事の精度も能率も違うと。 これをしないと、物事の根源まで立ち返って解決することなどできないというのも分かる気がする。 モノを(机上でも、カバンでも)できるだけ少なくするというのも確かに試してみる価値はありそうだ。 手帳とノートと、小さめの財布さえあれば自分は十分かもしれない。 そういう、モノを見直す機会を、たとえば四半期ごととかに設けてみよう。 モノをファイルボックスに(分類して)入れてしまって、存在感を消すとか、捨てるのがはばかられるのならまず段ボールに、というのは実践してみたい。 「情報の整理」というのも、人に伝えるためには大事な観点。 広報とか広告とかもそうだけど、組織内コミュニケーション(考え方の伝播とか)も、工夫のしどころ。 自分達も、自分が出す情報は注目されていると過信されがちだけど、どうすれば不快感も与えずに存在感をだせるか、伝わるか、というのは考えてみたい。 ※但しそのあとの、グラフィックデザインの実績を「整理」と結びつけて語るのは、「こじつけ」に感じられて、あまりグッと来なかったけど。。

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2021/11/03

アートディレクター佐藤可士和氏のビジネス術。「超整理術」という題名は室内収納整理と勘違いしてしますが、彼の語る整理術は「可視化」の整理術。アート分野はクリエイティブ的な発想やひらめき重視と思っていたが、彼がやっているのはコンサルタントのようなロジカルで緻密な構成と整理。特に面白い...

アートディレクター佐藤可士和氏のビジネス術。「超整理術」という題名は室内収納整理と勘違いしてしますが、彼の語る整理術は「可視化」の整理術。アート分野はクリエイティブ的な発想やひらめき重視と思っていたが、彼がやっているのはコンサルタントのようなロジカルで緻密な構成と整理。特に面白いのはアイデアのヒントは「相手の中にある」と述べている点だ。自分はそれを整理し形づけているだけだと。難易度順に空間、情報、思考と語られているが、クリエイティブや企画職のみならずビジネスマン全員に読んでいただきたい本だ。きっと頭の中が整理されるはずだ。

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2021/05/06

思考鍛錬やディスカッションで習ってきたものを整理された一冊 新卒など、最初の段階で読むのにいいかも。

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2021/04/28

「デザインもクリエイティビティあふれる整理術」という言葉に表れているように、佐藤可士和さんの整理を通した問題解決方法が学べる。 部屋を整理する、といった快感は自分にもあり、これが問題解決に繋がるとなると、すぐに実践したくなった。

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2021/04/27

【思考の整理整頓】 「佐藤可士和展」に行ってから、佐藤さんの考え方や仕事スタイルにすごく関心がわき、本書を読んでみることにしました。 すると、普段から僕自身が考えていることや、実践していることなどがたくさん述べられていて、まさに自分自身の整理整頓ができたように感じます。 佐...

【思考の整理整頓】 「佐藤可士和展」に行ってから、佐藤さんの考え方や仕事スタイルにすごく関心がわき、本書を読んでみることにしました。 すると、普段から僕自身が考えていることや、実践していることなどがたくさん述べられていて、まさに自分自身の整理整頓ができたように感じます。 佐藤さんいわく、何事も整理整頓することが大切で、適切な断捨離で本当に大切なものが見えてくるとのこと。整理術とは、決してモノだけではなく、情報、データ、空間、思考に至るすべてに実践できることだと述べています。 モノ(情報)が多い時代だからこそ、常に整理整頓を心がけ、あらゆる面でそれらを実践できる存在になりたいと感じました。 本著では、展覧会でも紹介されたユニクロロゴや今治タオルなど様々な代表実績を交えて、本当にわかり易く整理術について記されています。ぜひ、みなさんも思考の整理整頓をはじめてみませんか?

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2021/04/26

デザインが絵やデザインのうまさだけじゃ無く、1番大切なのは相手とのコミュニケーション。 相手が本当に実現したいものの本質を見出して、多くの人の目に留まりやすいように形にする。 私の仕事もお客様との会話から身体の悩みの本質や、その人自身の悩みが見えてくることが多い。 今やって...

デザインが絵やデザインのうまさだけじゃ無く、1番大切なのは相手とのコミュニケーション。 相手が本当に実現したいものの本質を見出して、多くの人の目に留まりやすいように形にする。 私の仕事もお客様との会話から身体の悩みの本質や、その人自身の悩みが見えてくることが多い。 今やってることが、他の仕事にも通じるということがわかり、今後もこの意識を大切にしようと思いました。

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2021/04/10

佐藤可士和展がとても面白かったので、どうやってこうしたディレクションを考え生み出しているのか知りたいと思い、ミュージアムショップで購入しました。 本の内容は理路整然としていて、分かりやすく、一方でとても勉強になるものでした。 大学3年の今、就活について思い悩むことが多いのですが、...

佐藤可士和展がとても面白かったので、どうやってこうしたディレクションを考え生み出しているのか知りたいと思い、ミュージアムショップで購入しました。 本の内容は理路整然としていて、分かりやすく、一方でとても勉強になるものでした。 大学3年の今、就活について思い悩むことが多いのですが、就活を自分のブランディングだと考えれば、佐藤可士和氏のこの考え方・仕事術は大いに役立てるのではないかな、と考えています。 まずは自分がやりたい仕事は何なのか、というを改めて整理することから始めたいと思います。

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2021/03/20

デザインはもちろん、他の仕事においても 整理術は無駄を省いて本質に向かって注力できる環境を作る。 また、デザイナー=ドクターという例えもわかりやすかった。デザイナーはただ絵を作るのではなく、「課題は何か」を診断して明確にしていく。 クライアントの要望だとしても、それが課題解決に...

デザインはもちろん、他の仕事においても 整理術は無駄を省いて本質に向かって注力できる環境を作る。 また、デザイナー=ドクターという例えもわかりやすかった。デザイナーはただ絵を作るのではなく、「課題は何か」を診断して明確にしていく。 クライアントの要望だとしても、それが課題解決になるのか、疑ってみることも大切だ。 国立新美術館のロゴデザインの事例はとても参考になった。 色んな角度から、時には極端に考える。時には自分の考えを「捨てる」。その上で自分や相手の考えを言語化していく。キーワードとキーワードを線で結びつけて突き通った先にデザインがある。答えは必ず目の前の課題の中にある。

Posted byブクログ