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石牟礼道子の世界 の商品レビュー

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2012/07/30

石牟礼道子について、10人が語る連続講義をまとめた一冊。 近代の枠組みを覆すものとして石牟礼を読もうとする岩岡氏。 石牟礼と深い関わりがあり、その思想を的確に言い当てる渡辺氏。 石牟礼を被害者と加害者の関係を超えて読むことをいう緒方氏。 石牟礼の活動の周辺の人々にも触れつつ近代...

石牟礼道子について、10人が語る連続講義をまとめた一冊。 近代の枠組みを覆すものとして石牟礼を読もうとする岩岡氏。 石牟礼と深い関わりがあり、その思想を的確に言い当てる渡辺氏。 石牟礼を被害者と加害者の関係を超えて読むことをいう緒方氏。 石牟礼の活動の周辺の人々にも触れつつ近代医学と文学の間の言葉の問題を考える原田氏。 左翼から左翼批判の視点を持って石牟礼を読む福元氏。 面倒なので以下略。論者にほぼ外れがなく、その論点が近代を乗り越える上で非常に重要なものを持っている。 石牟礼について「語られた」という意味でもとても意味ある一冊。

Posted byブクログ