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そして、警官は奔る の商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2023/02/25

シリーズ2作目にして、ずっしりと重いテーマの話になりました。 こういう主人公が出てくるこの手のシリーズでは、こういう話は何れは出てくるのだと思いますが、それにしても、いきなり2作目でですか。 事件が解決しても、すっきりしないですね。なんか、何かにつけて、この後もこの話が影を落...

シリーズ2作目にして、ずっしりと重いテーマの話になりました。 こういう主人公が出てくるこの手のシリーズでは、こういう話は何れは出てくるのだと思いますが、それにしても、いきなり2作目でですか。 事件が解決しても、すっきりしないですね。なんか、何かにつけて、この後もこの話が影を落としそうな気がしますね。

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2019/08/08

田舎に住んでいる私が、たまたま滞在していた蒲田・大森でこの本を読むとは何という偶然。今回の相棒「和田さん」も、なかなかクセのある人物ではあるけど結構好きかも?相変わらずの潮崎さんもいいですね。この次も楽しみです。

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2016/02/23

守るべきものとは何なのか。 正義とは何なのか。 それを貫く者は、決して情に流されてはならないこと、 貫いてまで傷つける者を、決して見捨ててはならないこと、 正義で片付けられぬ問題が、身近に当たり前のように息を潜めていることを再認識させられた。 善人になるのと、 偽善者に成り下がる...

守るべきものとは何なのか。 正義とは何なのか。 それを貫く者は、決して情に流されてはならないこと、 貫いてまで傷つける者を、決して見捨ててはならないこと、 正義で片付けられぬ問題が、身近に当たり前のように息を潜めていることを再認識させられた。 善人になるのと、 偽善者に成り下がることの決定的な違いは、 人生を賭けてその善事ができるか、その覚悟が伴うか否かであることを思い知った。

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2014/05/29

前作を知らずに本作を読んだ。 大筋には影響ないけど、細かいトコロで、今の何?っていうのが結構あって、ちょっと混乱した。っていうかちょっとイライラした。 正義ってなんだろう?警察官ってなんだろう?っていうのが随所に出てきて、流されやすい自分が警官にならなくてよかった、と思った。

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2013/10/12

シリーズ第2作。 人身売買に不法滞在、それを取り巻く法律。どうにかしたいのにどうにもできないもどかしさ・やるせなさがたまらなく重かった。。小菅にも和田にも共感できる。 多くの人を助けるのに、罪になってしまう。逆に、明らかに多くの人を傷つけているのに、たいした罪に問えない。読みなが...

シリーズ第2作。 人身売買に不法滞在、それを取り巻く法律。どうにかしたいのにどうにもできないもどかしさ・やるせなさがたまらなく重かった。。小菅にも和田にも共感できる。 多くの人を助けるのに、罪になってしまう。逆に、明らかに多くの人を傷つけているのに、たいした罪に問えない。読みながら眉間のしわが取れなくなりそうになる。 潮崎の明るさと武本の一本気質に救われた。

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2013/01/25

武本・潮崎コンビがだんだん噛み合っていくのがいいですね。とくに潮崎くんは読者も最初ワケワカンナイ人物像で描写されてて、武本の理解が進むに従ってこちらもまっすぐ見られるようになる。 アクションが派手な割には物語としては地に足ついていて、それでいて他の警察小説のような陰鬱さがないの...

武本・潮崎コンビがだんだん噛み合っていくのがいいですね。とくに潮崎くんは読者も最初ワケワカンナイ人物像で描写されてて、武本の理解が進むに従ってこちらもまっすぐ見られるようになる。 アクションが派手な割には物語としては地に足ついていて、それでいて他の警察小説のような陰鬱さがないので、エンタメとしてもちょうどいいんじゃないでしょうか。

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2012/12/19

日明恩さんの本にであったのは つい、一ヶ月前、消防車ジャックものに 食指をうごかされ 消防士物二冊、で、深みにはまり、警官もの二冊を取り寄せて戴いて たちもりめぐみが 読む、書ける、状態に なりましたo(^_-)O 日明さんは 安定思考? 公務員さんが 活躍するものが 多い...

日明恩さんの本にであったのは つい、一ヶ月前、消防車ジャックものに 食指をうごかされ 消防士物二冊、で、深みにはまり、警官もの二冊を取り寄せて戴いて たちもりめぐみが 読む、書ける、状態に なりましたo(^_-)O 日明さんは 安定思考? 公務員さんが 活躍するものが 多いから^_^ 闇の子供達

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2012/09/08

 男性人が熱い。そして格好いい。  いろんな意味で予想外な展開になりつつもブレない武本が格好いい。

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2012/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

武本に、迷いはなかった。 という最後の一文に次作への不穏な空気を感じたのは私だけでしょうか。 さて、法に準じ真の意味で優秀なな警察官という部品になりきる武本には惚れ惚れします。機械かのような揺らぎのない人間性には感動すら覚えますね。 今回は暫定民間人として登場した潮崎も前巻から変わらぬ素直さが光ります。 登場人物は一新され、『キチク』武本が得た新たな相棒のあだ名は『冷血』。彼らが取り組むのは不法滞在者の無国籍児を取り巻く問題。のぞみ黒幕オチは半ばで読めてしまったものの、さいごまで面白く読めた。ただ最初の人身売買事件については十分な解決がないようで残念。 様々な現行法の問題点を指摘しながら進むのも、煩わしさは少なく興味深い。十分面白いストーリーなのだから、センセーショナルにするためだか知らないが導入部のエグい気持ちの悪さだけは勘弁してほしい。

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2012/02/27

犯人を推理する小説ではなく「情」と「人とのつながり」を感じる小説。主人公の心が警官一色でピュアだから成り立つのだろうなあ。

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