流星の絆 の商品レビュー

東野圭吾【著】

2022/11/12

深夜、両親の目を盗んでペルセウス座流星群を観に出かけた三兄妹。帰ってくると両親が何者かに惨殺されていた。三兄妹は流れ星に仇討ちを誓うも、犯人が見つからないまま時が過ぎる。14年後、詐欺師として世間を敵視しながら生きる三兄妹の前に、犯人逮捕に繋がる最大のチャンスが訪れる。一致団結して仕掛ける三兄妹の完璧な復讐計画。感動を呼ぶ結末とは。

筆者がインタビューで「ラストは登場人物が書かせた」と語るほどのまとまりのある作品で、長編でも読む手が止まらない評判通りの面白さでした。

兄妹の深い絆に感動しました。

2022/11/10

ドラマが好きであったこともあり、物語の流れも犯人も分かっているのになお面白い。結末が分かっているのに、ここまで夢中になって読み込めたのは初めてかもしれない。ドラマとはまた違った角度だからこそ面白かったのだろう。兄妹がいない一人っ子の私には、兄弟関係の云々はわからないが、兄妹愛が素敵。ドラマの「流星の絆」と小説の「流星の絆」どちらも一緒に人に薦めたいと思える作品。
ハヤシライス食べたい。

2022/11/06

ハヤシライスが食べたくなる。
どんだけ美味しいんだろうか。
それから行成がいいやつすぎる。かっけえよ。
プロポーズの仕方なんて伝説級にかっこいいよ。
分厚いけどすいすい読めちゃう、のめり込んじゃう系小説でした。

2022/11/04

2020年購入
*
1回読んでるしドラマも観たことあるから犯人はわかってた分、戸神家での真相がわかっていくシーンが犯人目線で読めて面白かった。犯人はめちゃくちゃ焦っただろうなと思うけど、こうなることも予想してただろうから諦めの境地だったのかな。
とにかく行成が良い人すぎて人間として出来すぎていてハッピーエンドなのが素晴らしい。あんなことがあっても有明家と絆で結ばれていたいって思うのは心が広すぎる。

2022/10/24

美貌を持つ登場人物の容姿を想像しながら読むのが小説は楽しい。

兄弟妹の絆ってうらやましいなと思う。

2022/10/10

星を見ている間に両親が殺される、あまりに衝撃の出来事を体験した3兄弟。
3兄弟は支えあって生きてきた。手段は詐欺師だけど。
仕事中に両親を殺した犯人につながる手がかりを手にしてしまった3人がお金よりも犯人を追うことになるところから物語はどんどん進んで、ぐんぐん読める。
早く読みたい、犯人が知りたい。うっすら思っている自分の考えは合ってるのかしら、とか気になるけど、面白すぎて読み終わりたくもなくて、感情が忙しかった。
結末は…悔しいけど悲しくて、全然違う自分にも悲しかった。後半ずっとどきどきしてた。

2022/08/16

有名だけど何となく今まで読んだことがなかったことを後悔してしまうくらいに、読んでよかったと感じる作品。

事前解決までの兄の頭の良さやいつバレるのかというスリル感もよかったけど、解決後に伏線を回収してくれたことも私好み。

2022/08/15

ドラマを観た後読んだけど、ドラマも原作も素晴らしかった。原作のほうが深みを感じるが、ドラマの見せ方もうまくて、二度目の楽しみに。
なかなか小説を読まない人はドラマを観たあとも是非原作を読んでほしい！

2022/08/13

ドラマで以前見たことがあったけど、忘れてきていたので読んでみた。ドラマとは全く違う感じがして、新鮮に読み込めた。

兄弟の変わっていく人生と頭脳戦。わかりやすく読みやすいです。

2022/08/11

星3.5という感じ．
戸神が犯人ではないのはなんとなく気づけたけど，柏原が犯人だと判明する展開がやや急すぎた印象．犯人だと判明した後の展開もちょっと急だったし，もう一捻りほしかったかなーという感じがする．
とはいえ，恋心という大きな懸念材料を抱えつつ作戦が実行されていくドキドキ感や，人間として魅力に思う気持ちと犯人の息子であるという気持ちの葛藤，恋の盲目性などは上手に描かれていて，十分に楽しむことができた．