ふたりのはなし。 の商品レビュー
愛ってなんだろうと考えされられました。 好きだから身体を繋げるというのは簡単なんだな、と。 恋人になってからもキス以上に進めないもどかしさに、自分が時間をかけて海東をそうさせたから俺がふりむかせないと、と捨て身で海東に立ち向かう飛馬。 始めの頃に比べたら別人の様です。それくらい愛...
愛ってなんだろうと考えされられました。 好きだから身体を繋げるというのは簡単なんだな、と。 恋人になってからもキス以上に進めないもどかしさに、自分が時間をかけて海東をそうさせたから俺がふりむかせないと、と捨て身で海東に立ち向かう飛馬。 始めの頃に比べたら別人の様です。それくらい愛って人を狂わせるんですね。ずっとキスしかしてもらえないというのも辛い物がありますし。初めて身体を繋いだ時も、抱く側の海東の方がぽろっと泣いたりして。 泣きたいのはこっちなんだと飛馬が叱責しますが(笑) 「ふたり暮らしのはなし」では、やっと本当に恋人になれて、二人っきりの時間を過ごしたかったのにまたもや突然、永峰と柊が家に訪れて機嫌の悪い飛馬。からかわれてあの二人の所にいるのが嫌だと駄々を捏ねる飛馬を相変わらずの優しい口調で諭す海東。 元同僚だった二人には自分たちの関係がすっかりばれています。 「お前が帰って来たらまたしたかったのに〜」と叫んだ所を二人に聞かれて笑われて、恥ずかしがる飛馬がやたらと可愛らしかった。 その他「ふたりのはなし」では高校生時代、知り合ったばかりの二人のお話も古いアルバムを捲った時の懐かしい気持になれてよかったです〜♪ 5つの短編集でした。 短編ではなくて、もっと深い長編もよみたかったなあ☆
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二人の幸せが心にじんわりと染み入ってくるようなお話。目頭が熱くなったことも。自分の感情を飲み下してでも飛馬の幸せを優先しようとする海東はもどかしくもあるけれど、そんな海東だったから飛馬は自分の気持ちを自覚することができたのだろうと思う。そしてそれは立ち止まってしまう海東の手を取っ...
二人の幸せが心にじんわりと染み入ってくるようなお話。目頭が熱くなったことも。自分の感情を飲み下してでも飛馬の幸せを優先しようとする海東はもどかしくもあるけれど、そんな海東だったから飛馬は自分の気持ちを自覚することができたのだろうと思う。そしてそれは立ち止まってしまう海東の手を取って引き寄せる原動力にもなった。感情に素直に従い、海東を煽り、誘う飛馬がとても可愛い。補い合い支え合う二人の未来がずっと温かいものだと思える、そんな優しい作品に巡り会えたことが嬉しい。携帯サイトの番外編も可愛くて心和むお話だった。
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きみのはなし、では海東のほうが依存してるのかと思ったけど、ふたりのはなし。を読むと飛馬のほうが海東にベタぼれじゃねーかってなった(笑)
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どんな幸せな恋愛小説・漫画を読んでも その二人が間違いなく生涯添い遂げると思うか、 と聞かれると、どれもうーん?と言わざるを得なかった。 それなのに、この二人の場合は 周りの人間から見ても(もちろん読者も) 「え?お前たち、どうせずっと一緒にいるんだろ?」 と当たり前に思えるほど...
どんな幸せな恋愛小説・漫画を読んでも その二人が間違いなく生涯添い遂げると思うか、 と聞かれると、どれもうーん?と言わざるを得なかった。 それなのに、この二人の場合は 周りの人間から見ても(もちろん読者も) 「え?お前たち、どうせずっと一緒にいるんだろ?」 と当たり前に思えるほど 二人の絆は深く強いものだとわかる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「きみのはなし、」の続刊です。 前半は、二人のすれ違いを読むのが辛くて辛くて… でも、後半は見事なバカップルと化していたので安心しましたw この作品、大きな事件が起こるわけではないけれど、日常の小さなすれ違いやモヤモヤが二人にとっては大事件なんだよなぁ
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こんなに優しくて暖かくて切ないくらい綺麗な恋愛がどこかにあるかもしれない、海東と飛馬がどこかにいるかもしれない、と想像するだけで幸福で胸が痛くなるようなお話。これと「きみのはなし、」は朝丘先生の作品中でも「あめの帰るところ」と並んで最も好きな作品になりました。
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