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たのしいムーミン一家 新装版 の商品レビュー

4.1

85件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    31

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

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2024/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

程よく色んなことが起こる物語。 大家族のワイワイ感は伝わってきた! 勝手に物を盗むことが物語の中にちょこちょこ見受けられ、さりげなくアウトローな世界だなと感じる。大切なものを盗るねずみたちが、自分たちをもてなしてもらったお礼に大切なものを皆に見せるシーンでいいこと感が醸し出されつつ「モランの大切な物をとっておいて図々しすぎるな」と少し不快な気持ちになった。 こんな感じでモヤるキャラが、不器用ながらもお礼を言うために奮闘したり、頭いいクールキャラが取り乱したり…と、現実世界を見ているような感覚となった。全てはキャラクターが現実的な狡さや醜さを持ちつつも、愛らしい雰囲気で物語が進むなぁと感じた。

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2024/08/10

これには知ってるエピソードがちらほら。 暑さに耐えられず機嫌が悪くなった住人たちがけんかばかりしている、という描写に笑った。 しかし愛されなかったというムーミンパパが心配。

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2024/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で何気なく手に取って少し読んでみたら、面白そうだったのと、小説だったのに驚いて借りてきました。 絵本だと思ってました。 ムーミンとスナフキンが仲良くて可愛かったです。 スナフキンの独立心がすごい。 各章ごとエピソードありますが、最終的に綺麗に話がまとまってて面白かったです。解説に児童書とあって、児童書という認識もなかったのでなるほどと思いました。 中にイラストも可愛かったです。

Posted byブクログ

2024/04/24

ムーミン一家のちょっとした日常と非日常を味わえる春の始まりから夏の終わりの物語 ムーミンって冬眠するんだ……という驚きから始まった ムーミン以外の住人も冬眠するようなので、冬はみんな長い眠りにつくのだなぁ ムーミンの一家は本当に愉快だなぁ! ムーミンママ、都合よく子供たちを追い...

ムーミン一家のちょっとした日常と非日常を味わえる春の始まりから夏の終わりの物語 ムーミンって冬眠するんだ……という驚きから始まった ムーミン以外の住人も冬眠するようなので、冬はみんな長い眠りにつくのだなぁ ムーミンの一家は本当に愉快だなぁ! ムーミンママ、都合よく子供たちを追い出したりもしててクスクス笑ってしまった ムーミンの家庭も人間と変わらないんだなーって! そりゃたまにはご飯作りたくないよね笑 不思議な帽子が物語の鍵になる 不思議な帽子に卵の殻を入れると雲になったり、色々なものが変わった姿になってしまう 時にはそんなものまで変わってしまうの!?って驚くようなことも 船に乗ったり家がジャングルになったり少しの別れがあったり、なんて目まぐるしいのだろう! こんな日常はきっと飽き飽きしないことだろう ムーミンの物語で面白いのは、色んな登場人物がいつの間にやらムーミンの家に居候していること ヘムレンさんやじゃこうねずみさんに加えて、また2人 ムーミンの家ってそんなに大きいのかな!? ウェルカム精神のパパとママが1番すごいと思う

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2024/04/18

数年前に読んだことがあり、結構覚えていた。 ムーミンママがアリジゴクに砂をかけられた話は、本来の1作目である“小さなトロールと大きな洪水“であったことなので、話が繋がっているのだなと改めて。 相変わらず、ムーミンが帽子で変身した姿(挿絵)はギョッとする。 スナフキンやスノークの皮...

数年前に読んだことがあり、結構覚えていた。 ムーミンママがアリジゴクに砂をかけられた話は、本来の1作目である“小さなトロールと大きな洪水“であったことなので、話が繋がっているのだなと改めて。 相変わらず、ムーミンが帽子で変身した姿(挿絵)はギョッとする。 スナフキンやスノークの皮肉や、やってしまえ!と勢い立てる発言が面白い。 モランって女性だったのだなと。それにもっとしつこかった気がしたが、普通に会話ができて、飛行鬼の帽子の効力を見せてもらい、納得したらあっさり帰っていった。 ルビーの王様、ルビーの女王、落ちが良い。 「そら、こうやってくずいれにしたらどうだろう。これでまた、財産が一つ、ふえるわけだものね」p26 「生きるってことは、平和なものじゃないんですよ」p123

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2024/04/13
  • ネタバレ

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優しい物語で読んだことがない物語が読みたいと思ってムーミンを手に取ることに。 ムーミンのアニメは昔少し見た事があったもののほぼ覚えていなかったので、アニメとのギャップみたいなものは感じなかった。 所々読みづらさを感じる部分があるものの、独特の世界観に引き込まれる。 ムーミンとスナフキンのやり取りが可愛くて好き。 飛行おには怖いキャラなのかと思ったら、優しい紳士みたいなキャラで優しい世界だった。 飛行おによりモランやニョロニョロの方が怖いかも…

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2023/12/31

「飛行おにって、なんてしあわせなんだろう」「とんでもない。あいつは『ルビーの王さま』を見つけるまでは幸福にゃなれんだろうよ」のやり取りがめちゃくちゃ良かった。どれほどたくさんのものを手に入れても、本人が満足しなければそれは幸福ではないのだ、と思うので、ちょっと笑ってしまった。でも...

「飛行おにって、なんてしあわせなんだろう」「とんでもない。あいつは『ルビーの王さま』を見つけるまでは幸福にゃなれんだろうよ」のやり取りがめちゃくちゃ良かった。どれほどたくさんのものを手に入れても、本人が満足しなければそれは幸福ではないのだ、と思うので、ちょっと笑ってしまった。でもこの話の中で大きなルビーと大きな幸せを手に入れたみたいなので、それも含めて、めでたしめでたしと嬉しくも思う。始終いろんな物事に襲われてドタバタしていて、確かに『たのしい』一冊だった。

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2023/02/12

穏やかなムーミン谷の暮らしが、飛行おにの帽子で程よく刺激的に流れます。「トロールカルル」を「飛行おに」としたのは名訳ですね。

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2023/01/09

ムーミンヒットのきっかけの作品(実際にはヤンソン3作目)。個性があり、ひねくれたキャラクター、なぜ一員に?と思うが、ムーミンの世界線では全員がそのままに。弾かれず、性格を正さず個性を光らす。それを包むムーミンとパパ、ママ。良書。

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2023/01/07

ムーミン一家のまわりには、沢山の仲間達が集まり、沢山の事件がおこるのですね でも最後は、誰のせいとか関係なくパーティで楽しく終わらせるって素敵ですね

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