ルリユールおじさん の商品レビュー
本を修復してくれるルリユールおじさんの話。 お気に入りの本を生まれ変わらせてくれる素敵な職業です。 この絵本で初めて知りました。 イラストも落ち着く色合いで素敵。
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「ルリユールおじさん」いせひでこ 講談社の絵本。真鍮色。 いせひでこさんの絵本。 ルリユールとは、本の整復、製本をする職業の名前だそうです。とてもいい。 出てくる女の子(ソフィー)は、「大きな木のような人」にも若き研究者として登場します。 絵の画風はかなりにじんだ水彩?柔らか...
「ルリユールおじさん」いせひでこ 講談社の絵本。真鍮色。 いせひでこさんの絵本。 ルリユールとは、本の整復、製本をする職業の名前だそうです。とてもいい。 出てくる女の子(ソフィー)は、「大きな木のような人」にも若き研究者として登場します。 絵の画風はかなりにじんだ水彩?柔らかくてもんやりした感じでした。 職人芸、大好きです。(4)
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本は大切に読みたいね。本を修復してくれるお店なんて、現代にはないのかなぁ。大好きな本を大切にしているソフィーがかわいい(*^-^*)。 いせひでこさんの絵はすごく好き!【大きな木のような人】【まつり】【あの路】もいいですよ。
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大人になってから、惚れた絵本です。 はじめて、いせひでこさんの絵本を手にしたのも、この作品。 私が初めて手にしたのは、安曇野の絵本美術館『森のおうち』にて。 青の深さ、ひとつのものを大切する心の豊かさに、引き込まれました。
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本読むのも好き、本自体も好きな私には、よく分かる。でも、どんなに好きな本でも所蔵するわけにはいかないんだよね~
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
淡いタッチの繊細な絵の中に、素敵な時間が流れています。 かわいらしい女の子の思いと 職人のおじさんの不器用だが、時間を積み重ねてきた重厚な人柄が とっても素敵な出会いに感じました。
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本が好きな私にはたまらない絵本でした。伊勢英子さんの絵はとても繊細で柔らかい。素敵なルリユールおじさん、かわいらしいソフィー・・・
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絵がゾクっとしました。淡い絵なのに凄く突き刺さります。右ページと左ページが出会っていく様は、絵本ならではのカタルシスがあります。大切な本が、切られたり叩かれたりしながら、生まれ変わっていく。その魔法のような過程を目の当たりにする子どもの描写がとても素敵でした。特に、子どもの中にち...
絵がゾクっとしました。淡い絵なのに凄く突き刺さります。右ページと左ページが出会っていく様は、絵本ならではのカタルシスがあります。大切な本が、切られたり叩かれたりしながら、生まれ変わっていく。その魔法のような過程を目の当たりにする子どもの描写がとても素敵でした。特に、子どもの中にちょっぴり滲み出てくる不安感のさじ加減が良かったです。 この本を、昨今の電子書籍の議論の様な、政治の文脈から読むと、本の魅力の大半が抜け落ちてしまうと思います。溜息をつきながら、読むのが良いと思います。
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一つ一つの仕事を丁寧に仕上げていく学者や職人の仕事は積み重ねられた時間が価値を持っていく。そういう仕事を楽しみながら続ける生き方ってできたらいいなあと思う。静かな時間の流れが心地よく、センスに溢れた繊細なタッチの絵がまたいい。
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