ブルースカイシンソウバン の商品レビュー
今まで読んできた桜庭さんの作品と違うテイストだった SFでファンタジーでガールミーツガールでガールミーツボーイ、たった3日の出来事だけど濃い濃すぎる 最後は切ないけどスカッとするようなしないような…複雑な気持ちになる
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前編と中編は面白かった。 前編で出てきた世界が中編の青年が作っているゲームの世界なのか!となる瞬間は気持ちが良かった。 けれど、最後の無理やり終わらせたような、放り捨てられたような読後感が残念だった。
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少年の話す少女性論とか、ブルースカイが言った「青春は灰色だったでしょ?」とか、そういう節々で桜庭一樹を感じた 謎は謎のまま、普段SFを読まない身からするともどかしいけど、現実だって本当にUFOはいるのかわからないんだし、だから神様がいるかもしれないし、空から女子高生が降ってくるのかもしれない
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ドイツの少女は祖母の魔法に守られていた。しかし、村で凄惨な魔女狩りが始まる。 シンガポールのクリエイターの青年は、永遠に大人になれない自分と大人で安定している女友達を眺めていた。 なんてことない毎日をかったるく生きていた鹿児島の少女は、青い空に向かって落ちていく。 〇ドイツ編が鮮烈で、もっと読んでいたかった。〇ストーリーの所々に落ちている欠片が、最後の章でぴたりとはまっていく。 〇2022年の未来に立っているのが不思議な感じ。
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西暦1627年、ドイツ。魔女狩りの足音が忍び寄るレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会う。西暦2022年、シンガポール。大人になれない3Dアーティストの青年ディッキーの前に、絶滅したはずの“17歳の少女”というクリーチャーが現れる。そして、西暦2007年4月...
西暦1627年、ドイツ。魔女狩りの足音が忍び寄るレンスの町で、10歳の少女マリーは“アンチ・キリスト”に出会う。西暦2022年、シンガポール。大人になれない3Dアーティストの青年ディッキーの前に、絶滅したはずの“17歳の少女”というクリーチャーが現れる。そして、西暦2007年4月の日本。火山灰が舞い散り、桜が咲き狂う鹿児島で、あたしは―ひとりの少女と世界とのつながりを描く初期傑作、解説を加え新装版で登場。
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1627年のドイツ 2022年のシンガポール そして2007年の日本、鹿児島 空から突然現れるセーラー服の女子高生は いったい何者なのか。 時空を超えた存在? 最初の2編では、はっきりしなかった世界観が ラストの話ですべて繋がり せつないけれど、なぜかほっとする終焉へ。 ...
1627年のドイツ 2022年のシンガポール そして2007年の日本、鹿児島 空から突然現れるセーラー服の女子高生は いったい何者なのか。 時空を超えた存在? 最初の2編では、はっきりしなかった世界観が ラストの話ですべて繋がり せつないけれど、なぜかほっとする終焉へ。 不思議で哀しいお話
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桜庭一樹のテーマともいうべき「少女」を伏流に、中世未来現代を繋ぐ時空と仮想世界のSF。世界の終わりとハードボイルドワンダーランド的な大作に追加改版して欲しい。上中下三巻で。
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一貫してよくわからない世界観だけど、ページをめくる手は止まらず一気読み。桜庭一樹らしい少女小説にSFの要素がプラスされてなかなかよい。ただし最後まで謎は解けないモヤモヤ系。
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2005年に出版された桜庭一樹の作品です。中世ヨーロッパ、近未来のアジア、そして現在の日本、3つの時代の話が一つの作品を形作っています。ファンタジー、SF、そして少女小説、それぞれの話は単独でとても面白いです。桜庭一樹作品が好きなら、この3つの中に好きな部分を見つけるのは簡単です...
2005年に出版された桜庭一樹の作品です。中世ヨーロッパ、近未来のアジア、そして現在の日本、3つの時代の話が一つの作品を形作っています。ファンタジー、SF、そして少女小説、それぞれの話は単独でとても面白いです。桜庭一樹作品が好きなら、この3つの中に好きな部分を見つけるのは簡単です。しかし、これらを一つの話とするときに無理矢理リンクさせてしまったのか、残念ながら3つとも中途半端な感じが否めません。一応、話の流れは理解できますが。もっと分量を多くするか、それぞれを独立した話として読んでみたいですね。
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なぁんにも始まってもいなくて、解決もしてなくて、そんなお話。繋がっちゃって、繋がりたくて、未来であって過去であって、現在であって。
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