ブルースカイシンソウバン の商品レビュー
SFチック。 読みやすいし、何より桜庭さんの言葉が好き。少し謎が残る部分もあったけれど。 年齢的にはソラと同じ、私。 「少女」について少し、考えた。
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小説らしい小説。この放り出されるような感覚が心地良い。ポンと真空に。 そしてブルースカイは大槻香奈氏の描く少女と同じ空気を吸っていそうだ。
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桜庭一樹的な「時をかける少女」かもしれない。 若干の部分で腑に落ちないところが残ったものの、『繋がり」というテーマ性を充分に感じることができた。 断片的に語られる物語群がどこか足りないところを残しているのもまた、読む人の中で物語は繋がっていく、ということなのだろうか。
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SFなのかな。わりと読みやすかったです。 少女の出現に最初びっくりして(「あ、この本そういう話?」って感じで笑)、なんかそのまま展開に感情移入が追い付かないというか。 まあまあ面白かったです。
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初桜庭一樹。 子どもと大人の中継点という不安定な時期に、誰もがぶつかる岐路、隘路。 そんな岐路、隘路を前にして必死に、反抗的に佇むことしかできない少女の姿が、出会う人ひとりひとりの心を揺さぶるという逆説。 想いを言葉にできない(しない)思春期の少女から、言葉を十全に使えなくても「...
初桜庭一樹。 子どもと大人の中継点という不安定な時期に、誰もがぶつかる岐路、隘路。 そんな岐路、隘路を前にして必死に、反抗的に佇むことしかできない少女の姿が、出会う人ひとりひとりの心を揺さぶるという逆説。 想いを言葉にできない(しない)思春期の少女から、言葉を十全に使えなくても「つながる」ことができることを学ぶ。 器量のよさを理由に彼氏と付き合っている少女から、外見の奥に隠れている内面を見つめることを学ぶ。 あおいそらに浮かぶ、あおいそら。
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