マイ・ブルー・ヘブン の商品レビュー
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「東京バンドワゴン」シリーズ4巻目は番外編。 とはいうものの3巻目の「スタンド・バイ・ミー」の一話の前日譚といった趣もあり。今までの三巻とはまた違った味わいで楽しめました。
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感動はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201104/article_13.html
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再読。 2011.5.19
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購入した本。 東京バンドワゴンの番外編。 いいなぁ、堀田家。 サチさんって、娘の頃からあぁだったのね。嫁に来るべくして・・・なんだなぁ。 堀田家の一員になりたいなぁ。
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やっぱり、小路さんの本を読むと元気が出る。この東京バンドワゴンのシリーズは特にそう。 今回は、本シリーズの語り部ーすでに亡くなっていながら暖かく堀田家を見守り続けているーサチさんが、堀田家に加わったときのエピソード。 というわけで、いつものキャラの中でも、紺以降の世代は出てこない。 でも、サチさんや勘一、勘一の両親である草平さん、美稲さんほか、魅力あるキャラが集い、現代と変わらぬ(!?)楽しい堀田家の姿を見せてくれている。 昔っからこうやったんや、堀田家。ほんま、ええ家族やなぁ、である。 そして、そんな家族に今回降りかかる事件は、戦後の混乱の収まっていない日本を再び揺るがしかねないある秘密文書と来るのだから、ドキドキ感もシリーズ中最高と言っていいと思う。 誰にでもおすすめ。 「だまされたと思って、いや、絶対だまされへんから読んでみて!」
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東京バンドワゴンの番外編『マイ・ブルー・ヘブン』 東京バンドワゴンと言えば、堀田家の大おばあちゃんサチさん の語り口が特徴だけど、今回は、サチさんが堀田家に来る きっかけが語られている。 堀田家に集まる面々もキワモノが多いのだが(笑)、 不思議とそれが自然に受け入れてしまうところが堀田家らしい。 作中で、ジャズバンドを組むことになり、練習場で演奏される マイ・ブルー・ヘブンがとても印象的。 せまいながらも楽しい我が家 愛の灯影のさすところ 恋しい家こそ私の青空 この歌詞にすべてが語られているような気がする。 今回は番外篇ということだったが、堀田家の歴史が垣間見れて 楽しい作品だった。 本編の続編が待たれる。 そういえば、この歌どこかで聴いたことがあると思ったら、 カクスコの劇中で中村さんが歌ってような気がする。 どの作品だったっけ?
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ご存知「東京バンドワゴン」シリーズの番外編。 上にもあるように、本編ではすでに幽霊となったサチさんが、若い娘として登場する終戦直後の東京バンドワゴンが舞台です。 例によって最後のページに「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマに」という献辞が書かれていま...
ご存知「東京バンドワゴン」シリーズの番外編。 上にもあるように、本編ではすでに幽霊となったサチさんが、若い娘として登場する終戦直後の東京バンドワゴンが舞台です。 例によって最後のページに「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマに」という献辞が書かれています。 ストーリーも登場人物も本当にテレビドラマに「ありがちな」パターンなのです。しかし何故かそれが小路さんにかかると、陳腐さに向かうことなく安心感につながるようです。細部のなせる技なのか。 番外編ゆえでしょうか、これまでの日常ミステリー的な枠を超えて、戦後混乱期の政治的暗躍という大きな題材を扱ったのは、ちょっとやり過ぎの感じもありますが、相変わらず「上質」なホームドラマです。
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ずっと天の声だったサチさん、実は華族出身の超お嬢様! 物語は、終戦後、そのお嬢様が訳わからないまま、父親から<箱>を持って逃げろと言われる場面から始まります。 そして、その<箱>を巡って、ハードボイルド的な(?)展開になっていきます。 堀田家の出自もなかなかなもので、あのがら...
ずっと天の声だったサチさん、実は華族出身の超お嬢様! 物語は、終戦後、そのお嬢様が訳わからないまま、父親から<箱>を持って逃げろと言われる場面から始まります。 そして、その<箱>を巡って、ハードボイルド的な(?)展開になっていきます。 堀田家の出自もなかなかなもので、あのがらっぱちな勘一は、なんとクイーンズイングリッシュを話しちゃう医学生。音楽だってバリバリ! お嬢様・咲智子を助ける件は、めっちゃかっこいいです。 なるほど、「LOVEだねぇ~」の我南人の父ちゃんだけあります。 堀田家が愛に溢れた家族の原点を感じます。
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あーもー好き! シリーズ増す毎に大好きになっていく! 小路さんの優しさがほんとに温かい。 今回は番外編ということで、 勘一とサチは勿論のこと、 本編で脇役だったみんながほんとにいい。 はぁ、心がほこほこしたなぁ、 色んな作家さんが世にはいれど、 何気ない幸せをこんなに真っ直ぐ...
あーもー好き! シリーズ増す毎に大好きになっていく! 小路さんの優しさがほんとに温かい。 今回は番外編ということで、 勘一とサチは勿論のこと、 本編で脇役だったみんながほんとにいい。 はぁ、心がほこほこしたなぁ、 色んな作家さんが世にはいれど、 何気ない幸せをこんなに真っ直ぐ、 そしてやわらかく書ける人はなかなか いないんじゃないかなあって思います。 次の文庫化楽しみ! ずっと続いてほしいなあー。
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