1,800円以上の注文で送料無料

ヴァレンタインズ の商品レビュー

3.5

31件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    8

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/03/14

1月〜12月。男女の物語。日常のささいなことがきっかけで、お互いの心が・・・。おもしろい短篇集です。

Posted byブクログ

2012/04/16

12組のカップルの話。元々に破たんの要素があって、確実に壊れていく様を淡々と、遠くから見ているような話。読み終わって、あまり後味いいもんじゃない、と思った。家で読むより、カフェや電車の中など、外の空間で読む方がふさわしい。

Posted byブクログ

2012/02/04

1月から12月まで、アイスランドの風土をもとに うつりゆく季節のなかで描かれる男女の12の物語。 む~ 最初の1月で、むむむ、これは?と不安になる その先も、なんともひどい男性ばかりな気がして・・・ 9月でやっと、救われる思いがしたのに、11月は最悪。 どこにでもありそうな、そ...

1月から12月まで、アイスランドの風土をもとに うつりゆく季節のなかで描かれる男女の12の物語。 む~ 最初の1月で、むむむ、これは?と不安になる その先も、なんともひどい男性ばかりな気がして・・・ 9月でやっと、救われる思いがしたのに、11月は最悪。 どこにでもありそうな、そんなに特別ではないかもしれない 家族や夫婦の生活の一部分なんだろうけど、それをのぞき見したような そんな居心地の悪さ感・・・

Posted byブクログ

2012/01/31

さまざまなヴァレンタインズ(恋人たち)の物語。 静かに抑えられた描写で語られるのは、どれも哀しみを感じる結末ばかり。 後悔や恨みや喪失や、やりきれない話ばかりだけど、 筆者と物語の距離感が絶妙なのか、生々しさは避けられている。 印象に残ったのはエッダの9月の物語。 最後ははっき...

さまざまなヴァレンタインズ(恋人たち)の物語。 静かに抑えられた描写で語られるのは、どれも哀しみを感じる結末ばかり。 後悔や恨みや喪失や、やりきれない話ばかりだけど、 筆者と物語の距離感が絶妙なのか、生々しさは避けられている。 印象に残ったのはエッダの9月の物語。 最後ははっきり書かれていないけれど、結果はどうなろうとも、 彼女は夫と向き合うことにしたんじゃないかな、と思えた微かな光を感じるラストだった。 短編なので、3月くらいまで読むとオチが分かるような気になりかけたけど、 いい意味で裏切られて12月まで一気に読むことができた。

Posted byブクログ

2012/01/23

外人の本は日本人の感覚と違うところが多々あって面白いが、どの短編も結末がはっきりしないのでどうなったのか、結果がよく分からない。

Posted byブクログ

2012/01/14

大人の男女の亀裂を、簡潔な文章でありながら鋭く切り込んだ短篇集。 1月から12月まで、季節感をまとった物語が紡がれる。 残念ながら自分は単純な人間なので、この手の小説は苦手なのでした。 書評を見て読んでみたけど、悪くはないけど…なんだよなあ。 おとなしく翻訳ミステリ読んでます。...

大人の男女の亀裂を、簡潔な文章でありながら鋭く切り込んだ短篇集。 1月から12月まで、季節感をまとった物語が紡がれる。 残念ながら自分は単純な人間なので、この手の小説は苦手なのでした。 書評を見て読んでみたけど、悪くはないけど…なんだよなあ。 おとなしく翻訳ミステリ読んでます。はい。

Posted byブクログ

2011/11/29

本のタイトルは「ヴァレンタインズ」。アイスランド人作家による、恋人たちや夫婦の物語。「一月」「二月」……「十二月」の12編から成る短編集。「四月(原題On the Lake)」は0.ヘンリー賞受賞。心洗われるような清らかな物語かと思いきや、ほとんどミステリーといいたくなるような心...

本のタイトルは「ヴァレンタインズ」。アイスランド人作家による、恋人たちや夫婦の物語。「一月」「二月」……「十二月」の12編から成る短編集。「四月(原題On the Lake)」は0.ヘンリー賞受賞。心洗われるような清らかな物語かと思いきや、ほとんどミステリーといいたくなるような心理サスペンスでした。ずるさや弱さゆえに抱え込んだ秘密が、ささいなきっかけで姿を現したときに起こる辛く苦い悲劇が描かれています。 作者はなかなかのストーリーテラーですが、文章は短文の連続で単調、文末は韻を踏むように、言った、した、だった、あった……のオンパレード。英語翻訳からの重訳だそうなので、原文か英訳か和訳のどこに問題があるのかわかりませんが、正直、もうちょっとなんとかしたほうがよかったのではないかという気はしました。 著者がソニー・インタラクティブ・エンタテインメントの初代社長、現在はタイム・ワーナーの上級副社長というのはちょっと驚きでした。

Posted byブクログ

2011/10/18

久しぶりにしっかりした本を読んだという感覚からか,★半分プラス。人と人との関係って,いろんなことがある。もちろん私もだ。 120ユーロで買う彼女の話(9月)がなぜかいちばんシンクロした。

Posted byブクログ

2011/09/28

グリーンランドだったか、アイスランドだったか、すっごく寒いところの作家が書いた短編集。なるほど、氷河のような怜悧な印象を受けるスリリングな作品。これは間違いなく面白いですよ。

Posted byブクログ

2014/05/09

12のカップルたちの静かなストーリー。 若くはない彼らが重ねてきた日々のひずみ、すれ違う気持ち、ためらい、チクリと感じる悔い。 1月の再会のストーリーが、なんとも切なく、1番好き。

Posted byブクログ