発達障害に気づかない大人たち 職場編 の商品レビュー
20年以上も不況が続くなか、発達障害に限らず、あらゆる面での障碍者、社会的弱者に対する職場におけるケアーは困難に思える。無知故の問題であるなら周知が解決策だがそれだけでは済まない。少なくとも著者が述べているよに欧米に比べて30年も40年も遅れているという状況は官が喫緊に対処すべき...
20年以上も不況が続くなか、発達障害に限らず、あらゆる面での障碍者、社会的弱者に対する職場におけるケアーは困難に思える。無知故の問題であるなら周知が解決策だがそれだけでは済まない。少なくとも著者が述べているよに欧米に比べて30年も40年も遅れているという状況は官が喫緊に対処すべきである。
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※このレビューにはネタバレを含みます
えーっと前のやつと続けて読んだせいもあってか。 あー……同じ事言ってんなー……って思ったのが、ちらほら。 まぁ、基本的なことは同じだから、他のこと言いようがないのはとってもよくわかるんだけれども。 でも、あれだ。 少し話が逸れるんですが。 前の本ね、あたしが読んだ後の感想と、その後に他の上司が読んだ感想とがまったく違ってて。 内心、とってもびっくりした。 上司は「すごく勉強になった」って言ってたんだけど。 あたしからしてみたら、知ってる事のおさらいって感じが抜けなかったんですが。 あれ……? いやまぁ、あれだよなー……きっとこれは当事者かそうじゃないかの違いなのかもしれんって、こっそり考えたりしてました。 つか多分、読み方の違いなんだろうな。 あたしはつい何でも自分に置き換えて「あーあるある」とか。 これはないなー……とか。 考えちゃうんだけど。 きっとそうじゃない読み方もあるんだよね。 「こういう人(発達障害の人)はどう考えてるんだろう……?」って。 それを思ったら、あたしの周りって何でもかんでも精神系の病気が身近すぎるのかも……?(苦笑) そして、あたしがそうであるってことに抵抗感なさ過ぎかなー……。 まぁ、ベースにあるのは、母がそういうことに興味があって、あたしも物心つく頃にはそういう知識をちょこちょこ入れられてたので、その知識を得る事に抵抗感がないってことなんだと思うけど。 つくづくあたしの育って家って変だ……つか、母が変なのか。 で、ちょっとだけ話が戻るんだが。 この人が書いてる事ってもっともだと思うし、確かにそういう一面もあるんだけど。 発達障害の人は「管理職にしない」って書いてあって。 果たして、それでいいのか……? って真剣に悩んでしまった。 多分きっと。 病気とかその程度によっていろいろだと思うんだけど。 あたしだったら「あなたは発達障害だから管理職にしません」って言われたらイヤだよなー……って思ってしまったんだが。 確かに、管理職の仕事が発達障害の人に向かないってのはあると思うので、本人がやる気もないのに、年功序列的に管理職にするのは間違ってると思うけど。 あたし自身、多分、今のいらいらって言いたい事あるのに我慢しないといけないし、一番しただから先輩たちの意見を立てないといけないってところから来るいらいらを抱えたりしているので。 それだったら、ヒラでいるよりも上に立った方が、言いやすい事もあるし。 もう一つあるのが、管理職だったらヒラではできない居残りができるんだよ。 うちの職場ってさ、一応そういうところはうるさいので、ぺーぺーが居残るのには安全管理の問題があるので(特に何も問題はないと思うけれど)、上司が一緒に残らないといけないんだ。 となると、人と同じペースで仕事ができないんだったら、人より仕事に時間をかけたい! って思うんだけど。 それが今のままでは思うようにできなくてフラストレーションで「いーっ!」ってなってる部分が多いから。 それだったら、早く上に行った方がいいのかなー……? って思う部分もなくもない……んだよねー。 でもそんな風に考えるってことはあたしは発達障害じゃない……? とか、いろいろ考えちゃって。 よくないなー……って思いました。 まぁ、多分これはあたしがもうちょっと自分をよく知った方がいいんだな……。ε=( ̄。 ̄;)フゥ
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昔、同じ職場の人がどうも周りを不幸にする仕事をしていて、もしかして・・・と思い、後学のためにちゃんと読むことにしました。「自分は発達障害?」と思っている人も、そうでないひとも、仕事をする上で自分や周囲の人がミスせず働きやすくするためには非常に参考になる本だと思います。
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<職場編>ということですが、特に全編は発達障害一般のことについて書かれていますので、職場以外のことに興味がある人にも適する内容になっています。 発達障害者が職場に適応するためにどのようなサポートが必要なのか、極めて丁寧に書かれていて、読み物というよりはハウツー本のような感じに...
<職場編>ということですが、特に全編は発達障害一般のことについて書かれていますので、職場以外のことに興味がある人にも適する内容になっています。 発達障害者が職場に適応するためにどのようなサポートが必要なのか、極めて丁寧に書かれていて、読み物というよりはハウツー本のような感じになっています。「言われたことはメモする」「自分だけの部屋を作る」とか、何だか当たり前のことを言われているような気がするけれども、実際の発達障害者のサポートに当たっては、本当に大事なことなんでしょう。 「職場を配置換えしてもらう」などは、日本の今の現状ではなかなか難しそうです。最後のところでも触れられていますが、DSMの改定によって、発達障害者により適応する診断基準や社会環境が整備されていってもらえればと思います。 当たり前のように読めることも、実はそれが出来ていないから問題を抱えている人たちが生きにくい。「当たり前」と言って切って捨ててしまうのではなく、まずは実践してみよう。おそらく、いわゆる健常者にもきっと生きやすい世の中が作られていくのではないかな、と思います。発達障害者の社会環境整備は、ユニバーサルデザインをたくさん産むのではないかと思います。 だまされたと思って、ぜひご一読。 「世の中、不景気ですから、親の仕事を継ぎたくても難しい場合も多い。特に伝統的な職人の世界は、本来であれば、人付き合いが苦手な発達障害者にはとっても向いていると思いますが、それで食べていくのはどんどん難しくなっているのが実情です」(p172)
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自分はどうかな?と思って読んでみた。社会性って難しい。とにかく、周囲を不快にしていることに気がつかない人にならないように注意しよ。
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第6章に挙げられている「日常生活でできる工夫」は誰しも実践すべきことだと思う。 あてはまる人が多すぎるのだけど(自分も含め)、全員が発達障害という訳ではないのでしょうね。ムツカシ。
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いいことも書いてあるけど、それを台無しにするくらい軽はずみな記述が多すぎると思う。「実際の姿はそれぞれ異なる」的なことを書いている一方でステレオタイプな印象を与えかねない内容がけっこう限定的に書かれていて(著者自身は決めつけているつもりは全くないと思うが)、よく知らない人が読んだ...
いいことも書いてあるけど、それを台無しにするくらい軽はずみな記述が多すぎると思う。「実際の姿はそれぞれ異なる」的なことを書いている一方でステレオタイプな印象を与えかねない内容がけっこう限定的に書かれていて(著者自身は決めつけているつもりは全くないと思うが)、よく知らない人が読んだら誤解を生じる可能性も大きいように感じる。また「ACの発達障害」とか「ニートやひきこもりになってしまう」などといった表現が頻繁に出て来るのもちょっとなあ…という感じだ。著者はあくまで精神科医というポジションで本書を著しているのであり、これが素人の書いたものなら「ああADHD特有のオッチョコチョイだなあ」で済むかもしれないけど…シャレにならない。「職場で発達障害者を活かす」という一連のくだりも、こんなん読んだらますます一般の職場は発達障害者を敬遠するんじゃないかと危惧せざるを得ない。 繰り返すが、本書にはいいこともたくさん書いてあるのだ。のだが…。著者の芸風と言ってしまえばそれまでなのかもしれないが…やはり、当事者でもあり対人援助職に就いている人間でもある立場からは、看過できない記述が多いわけで。
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大半はADHDについて述べられてる感じ。うつやアル中など合併症について記述しまくってる、だがどれも表面的で深みがない。さらっと読む程度でいいと思う。
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「発達障害に気づかない大人たち」の職場編、ということで、発達障害を抱えながら働く人達の為の手引書的なまとめ本。 当然ながら、前著「発達障害に気づかない大人たち」とダブる内容も多い。言うなれば前作が入門編、今作が実践編、といったところだろうか。 発達障害者当人がどう振る舞えばいいか...
「発達障害に気づかない大人たち」の職場編、ということで、発達障害を抱えながら働く人達の為の手引書的なまとめ本。 当然ながら、前著「発達障害に気づかない大人たち」とダブる内容も多い。言うなれば前作が入門編、今作が実践編、といったところだろうか。 発達障害者当人がどう振る舞えばいいかのコツが書いてあるのは勿論のこと、逆に発達障害者の“困ったチャン”“困ったサン”が上司・同僚・あるいは部下として自分と同じ職場にいた場合、彼等に対しどう接するべきかというところにも触れている。 まあ理解するのもしてもらうのも、そんなに簡単なことではないけれど…、頭の片隅に入ってるだけでもずいぶん違うと思う。
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前書が気付き編なら、こちらは対応編。 病気として考えるとアレですが、そういう属性を軽く持っている人に対してうまく付き合う/属性持ちの人は逆にどこに気をつければ良いか分かるのではと。 とりあえず私は上司になると不幸なタイプなんだなと(汗。 レッテル貼りに使われると多分誰も幸せに...
前書が気付き編なら、こちらは対応編。 病気として考えるとアレですが、そういう属性を軽く持っている人に対してうまく付き合う/属性持ちの人は逆にどこに気をつければ良いか分かるのではと。 とりあえず私は上司になると不幸なタイプなんだなと(汗。 レッテル貼りに使われると多分誰も幸せにならないですので、そうはなりませんようにと。
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