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プリンセス・トヨトミ の商品レビュー

3.5

1015件のお客様レビュー

  1. 5つ

    139

  2. 4つ

    307

  3. 3つ

    376

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2026/04/22

以前北海道出身の作家さんが書いた北海道が舞台の小説を読んだ時、文面から伝わる冬の厳しさや、その厳しさを前提に生きている人々の描写がすごく印象的だった。 作者の出身地は小説の雰囲気にどんな影響を与えるのか気になって、まず手始めに大阪出身の万城目学、舞台も大阪のこの小説を選んだ。 ...

以前北海道出身の作家さんが書いた北海道が舞台の小説を読んだ時、文面から伝わる冬の厳しさや、その厳しさを前提に生きている人々の描写がすごく印象的だった。 作者の出身地は小説の雰囲気にどんな影響を与えるのか気になって、まず手始めに大阪出身の万城目学、舞台も大阪のこの小説を選んだ。 情に熱くパワフルなおばちゃん・おっちゃん達の姿からなにわを感じ、東京から来た検査官達の雰囲気にはよそ者感を感じ。そしてソースの香りを存分に楽しめた。 巻末のエッセイまで含めて大阪の魅力がたくさん詰まってて良かった。大阪の近代建築巡りしてみたい。

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2026/04/08

大阪都構想ももしかして… 歴史のifと、作者のユーモア、大阪のノリ(関西の人ごめんなさい、イメージです。)があれば、知らないだけでなくはないお話なのかも。

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2026/03/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

会計検査院の松平、ゲーンズブール、鳥居は、検査のため大阪を訪れる。検査は順調に進むも、社団法人OJOは担当者不在で検査できず、後日松平のみが訪れる。そこで松平を迎えたのは、大阪城の地下に作られた豪華な巨大空間と、大阪国総理大臣を名乗る人物だったーーー。 映画を観たことがあったのでなんとなくストーリーは分かっていたが、地名や道など、細かい描写が多く盛り込まれ、読み応えがあった。作者の地元が大阪だということもあるだろうが、なかなかの下調べがあったと思う。出てくるキャラクターもそれぞれ魅力的で、飽きなかった。ありえない設定ながら、もしかしたら、と思わされるほどの作りこみで、とても楽しめた。

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2026/03/14

(2022/11/1読了) 「とっぴんぱらりの風太郎」の間接的な続編に当たるというので、読んでみた。 ちょうど映画化されるという話題が出ているけど、それとは関係ない。なんで映画化するかなあ。 余りにも突拍子もない設定で、さすがに無理筋では。。と思いながら読む。 が、クライ...

(2022/11/1読了) 「とっぴんぱらりの風太郎」の間接的な続編に当たるというので、読んでみた。 ちょうど映画化されるという話題が出ているけど、それとは関係ない。なんで映画化するかなあ。 余りにも突拍子もない設定で、さすがに無理筋では。。と思いながら読む。 が、クライマックスに到り、思いもよらなかった普遍的なテーマが立ち上がって痛快であった。 大阪の地理案内も含め、しかしまあ饒舌。作中にもそういうくだりがあるが、それが(作者も青年期までを過ごしたという)大阪のソウルなのだろう。

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2026/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白いんだけど情報量多すぎて理解できなかった部分も多かったかも…、説明が長いところは目が滑ってしまったな〜。 父と息子のトンネル内の2時間で交わされる約束、男どもがアホなことしてるわ〜まぁ放っておこ、と放置いや見守ってくれている母娘たち。男と女の暗黙の了解で200万人(いや女性も知ってるから結局は大阪府民全員なのか?)で構成された大阪国とかいう日本の中で実は独立した国。とんでもない設定やけど、大阪城の地下に大理石でできた議事堂が本当にあったら面白いなと想像が膨らんだ。主人公の大輔がずっと意思を貫いてセーラー服を身に纏って茶子を守っていたのがよかった〜、二人の関係性も素敵!蜂須賀は反省しろ。

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2026/03/03

豊臣秀吉の末裔を守るという目的だけで成り立っている大阪国。 その運営に多額の税金が使われていて、税金の使い道を調べる会計検査院が大阪国の検査に挑む話。 色々と規模は大きいが、熱い思いだけそこまでやらないだろう、という印象。 また、大阪の土地勘がないことと、歴史の授業が苦手だった...

豊臣秀吉の末裔を守るという目的だけで成り立っている大阪国。 その運営に多額の税金が使われていて、税金の使い道を調べる会計検査院が大阪国の検査に挑む話。 色々と規模は大きいが、熱い思いだけそこまでやらないだろう、という印象。 また、大阪の土地勘がないことと、歴史の授業が苦手だったのも相まって、ところどころ感情が入り込めなかった。

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2026/01/31

やはり万城目さんの作品はクセが強い! ハマる人にはガッツリハマるのでしょう。 他の作品で自分には中々ハマらず、チャレンジ精神で読みましたが、やっぱりハマりませんでした…。 大阪を斬新な設定にしていますが、内容がぶっ飛びすぎてて、最後まで追いつけませんでした。

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2025/12/01

良作。結末も納得感があり良かったです。 会計士はとっかかりくいかなと思ったけれど、キャラクターが個性的で読みやすかった。 空堀商店街を写真で見た。確かに坂でした。ここを登下校するのは大変だなと思ったり。

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2025/10/25

楽しめました。 堅苦しい話かと思いきや エンタメ要素や人情話もあり 作家さんの地元愛を感じる作品です。

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2025/10/06

『プリンセス・トヨトミ』― 大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作! 物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。 読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。 ------------ 1. 購読動機 SNSで話題沸騰!「...

『プリンセス・トヨトミ』― 大阪の隠された“想い”が涙を誘う、最高傑作! 物語に隠された大阪の人と街の熱い想いと壮大な秘密に、ぐっと胸を掴まれてしまいました。 読後には、きっと大阪の街が違って見えるはずです。 ------------ 1. 購読動機 SNSで話題沸騰!「読書の秋」におすすめされた傑作⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 最近、X(旧Twitter)などのSNSの読書界隈で「とにかく読んで!」と熱烈におすすめされていたのが、この『プリンセス・トヨトミ』。 * 読書好きなら誰もが知る、あの作家さんの作品であること。 * 「泣ける」「そうなるの?!」という感想が多かったこと。 「読書の秋」に何か心に残る一冊を、と思っていた私にはドンピシャ! 普段、ミステリーや歴史ものが好きな人にも響く、という口コミも後押しし、すぐに手に取りました。 ------------ 2. 登場人物:クセ者揃いの「会計検査院」が大阪へ! 物語のキーとなるのは、国家の税金が正しく使われているかをチェックする会計検査院のメンバーたちです。 彼らは、国から独立した組織として、巨額の税金を監査する国家最強の“地味”な公務員と言えるかもしれません。 ●監査チームのメンバー * 会計検査院の3名: 冷静沈着でエリート然としたメンバーたち。 彼らが大阪に乗り込み、一つ曰く付きの案件を監査することになります。 ●大阪の中学生2名 一見、物語とは関係なさそうな彼らですが、この少年少女が持つ視点や行動が、物語の真実に深く関わってきます。 彼らが追うのは、35年前に監査され、記録がほとんど残っていない組織。 なぜ、そんなに情報がないのか? この時点ですでに、並々ならぬ「何か」の存在を予感させます。 ------------ 3. 遡ること35年前 リーダーの“消えない記憶” 会計検査院のリーダーは、35年前、彼が大阪で暮らしていた幼少期に、ある異常な光景を目撃していました。 ●大阪城が、血のような「赤」に染まる光景。 この鮮烈な記憶は、彼の心から消えることがなく、それが真実だったのか、それとも妄想だったのか、ずっと判断できないままでした。 この過去の記憶と、現在の監査がどう繋がるのか? ここから、物語は一気にサスペンスの様相を呈してきます。 ------------ 4. 監査:大阪城の地下に広がる「秘密の空間」の正体 曰く付きの案件の監査当日、会計検査院のリーダーは、担当者からたった一人で対応を受けることになります。 そして、そこで彼の目の前に現れたのは、信じられない光景でした。 なんと、大阪城の地下に広がる巨大な空間。 そして、その地下空間の維持・運営に、巨額の税金が使われていた事実を知ります。 その使途と、地下に隠されたものが、すべて繋がった時、読者は「え? まさか!」という驚きと、深い感動を覚えるでしょう。 ------------ 5. 読みどころ: 大阪人の400年の「想い」に涙が止まらない、、、 この物語の最大のテーマ、そして最高の読みどころは、「大阪」という街の歴史と、そこに住まう人々の“想い”です。 ▲豊臣・徳川の因縁▲ 大阪は、豊臣秀吉が築き、彼の死後、徳川家康によって完全に崩壊させられたという悲しい歴史を持っています。 それから400年。 大阪、そしてそこに住まう人々は、豊臣への想い、徳川への想い、そして故郷への誇りを、どのように受け継いできたのでしょうか? この物語は、まさにこの『400年の想い』起点として、一気に現代の物語として紡がれます。

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