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プリンセス・トヨトミ の商品レビュー

3.5

976件のお客様レビュー

  1. 5つ

    137

  2. 4つ

    289

  3. 3つ

    361

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2024/05/14

大阪愛に満ち溢れた作者の壮大なホラ話。 大阪の情景も思い出しながらなので分量あるものの意外とすんなり読了。 最後の対決部分は何となく煮えきらず…

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2024/04/03

もちろん話はおもしろいし、こんなワールドを書けるなんてすごいなあと思うのだけど、最後の方はひっぱってひっぱって、、の割に解決の仕方がいまいち印象に残らない感じでした。 歴史好きだったらいろんな言葉がもっと頭に入ってくるのかなー。

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2024/03/28

まず設定が面白い!これが現実だったら…と考えるだけで数時間は楽しめる。飽きずに最後まで一気に読み切った!結末も良かった。読後が良い。

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2024/03/12

一言で言えば、奇想天外。 序盤はその状況把握に時間がかかる。 いやーぶっ飛んでます。でもそれでいいんです。 作中、大阪の地名はそのままなので、全部本当の話に思えてきて「大阪国って本当にあったのか?」とググる始末...。おいおい(*´-`) 作者の大きな大阪への愛、感じましたよ...

一言で言えば、奇想天外。 序盤はその状況把握に時間がかかる。 いやーぶっ飛んでます。でもそれでいいんです。 作中、大阪の地名はそのままなので、全部本当の話に思えてきて「大阪国って本当にあったのか?」とググる始末...。おいおい(*´-`) 作者の大きな大阪への愛、感じましたよ。 大阪人への愛も。親子愛も。これからの時代の変化に対する考え方も。 万城目さんの後書きエッセイも、とても面白かったです。 「鹿男...」に出てくる南場先生もちらっと出てきて、嬉しくなりました。熱い男ですからね。やっぱりここで登場しないとね。

Posted byブクログ

2024/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読です。この本は、万城目学さんの作品が割と好きで、結構色々と読んできた中でも、私が好きな本で、一度読んだ後、いつか再読しようと、本棚に収めることにした数少ない本のひとつなのです。(本棚行きの本が少ないのはスペースの問題です。)その「いつか再読しよう」がやっと来たのです!近くの図書館が少し長めに休館したためなのですが、たまには本棚から物色するというのも楽しいものですね。それで、前回いつ読んだのか調べてみてビックリです。私は読書記録を2011年1月後半からつけていたようなのですが、記録にない!つまり、もう10年以上も前に、おそらくこの本が発行された2009年にすぐに読んで、気に入って、「いつか再読しよう」と10年以上も思い続けていたということです。いや~、10年って結構長いです。頭の片隅で思い続けていることは叶うもんですね(そんな大したことじゃない)。 再読の感想。やっぱり面白い。 奇想天外な万城目ワールド。そして荒唐無稽。いいじゃないですか、万城目ワールドだもの。小説だもの。そして何より面白いんだもの。 5月31日木曜日午後4時。大阪全停止。(ないやろ~。) 大阪国の約2百万人(しかも男性のみ)が大阪城に集結。(んな、アホな~。) 豊臣家の末裔を守るために脈々と続く父から息子へ語られる伝統。(無理があるやろ~。) 副長とはいえ、会計検査院の調査官である松平に総理からじきじきに電話。(え?そんなこと、普通なん?) と若干冷めた目で読んでしまう自分が悲しかったのですが、それでも楽しかったです。 会計検査院の調査官3名に、茶子、大輔。みんなキャラが濃すぎて面白い。 でも、ふと気づくと、どうやら私、映画も観ていたらしく、記憶の中で映画版の方で上書きされているようで、「あれ、あのシーンないな」と思うことが何度かありました。映画版ではミラクル鳥居が女性になり、綾瀬はるかが配役されている時点で「う~ん・・・」と思ってしまいますが、もはや映画版の記憶もあやふやなので、そこは放っておこう。(堤真一はいいですね。) 関西には避けられてるんじゃないかと思うほど縁のない私ですが、久々に大阪に行きたくなりました。空堀商店街が実在すると知って俄然行きたくなりました。こんなにぶっ飛んだお話なのに、地理的にはかなり現実に即して書かれているというギャップもまた良いです。 全然根拠のないことですが、大阪の人ってパワーと人情がある気がして、そんな気がしてくるとますます、この奇妙奇天烈なお話は大阪城や豊臣家という前提がなかったとしても、大阪を舞台とするほかない、大阪じゃないと成り立たないような気もしました。 そして、「とっぴんぱらりんの風太郎」のラストがここにつながってくると知って、こちらも再読したくなってきました。風太郎も私の本棚に鎮座しております! 私にとっては大変楽しい再読でしたが、ダメな人はダメなタイプの小説かなとも思います。 万城目ワールドに浸れる人がひとりでも増えると個人的には嬉しいです。

Posted byブクログ

2024/02/07

映画を観たついでに読み返してやっと読了。 いつ読んでも何となく好きなんよね、これ。 映画は何か不気味に描かれてるけど、もっと大阪っぽいというか、アホらしい真剣さが描かれてるのがすごく好き。

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2024/01/26

あっという間に読み切ってしまった 人間の想像力で天地がひっくり返るような、こんなにも凄まじい物語は作れてしまうのかと。この感動と興奮と驚きは、あの大阪城を目の当たりにした主人公たちに匹敵するかもしれない ぜひ大阪で再読したい。なお今回は徳川園という庭園で読みました、ごめんなさい

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2024/01/03

二回目読了。 一回目から今回読む間、私は父親を亡くしている。 なので終盤での展開は目頭が熱くなるのも致し方なし。 とっぴんぱらりの風太郎の、悠久の時を越えた後日談としての位置付けであるが、矛盾点もいくつかありうっすらと楽しめる程度。

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2023/12/29

なんじゃこりゃ? 大阪のオッチャンたちが、こんな秘密を誰にも話さんって、そんなわけない(笑)。 舞台を大阪にするより、白虎隊の会津藩などにした方がリアリティは増しそうに感じる。 会計監査員と豊臣家の末裔という、関係性のないモノ同士を結びつけるのは設定としてはおもろいが…。 あと、...

なんじゃこりゃ? 大阪のオッチャンたちが、こんな秘密を誰にも話さんって、そんなわけない(笑)。 舞台を大阪にするより、白虎隊の会津藩などにした方がリアリティは増しそうに感じる。 会計監査員と豊臣家の末裔という、関係性のないモノ同士を結びつけるのは設定としてはおもろいが…。 あと、旭が最初から全てをお見通しているというのもストーリー的に納得でけんかったなあ。

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2023/11/28

読み漁りはこれで一旦終了。 大阪弁が苦手で万城目作品でもこちらはあまり興味なかったが、読後変わった。 確かに大阪には独立した、東京に媚びない何かを感じる。 建築気になる!ので建築デラックスもポチろう。

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