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竜の学校は山の上 九井諒子作品集 の商品レビュー

4.3

121件のお客様レビュー

  1. 5つ

    45

  2. 4つ

    47

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

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2013/08/07

久々に面白い短編集でした。タイトルになっている短編より、ケンタウロスの短編の方が、奥が深く考えさせられる内容でありながらくすりと笑ってしまうバランスが良かったです。

Posted byブクログ

2013/08/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。 「竜の学校は山の上」 は竜学部のサークルの話。 竜の卵や 肉を食べるっていうシーンが なんか衝撃的。 好きなセリフは 「世の中には ふたつのものしかない 役に立つものと これから役に立つかもしれないものだ」 「役に立たないと諦めたら 捨ててしまうのとなにも変わらない。」 おぉ。部長 いいこと言う〜。 「大紺山の嫁探し」が好きだな。 最後の村長さんの心境が なんだか切ないけれど。 馬人と猿人(人間)の話も おもしろかったな。 あんな風に服を着るんだな。 そして 足が早いな。 トナカイの着ぐるみは無理があるな。。 あとがきは 金食い虫くんが 一円玉をボリボリ食べているシーン。 金食い虫って。 金食い虫って。 コインをそのまま食べるって 発想 今までなかったな。

Posted byブクログ

2013/06/10

九井 諒子の初単行本。読みきり集です。 前半は主に勇者が魔王を倒した後の少し哀しい後日談。 後半は竜やケンタウロスなどが溶け込んだ日常のファンタジー。 前半と後半で作風の毛色や絵のタッチが少し変わります。 全体的に時代背景や設定が飲み込みやすい作風で読みやすいと思います。 個...

九井 諒子の初単行本。読みきり集です。 前半は主に勇者が魔王を倒した後の少し哀しい後日談。 後半は竜やケンタウロスなどが溶け込んだ日常のファンタジー。 前半と後半で作風の毛色や絵のタッチが少し変わります。 全体的に時代背景や設定が飲み込みやすい作風で読みやすいと思います。 個人的に『ー魔王ー』と『現代神話』がお気に入りです。

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2013/06/08

恐るべし短編の鬼才。 緻密で幅のある画は見ているだけで楽しい。 それだけではない。 淡々と、それでいて深みのある物語がその独特な世界へと誘う。 全くジャンルは違うものの、どこかこのページの空白感、そこだけストンと抜け落ちた別世界のような感覚が、大友克洋のそれを彷彿とさせたのはなぜ...

恐るべし短編の鬼才。 緻密で幅のある画は見ているだけで楽しい。 それだけではない。 淡々と、それでいて深みのある物語がその独特な世界へと誘う。 全くジャンルは違うものの、どこかこのページの空白感、そこだけストンと抜け落ちた別世界のような感覚が、大友克洋のそれを彷彿とさせたのはなぜだろうか。

Posted byブクログ

2013/05/25

この物語はすべて、世界のどこかで起こっているかのようなお話。に、書き上げられている。 とんでもない設定なのに淡々と、自然に描かれているお陰だと思う。読み手がその世界に違和感を感じないように出来ていて、それがすごく良い。 馬人と猿人の話が特に好きです。

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2013/05/22

ファンタジーな短編集。 勇者は孤独な里帰り、 女子中学生の天使は進学に悩み、 ケンタウロスは馬車馬のように働く、 今日も大学の上空には竜が飛ぶ―… あたりまえのように、そこにある非日常。 現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」。 危うさが残るところがこの...

ファンタジーな短編集。 勇者は孤独な里帰り、 女子中学生の天使は進学に悩み、 ケンタウロスは馬車馬のように働く、 今日も大学の上空には竜が飛ぶ―… あたりまえのように、そこにある非日常。 現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」。 危うさが残るところがこの人の魅力かもしれない。。。

Posted byブクログ

2013/05/10

大体の作品がファンタジーで短編。雰囲気的にはおとなしい感じだったり、いい話だったり。短いのに中々深い話だと思う。馬人の話なども面白かったし、それぞれの立場があって考えさせされる。亜人(デミヒューマン)が現代に居たらこう言う感じなのかなと思ったりした。またこんな内容なら読んでみたい...

大体の作品がファンタジーで短編。雰囲気的にはおとなしい感じだったり、いい話だったり。短いのに中々深い話だと思う。馬人の話なども面白かったし、それぞれの立場があって考えさせされる。亜人(デミヒューマン)が現代に居たらこう言う感じなのかなと思ったりした。またこんな内容なら読んでみたいと思った。

Posted byブクログ

2013/04/22

SFやファンタジー、お伽噺風の短編集。 神様の嫁取り「代紺山の嫁探し」とケンタウロスが共存する「現代神話」が好き。

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2013/04/21

ケンタウロス(馬人)が猿人と生活する現代を描いた「現代神話」 神様を村に嫁入りさせようとする村が舞台の「代紺山の嫁探し」 天使の羽のはえた同級生が登場する「進学天使」 が特にお気に入り。 特に現代神話はクスっとくる4コマ形式とちょっとシリアスなストーリーが交互にでてきて斬新。

Posted byブクログ

2013/04/15

独特の世界観に引き込まれる。 日本昔話のようなストーリーがあったかと思えば、日常の中にちょっと不思議な存在(羽のある人間やケンタウルス)がいるお話だったりと様々なショートショートを楽しめる。 個人的にはもっとがっつり長編も読んでみたい。 本作では『代紺山の嫁探し』が一番好きだった...

独特の世界観に引き込まれる。 日本昔話のようなストーリーがあったかと思えば、日常の中にちょっと不思議な存在(羽のある人間やケンタウルス)がいるお話だったりと様々なショートショートを楽しめる。 個人的にはもっとがっつり長編も読んでみたい。 本作では『代紺山の嫁探し』が一番好きだった。

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